海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
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イベント概要
・開催概要:約2~2.5kmをジョギングのペースで走りながらごみ拾いを実施
・日程:2023年9月30日(土)9時00分~11時00分
・開催場所:愛知県岡崎市乙川河川緑地
・参加人数:一般参加者55名
・参加費:無料
・協力団体:一般社団法人プロギングジャパン、株式会社アルペン、八千代エンジニヤリング株式会社
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プロギング(PlockaUpp拾う+Jogging走る=Plogging)で街を綺麗に!
海洋ごみの8割は陸から海に流出していると言われており、海から離れた地域のごみ拾いをすることも実は、海を守る活動に繋がります。今回は、街中で行うプロギングが海を守る活動に繋がることを知ってもらうことも目的の一つとして開催されました。当日は参加者58名にお集まりいただき、岡崎城周辺をあいちめしやゲストのカラフルダイヤモンドにちなみ、岡崎場周辺にてひつまぶしコース(2.2km)、えびふりゃーコース(2.5km)、あまキュンコース(2.0km)の3コース に分かれて実施しました。
さらに今回のプロギングでは、岡崎と札幌と中継を実施しました。
2会場で拾うごみの種類のお題を掲げ、ごみの種類をビンゴカードに見立て協力して埋めていく事を目標に実施しました。はじめに2会場で中継を繋ぎ、2会場の参加者同士で意気込み、会場の様子を共有して各会場プロギングを開始しました。
ごみを拾ったら「ナイス!」「ありがとう!」と声を掛け合う内に、自然に打ち解けていき、楽しい雰囲気で参加者同士の交流も深まっていました。また、この日は天候にも恵まれ参加者からは楽しいという感情が表情から溢れていました。
会場に戻ってきたタイミングで札幌会場と中継で繋ぎ、お互いの拾ったごみの種類をビンゴカードのお題に沿って、結果発表を行いました。2会場の参加者の頑張りもあり見事にビンゴを達成することが出来ました。離れた地域で同じ目標に向かって開催していつも以上に盛り上がるプロギングとなりました。
中継の最後にお互いの地域の理解を深める為に岡崎と札幌の名産物のお土産を交換を実施しました。
岡崎からは八丁味噌のどて煮いりの味噌おでん、札幌からは白い恋人を参加者に配布しました。
それぞれの地域の物が実際に手元に来るとより一体感が生まれ、受け取った参加者の皆様にも満足していただけました。
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プロギングスポットをシェアするアプリ『PLOGGINGMAP』
PLOGGING MAP では、プロギングを活用して環境美化に取り組み、ごみのホットスポットやごみ箱の設置場所をみんなで共有することができます。情報を共有して改善方法を考えながら、プロギングを楽しむアプリになっています。また、昨今課題となっている環境問題を地域のみなさんと科学の力で解決を目指す、「シチズンサイエンス」を推進。みなさんが暮らす土地の自然環境を健やかで持続可能なものにするため、社会連携の貴重な情報源とすることを目指しています。今回はスタッフがプロギングをしながらごみのスポットを登録して、かなりのデータを収集することが出来ました。
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川ごみの実態を把握、効果的な清掃活動を考える。
八千代エンジニヤリング株式会社と共同で、川ごみモニタリングを実施するためのカメラと水位計を伊賀川の坂谷橋に設置し、画像解析手法「RIAD(リアド)」(※)を用いて、川に流れるごみの輸送量を計測しています。清掃活動の前後の状況を把握することで、効果測定を行うために、データを蓄積し、地域の清掃活動の適切なタイミングについても検討しております。
※RIAD(River Image Analysis for Debris transport)とは、東京理科大学 二瓶教授・愛媛大学大学院 片岡准教授が開発した技術で、八千代エンジニヤリング株式会社が製品化致しました。RIADでは、自然系ごみ、人工系ごみの面積輸送量の時間変化を把握することが出来ます。※RIAD詳細はこちらをご覧ください。
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参加者からの声
・何度かプロギングに参加させてもらいましたが、今までで一番楽しかったです。
・岡崎は街がとてもきれいでごみがあまり落ちていなかった。
・岡崎城や乙川を眺めながら朝からごみを拾いながら歩けて気持ち良かったです。
<団体概要>
団体名称︓海と日本プロジェクトin愛知県
URL︓https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
活動内容 ︓愛知県を対象地域とした海と日本プロジェクトを推進する。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。