特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズのプレスリリース
入院中の子どもたちに寄り添うファシリティドッグ タイ
シャイン・オン!キッズは2010年から静岡県立こども病院へ常勤で働く犬、ファシリティドッグとハンドラーを派遣しています。ファシリティドッグは入院中の子どもたちに寄り添い活動するため、退院したお子さんと会う機会はありません。しかし、退院したお子さんやご家族から「ファシリティドッグにまた会いたい」という声が多く寄せられています。
昨年に引き続き2回目の開催となる今年は、なでしこリーグ静岡SSUボニータとのコラボレーションが実現。2023プレナスなでしこリーグ1部 最終戦をピクニックをしながら観戦します。また、参加する子どもたちが、エスコートキッズとして選手と一緒に入場します。
<概要>
日程:10月9日(祝)12時〜15時半ごろ 荒天中止
会場:なでしこリーグ最終戦 静岡SSUボニータ 対 スフィーダ世田谷FC
磐田スポーツ交流の里ゆめりあサッカー場(静岡県磐田市大久保892-36)
対象: 静岡県立こども病院を退院されたお子さんとご家族
主催: 認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ
協力: 静岡SSUボニータ
<スケジュール>
12:50 闘病を経験した子どもたちがエスコートキッズとなり、選手と一緒に入場
13:00 試合開始 (芝生エリアでピクニックをしながら観戦)
(ハーフタイム) グラウンドにてファシリティドッグ タイのデモンストレーション
15:00 タイ、選手、子どもたちと写真撮影
15:30 終了予定
*11時45分頃より会場にて、子どもたちがシャイン・オン!キッズのパンフレット配布、募金活動を行います。
静岡SSUボニータの選手たち
■ファシリティドッグとは
静岡県立こども病院で活躍するファシリティドッグ タイとハンドラーの谷口めぐみ
専門的なトレーニングを受け、医療チームの一員としてハンドラー(ペアを組む臨床経験のある看護師)と共に活動します。日本では静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、東京都立小児総合医療センター、国立成育医療研究センターの4病院に導入されています。
ファシリティドッグの大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々のニーズに合わせた活動を行うことです。痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援など、小児がんや重い病気の治療にも関わっています。いろいろな病院や施設を巡回訪問することはありません。ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。
静岡県立こども病院では2010年に国内で初めてファシリティドッグを導入。ベイリー、ヨギ、に続く3代目のタイが2021年より勤務しています。
■静岡SSUボニータ
2008年発足。2010年、日本女子サッカーリーグに参入。2022年10月よりJリーグジュビロ磐田とパートナーシップ契約。2022年なでしこリーグ2部初優勝。2023年シーズンより1部昇格。https://shizuoka-ssu.com/
■認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ
小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ プログラム(アート介在療法)、キャンプカレッジ(小児がん経験者のコミュニティ運営)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)、シャイン・オン!フレンズ(小児がん経験者のWEBコミュニティ)などを運営。2006年設立、2023年8月現在全国29の医療施設にて活動中。https://ja.sokids.org/
■昨年10月に行いました、シャイン・オン!ピクニック2022の様子はこちらからご覧いただけます。