『スポGOMI甲子園・岡山県大会』を開催 激闘を制したのは山陽学園高校の地歴部Dチーム!当日は参加者全42人で、55.27Kgのごみを集めました!

海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全14チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・岡山県大会』を9月23日(土)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

  • イベント概要

・日程:2023年9月23日(土)9時30分~12時00分

・開催場所:野田屋町公園(〒700-0815 岡山県岡山市北区野田屋町2丁目1)

・参加人数:1チーム3名×14チーム=42人

  • 優勝は山陽学園高等学校の地歴部Dチーム!拾ったごみの総量は圧巻の10.69kg!

 全14チームが参加した岡山県大会。昨年の優勝校である山陽学園高等学校から出場した地歴部Dチームが、今年もスピーディにごみを放り込んでいき、序盤から圧倒的なリードを奪いました。他のチームもオリジナルアイテムを駆使しながら必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。結果、地歴部Dチームは、ごみ総量10.69kg/1460.0ポイントを獲得し、準優勝の玉島阿賀埼チーム(玉島高等学校から出場)に374.5ポイント差をつけて優勝。11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。なお、オリジナルアイテム賞は、リュック型ごみ拾いバックで参戦したTEAM なでしこ(清心女子高等学校から出場)が受賞し、大会を盛り上げました。

  • 岡山県大会で集められたごみの総量は55.27kg

美しい島々が浮かぶ瀬戸内海に面した岡山県。ごみとは無縁と思われるここにもごみはありました。特に、岡山県は市街地を中心に用水路が張り巡らされているという地理的要因もあり、内陸で発生した生活ごみが用水路をつたわり川に流れ込み、そのごみが瀬戸内海に流出することで海洋ごみの発生に繋がっているという現実に直面しています。つまり、用水路や川に流れ込む前に、市街地などのごみを拾うことで海洋ごみの発生を事前に食い止めることが重要だといえます。今回のスポGOMI甲子園の会場となった野田屋町公園は、岡山駅から徒歩10分の場所に位置した公園であり、競技エリアも岡山駅前の繁華街が中心となりました。歩道や用水路沿いには、空き缶やたばこの吸い殻、壊れたビニール傘、食品トレイ等の生活ごみも多く散見され、参加者は競技に参加しながら街中に溢れたごみの多さに驚きつつも、ごみ拾いでそのようなごみを減らしていくことの大切さを改めて実感していたようでした。スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在だが、この参加者のようにスポGOMI甲子園への参加を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やすことで、海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと強く思いました。

  • 優勝チームコメント

開始してたった10分で沢山のごみを拾った。岡山はきれいな街だと思っていたが、自分の街がこんなに汚いと思うとびっくりした。放置されたごみが川や海に流れると、海洋汚染につながる。ポイ捨てをしないでほしいと思った。岡山県大会で優勝できて最高です。全国大会でも頑張りたいと思います。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

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