ラグビーW杯決勝戦の日、ニュージランドのスポーツ・余暇担当大臣が、LGBT情報発信施設「プライドハウス東京」を訪問。グラント・ロバートソン大臣が当事者として、LGBTとスポーツについて語る場の開催へ。

認定NPO法人グッド・エイジング・エールズのプレスリリース

Grant RobertsonGrant Robertson

任意団体「プライドハウス東京」コンソーシアム(事務局:認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ)は、2019年11月2日(土)13時から、ニュージランドのスポーツ・余暇担当大臣であるグラント・ロバートソン氏を、LGBTに関する期間限定の情報発信施設「プライドハウス東京2019」(東京都渋谷区神宮前6-31-21 subaCO内)にお招きします。

ロバートソン氏からは、施設内を見学いただく前に、LGBTQとスポーツに関する意識を啓発するためのスピーチをいただくとともに、メディアや一般参加者者からの質問に対して答えていただく予定です。

ロバートソン氏は、財務大臣および芸術・文化・文化遺産副大臣も兼任しています。同性のパートナーであるアルフ・カイワイ氏とは1998年にラグビーを通して知り合い、今では4人の孫を持つ家族を築き、2009年にアルフ氏とシビル・ユニオン制度(法的に承認されたパートナーシップ)によるパートナーシップを届け出ています。LGBTQに関する課題は、個人的にも、とても関心の高い分野です。
 
「プライドハウス東京2019」は、東京の繁華街である原宿・神宮前の交差点に位置する、日本で初めてのLGBTQとスポーツに関するホスピタリティ施設です。現在、30のNPO・個人、18の企業、15の駐日大使館がコンソーシアムを形成し、日本や世界におけるセクシュアル・マイノリティに関する課題についての意識啓発に向けて、コレクティブインパクトを起こすことを目指しています。

ラグビーW杯にあわせて開設した「プライドハウス東京2019」は11月4日にクローズしますが、来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にあわせて、同様の期間限定施設を都内にオープンする予定です。また、レガシーとして、日本で初めてのLGBTQセンターを創設することを目指しています。詳細にはついては、下記WEBサイトをご覧ください。

なお、日本には、LGBTであることで有罪となる法律は存在しませんが、LGBTに対する差別や偏見自体も同時に見えづらい社会です。さらに、保守的な文化、伝統的な家族観、同調圧力の強い環境のため、日本に暮らすLGBTQの方々はオープンに毎日の生活を送り、スポーツを楽しむのが非常に難しい状況です。

<イベント詳細情報>

●企画名:
「ニュージーラードのスポーツ・余暇担当大臣、財務大臣、芸術・文化・文化遺産副大臣である、グラント・ロバートソン氏による、『プライドハウス東京2019』訪問イベント」

●日時:
2019年11月2日(土)13:00〜13:45(受付開始 12:30〜)

●場所:
『プライドハウス東京2019』
東京都渋谷区神宮前6-31-21 subaCO内

●参加費:
無料(事前登録なし)

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