特定非営利活動法人日本乗馬普及協会のプレスリリース
「馬旅賞 引退競走馬杯」は、元競走馬のみが出場可能な馬術競技です。元競走馬のセカンドキャリア形成は社会的な課題となっており、その活躍の場所を増やしていく必要があると考えています。「馬旅賞 引退競走馬杯」は10月1日(日)に静岡県の御殿場市馬術スポーツセンターにて実施されます。なお、本競技は日本社会人団体馬術連盟主催のキャロットステークス内競技種目として実施されます。
JHA 日本乗馬普及協会(Japan Horse riding Association)は乗馬の更なる普及こそが競走馬として活躍できなかった名もなき引退競走馬たちの需要と活躍の場になると考え、馬と人が共に豊かに暮らせる持続可能な社会を目指します。更には乗馬普及により乗馬・競馬業界の担い手不足という社会課題の解決を目指しています。
そのようなことから、日本乗馬普及協会では日本社会人団体馬術連盟が主催する「キャロットステークス」内の競技種目として引退競走馬のみが出場できる「馬旅賞 引退競走馬杯」を開催します。本競技は昨年に続き第2回目となります。「馬旅賞 引退競走馬杯」は10月1日(日)に御殿場市馬術スポーツセンターにて開催します。
「馬旅賞 引退競走馬杯」では障害飛越の高さを80cmまでに抑えることで、多くの引退競走馬に出場の機会を提供いたします。引退競走馬たちにとって新しい挑戦の機会になれば幸いです。
なお、本競技は一般参加者向けのもので、プロ選手や指導者はオープン参加となります。競技ルールは、障害の高さが80cmまで、設定された基準タイムに近いものが上位となるルールです。スピードを競うタイムレースではないため、確実な走行をした人馬が入賞できる可能性がある競技です。
日本乗馬普及協会では今後も乗馬普及により「馬と人が共に豊かに暮らせる持続可能な社会」を目指してまいりますので、引き続き活動の応援を宜しくお願いいたします。