アンファー株式会社のプレスリリース
-
UUUMゴルフと共同研究を実施した背景
スカルプDをご愛用いただいているお客様は、趣味でゴルフを楽しんでいる方が多い傾向にあります。ゴルフは、プレー中に帽子を被るシーンが多く見受けられますが、帽子の着用は頭皮環境に影響を与えると考えています。帽子を着用すると、温度や湿度が高くなり、蒸れが生じて頭皮環境が悪くなる可能性が高まります。そこで今回は、帽子の着用と関連性の高いゴルフに着目をしてUUUMGOLFと、ゴルフプレー前後の頭皮環境について共同研究を行うことになりました。研究の様子はYouTubeのUUUMGOLF公式チャンネルで公開しております。
UUUM公式チャンネルhttps://www.youtube.com/watch?v=ae3f1SZxQN4
-
ゴルフプレーの前後でアクネ菌が約1.3倍に!?
共同研究では、ゴルフプレー時における頭皮の菌の増殖に関する調査を実施いたしました。ゴルフプレー前後の頭皮の菌を採取して比較したところ、肌環境が悪化すると増えるとされるアクネ菌が約1.3倍に増殖することが判明いたしました。つまり、帽子を被りプレーすることにより、頭皮が蒸れ、アクネ菌の増殖に繋がったと言えます。この頭皮状態が長時間維持されると、頭皮トラブルを引き起こし、抜け毛や薄毛に繋がる可能性が高まると考えられます。研究結果からプレー後は、頭皮の清潔感を整えることが大切だと言えます。
【研究に関する情報】
場所:浅見ゴルフ倶楽部
天候:晴れ
気温:最高27.0度(平均:20.2度)
n数:10
-
頭皮の専門家も研究結果に危惧
今回2時間半という短時間のプレーにも関わらず、頭皮の菌叢がこれほどダイナミックに変化したことは驚きです。また、網羅的に頭皮の菌叢を解析したところ、菌叢の多様性が低下していました。薄毛の方では菌叢の多様性が低いといった研究報告もあることから、菌叢の変化に伴い、頭皮環境の悪化を引き起こし、抜け毛へと繋がる可能性は十分に考えられます。今回たった2時間半という短時間でさえこれほどの菌叢変化がみられたことから、プレー後の洗髪などのケアは必要不可欠です。また、プレー中においては、帽子着用による頭皮の蒸れを軽減させることも重要です。通気性の良いメッシュタイプの帽子を選択し、こまめに脱帽をしてタオルで汗を拭うことをお勧めいたします。
-
頭皮環境を清潔に保つためのケアとは
頭皮環境を清潔に保つには、シャンプーでケアをすることが一般的です。しかし、スッキリ感を求めて頭皮の皮脂を取りすぎるのは禁物です。シャンプーは「頭皮の汚れはしっかり落とし、必要な皮脂を適度に残せる」商品を使用して、指の腹で優しくマッサージするように洗うことをおすすめいたします。
また、シャンプー以外のケアでは、育毛剤の使用も効果的です。頭皮の血行を促したり栄養を与えたりすることで、頭皮環境の改善が期待できます。頭皮の血行促進に有効な「酢酸-DL-α-トコフェロール」や、フケやかゆみを抑える効果が期待できる「グリチルリチン酸ジカリウム」が入った育毛剤がおすすめです。