一般財団法人 上月財団のプレスリリース
一般財団法人 上月財団は、2023年9月7日(木)、パレスホテル東京(丸の内)に於いて、2023年度「上月スポーツ選手支援事業」認定式・「上月スポーツ賞」表彰式を開催しました。
本財団は、1982 年に「日本の将来は教育にあり」という理念のもと発足、これからの社会を担う若者たちのためという当初からの篤い想いをもってスポーツ・教育・文化の振興と発展を目的に事業を推進し、2022年に設立40周年を迎えました。
今回で22回目となる「スポーツ選手支援事業」は、今後の活躍が期待されるスポーツ選手や指導者に対して競技能力の向上を図り、スポーツ活動に取り組める環境を整えるためのサポートをするものです。
これまで年間60万円の支援を行ってきましたが、ジュニアアスリートたちが活動資金の不安もなくトレーニングに励み、世界の大舞台に羽ばたいていくことを願って、本年度より、小学生・中学生は年額90万円、高校生・大学生は年額120万円に増額します。
2023年度「上月スポーツ選手支援事業」認定式では、水泳・体操・柔道・スキー・スケート・陸上・バレーボール・卓球・テニス・バドミントン・フェンシング・ゴルフ・スポーツクライミング・eスポーツの計14競技から選考委員会により選定されたジュニア選手を含む83名を支援対象者として認定しました。
はじめに東尾公彦専務理事(「スポーツ選手支援事業」選考委員長)のご挨拶があり、ご来賓のスポーツ庁 次長 茂里毅様、公益財団法人日本スポーツ協会 副会長 坂元要様よりご挨拶を賜りました。
次に、東尾専務理事からひとりひとりに認定書が授与され、支援対象者を代表して松島美空選手(卓球)より、誓いの言葉が述べられました。
続いて、2023年度「上月スポーツ賞」表彰式を開催しました。
ご来賓の公益財団法人日本オリンピック委員会 会長 山下泰裕様よりご祝辞を賜った後、本財団の「スポーツ選手支援事業」認定選手を対象に、世界選手権大会等で優秀な成績を収めた選手に表彰状とトロフィー、目録が授与されました。
受賞者は、国際大学スポーツ連盟の五十嵐久人理事をはじめ、日本女子体育大学のゼッターランド ヨーコ准教授、筑波大学体育系の山口香教授、コナミグループ株式会社の東尾公彦代表取締役社長で構成される選考委員会により選定されました。
受賞者を代表して、坂本花織選手(フィギュアスケート)よりご挨拶があり、応援してくださる方々へのお礼と本財団の支援に対する感謝の言葉がありました。
2023年度「上月スポーツ賞」受賞者一覧
<世界水泳選手権2023福岡大会>
板橋 美波(飛込)MIX 10mシンクロ高飛込 3位
乾 友紀子(アーティスティックスイミング)女子ソロテクニカルルーティン 1位・女子ソロフリールーティン 1位
瀬戸 大也(競泳)男子400m個人メドレー 3位
比嘉 もえ(アーティスティックスイミング)デュエットテクニカルルーティン 1位・デュエットフリールーティン 3位
本多 灯(競泳)男子200mバタフライ 3位
<第36回世界トランポリン競技選手権大会>
石川 和 男子個人 3位
<第51回世界体操競技選手権大会>
神本 雄也 男子団体 2位
<2022年タシケント世界選手権大会(柔道)>
太田 彪雅 男女混合団体戦 1位
堀川 恵 女子63kg級 1位
<2023年ドーハ世界選手権大会(柔道)>
斉藤 立 男女混合団体戦 1位
村尾 三四郎 男女混合団体戦 1位・男子90kg級 3位
<2023 FISノルディックスキー世界選手権大会>
葛西 春香(ノルディック複合)女子個人ノーマルヒル 3位
<2023 FISフリースタイル&スノーボード世界選手権大会>
三木 つばき(スノーボード・アルペン)女子パラレル大回転 1位
<ISU 世界フィギュアスケート選手権大会 2023>
坂本 花織 女子シングル 1位
<ISU 世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会 2023>
島田 麻央 女子シングル 1位
三浦 佳生 男子シングル 1位
<2023 ISU世界スピードスケート選手権大会>
髙木 美帆 女子1000m 3位・女子1500m 3位
<2022世界卓球選手権成都大会(団体戦)>
伊藤 美誠 女子団体 2位
戸上 隼輔 男子団体 3位
<2023世界卓球選手権ダーバン大会(個人戦)>
木原 美悠 女子ダブルス 3位
早田 ひな 女子シングルス 3位・混合ダブルス 2位
張本 智和 混合ダブルス 2位
<第28回世界バドミントン選手権大会>
奈良岡 功大 男子シングルス 2位
<フェンシング2023世界選手権大会>
東 晟良 女子フルーレ団体 3位
飯村 一輝 男子フルーレ団体 1位
上野 優佳 女子フルーレ団体 3位
<ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント2023>
中島 啓太 1位
<2023年 CAT Ladies>
蛭田 みな美 1位
<スポーツクライミング世界選手権2023>
森 秋彩 女子リード 1位・女子複合 3位
<オリンピックeスポーツシリーズ2023>
森 翔真 WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球 1位
その後の歓談では、山口理事、ゼッターランド理事の進行により、「上月スポーツ賞」を受賞した選手へのインタビューが行われました。
各競技を代表して、乾友紀子選手(アーティスティックスイミング)、神本雄也選手(体操競技)、斉藤立選手(柔道)、三木つばき選手(スノーボード)、坂本花織選手(フィギュアスケート)、東晟良選手(フェンシング)、森翔真選手(eスポーツ)が登壇し、インタビューに応えました。
続いて、「スポーツ選手支援事業」で認定されたジュニア選手たちが壇上に立ち、世界で活躍している「上月スポーツ賞」受賞者たちへ多くの質問が寄せられました。
また、この日は、過去に「上月スポーツ賞」を受賞された、水泳の寺川綾さん、宮下純一さん、山田沙知子さん、柔道の平岡拓晃さん、陸上の塚原直貴さんも出席され、未来のトップアスリートたちに向けて激励の言葉を贈りました。
本財団は今後も次世代を担うアスリートをサポートしていきます。
■スポーツ選手支援事業 事業概要
日本を代表し、将来が期待されるスポーツ選手・指導者に対して競技能力の向上を図り、スポーツ活動に打ち込める環境を整えるための支援を行います。
助成金額:小学生・中学生 年額90万円(月額7.5万円)/ 高校生・大学生 年額120万円(月額10万円)
助成期間:1年間
選考方法:本財団が設置する選考委員会により支援対象者を選定
■上月スポーツ賞 事業概要
本財団から支援を受けている選手・指導者を対象に、オリンピック競技大会・世界選手権大会等において、優秀な成績を収めた選手・指導者を表彰します。
選考方法 : 本財団が設置する選考委員会により受賞者を選定
■上月財団について
「日本の将来は教育にあり」という理念に基づいて、1982年にコナミグループ株式会社の創業者で代表取締役会長を務める上月景正によって設立された財団法人上月教育財団を母体とした組織です。トップアスリートの育成に取り組む「スポーツ関連事業」をはじめ、教育や文化に関する助成等、社会から求められている事業を推進。40年以上にわたるあゆみを通して、スポーツ・教育・文化の振興と発展やより良い社会の形成等、公益の増進を促す事業を展開しています。
一般財団法人 上月財団
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山1-2-7
代表者:理事長 上月景正
電話番号:03-5414-2811
ホームページ:https://www.kozuki-foundation.or.jp/
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