株式会社トーアスポーツマシーンのプレスリリース
身長160から200cmまでのサービスインパクト高さを実現。スピン・スライス・フラットなど回転量も自在にコントロールができ、様々な球種の練習が可能となっております。また、左利きのサービスにも対応しており、対戦相手に応じた練習パートナーを探す必要もなくなります。ボールを70球投入できるホッパー付きで自動配球が可能の為、指導者やパートナーの有無に関係なく、一人でサービス練習が可能です。本格的サービスマシーン初の商用量産化に成功いたしました。
※自社調べ。調査年月(2023年6月)。
本格的テニスサーブマシン初の商用量産化に成功
テニスの試合での第一サービスの確率は5から7割です。200km/hの速さでレシーブ練習する場合、指導者やパートナーが打ち続けるには、成功確率及び身体への負担や怪我の恐れを考えると、十分な練習量を確保することは難しい環境となっています。
誰でも簡単に、プロ並みのトレーニングができる環境づくりの為に、野球用ピッチングマシーンの製造で培った技術を集約し、亜細亜大学テニス部監督堀内昌一氏監修のもと、一人でも練習可能なサーブマシンの開発に成功いたしました。
製品の特徴
・3つのホイールから繰り出すボールは、錦織圭選手よりも速いサーブを出し続けることができ、それぞれの回転数を変更することにより、フラット・スピン・スライスなど球種や回転量など自由に調整でき、トップスライスなど横への変化も可能です。また、左利きサーブの再現も可能で、対戦相手を想定したイメージトレーニングも可能です。
・身長160~200cmの選手の打点を再現した高さからのサーブとなり、実践さながらの迫力があります。
・リモコン操作にて左右・上下のコントロール調整が可能です。
・一人で練習が可能で、コーチやパートナーが不要です。
監修者堀内昌一氏のコメント
『全てのテニスプレーヤーのレシーブ力向上のために』
サービスのレシーブほどやっかいなものはない!
先手のサーバーは打ち出すコース、速度、回転や配球を決めて全てに主導権を握ることが可能ですが、後手のレシーバーは多種多様な回転も斜めに変化をかけられた上に、ハイスピードで時間もなく、不規則なバウンドにも全て対応させられることになるのです。また静止状態から瞬時に反応しレシーブすることは、通常のストロークの連続的に動きながらのものとは180度別の技術として捉えなくてはなりません。さらにサーバーの戦術も含めて、それらも想定し判断し、レシーブさせられることで、構える時間がたらず、圧倒的不利な状況に陥ることになります。ところが、テニスゲームの最も重要な互いの第一打にも拘らず、レシーブはゲームをする中でその技術や戦術が獲得できる程度と解釈されていて、レシーブのトレーニング時間は極端に少ないのが一般的な習慣のようです。 私は大学で35年間、テニスの技術や戦術、トレーニング、そして指導方法を研究する中で、レシーブ力強化や向上の方法がおおきな課題でもありました。
そんな中、近年野球のピッチングマシンによるグランドでの練習風景をいくつか観る機会がありました。それはマシンをマウンドで数台並べて、それぞれが様々な球種、スピードからのバッティング練習風景でした。速球や変化球の練習やバントだけの練習、またはマウンドからマシンを前に位置させたりと実に新鮮。バッターは次々に入れ替わる。フルスイングの者、転がす者、それぞれのバッターの意図が視えます。苦手の克服にもなるし、自信にもつながることでしょう。狭い空間、限られた時間、実に効率的でした。余談ですが、ボールを白ではなく黒や?茶色!ひと回り小さいボールにしたらどうなるのかなど、職業柄ついつい余計な負荷を想像してしまうほどでした。その後実際にピッチャーが実戦登板して仕上げるのでしょうが、このマシンは疲れを知らず、ひたすら正確に投げ続け、バッターは課題に集中して向き合うことができます。仲間が監督やコーチが指導に専念もできるわけです。テニスプレーヤーや指導者なら当たり前に連想できるとはおもいますが、
もしも、このマシンがベースライン上3mの高さに置かれてアドサイドのワイドに打たせ、そのレシーブをダウンザラインに打つ練習がひたすら出来たら、どれほどサーバーに脅威を与えて、もっと勝てたはずだなどと。マシンの活用と効率化は特にグループで活動する大学での現場には必要なキーワードとなりました。また何故今までなかったのか、出来なかったのか、どうすればいいか出来るのか課題がのこされました。
日本発世界最強なサーバーが誕生「マシン」と「効率性」
妄想は止まりませんでした。
その後縁あって野球のピッチングマシンの国内シェアNo.1のトーアスポーツ野里悠平専務と出会い、『全てのテニスプレーヤーのレシーブ力を向上させたい』と思いを率直にぶつけたところ、快く協力を約束してくださいました。その上でレシーブ力向上のトレーニングを目的としていることから特に以下の項目に拘り、無理難題全ての要望に誠実に応えていただきました。それには感謝しかありません。
1)機能的であること。(精度、速度、回転、回転量、可変、負荷、再現性)
2)実践的であること。(ベースライン上打点で可変、ビープ音でのタイミング)
3)実用的であること。(1人でもできること、折り畳め収納可能、連続配球、リモコン操作、安全性、コーチング)
野球で培った折り紙付きのコントロール、速度と変化球の精度を誇るこのマシンのサービスへの応用は実験用でもなく、イベント用でもありません。ただただ競技者用のレシーブ力トレーニング用として開発されたものです。そして、いつしかどこかテニスコートで、この無骨な鉄人サーバーと対峙し、ひたすらレシーブに専念するテニスプレーヤーに出会えることを楽しみにしています。
堀内昌一氏プロフィール
昭和35年2月1日 東京都 亜細亜大学法学部教授 テニス部総監督
中央大学付属高校卒業 日本体育大学体育学部
Nick Bolletieri Tennis Academy 留学 New Mexico Military Institute 大学 留学
日本体育大学大学院修了(コーチ学)
前ナショナルチーム強化本部副本部長、前日本オリンピック委員会強化スポーツコーチ
商品概要
Atoaテニスサーブマシーン
販売予定価格:¥1,320,000(本体価格¥1,200,000)
最高速度(約):200km/h
本体サイズ(約):正面幅120X奥行100X高さ188(最高昇降時327)cm
納期:受注生産(約2カ月)
会社概要
株式会社トーアスポーツマシーンは野球用ピッチングマシンの製造・販売を行い、シェアは60~70%を誇ります。また、ピッチングマシンで培った経験・知識を活かし、「Atoa」ブランドにてテニス・バスケット・卓球マシンの販売を行ております。
公式サイト:https://toa-sports-machine.co.jp/
ECサイト:https://atoasports.com/
本件に対するお問い合わせ先
株式会社トーアスポーツマシーン 営業部
〒551-0031 大阪市大正区泉尾6-6-12
TEL:06-6552-8247
mail:info@toa-sports-machine.co.jp
担当:松下寛