VC FUKUOKA 横塚浩平 海外レースで総合9位

株式会社VCドリームスのプレスリリース

ツールド九州を目前に控え、福岡県を拠点に精力的に活動するVC FUKUOKA。
2023年8月25日〜27日 トルコにて行なわれたUCIヨーロッパツアー「TOUR OF YIGIDO」(UCI2−2)に参戦。
3日間トータル323kmの厳しい山岳や悪路を含めた過酷なレースにて、横塚浩平が総合9位。
VC FUKUOKAとしては初の海外レースにてUCIポイントを獲得した。

  • VC FUKUOKAの海外進出について

「SPRINTING NEXT PHASES!」 というテーマで迎えた2023シーズン。
その挑戦の一つが海外レース参戦でした。 チームを支えていただくファンをはじめ、支援者のみなさまおかげで、ここまで10数年かけ、少しずつ成果が実り出し、今季は3名の選手が国内主要レースで優勝を果たしました。

おかげさまで将来を期待されるような有力選手が在籍するチームに育ちつつあります。

こうした選手たちがより広い視野での経験を積み、選手個々の成長に繋がる環境に近づけたいということと、

チームとしても自力で魅力的なレースの出場権を勝ち取っていかなければならないという目的もあり、今回の挑戦に至りました。

  • レースレポート

STAGE1

トルコ中央部のSIVASを拠点に行われた3日間のサイクルロードレース。

8月25日に行なわれた1ステージは市街地7.1kmのタイムトライアル。

ここで横塚は落車し、大きくタイムロスをし、26位と出遅れてしまう。

STAGE2

26日の第2ステージはSIVAS北部へ向かう160km。

険しい山岳や路面が荒れているにとどまらず、未舗装の悪路も含まれる過酷なコース。

悪路で多くの選手がパンクなどのトラブルに見舞われ脱落を余儀なくされる中、 序盤に横塚は集団を抜け出す動きを見せ、ボーナスポイントを獲得。 その後もチームメイト南の積極的な逃げやアシストの助けにより、

ゴール勝負を挑み9位でゴール。

この日終了時点で総合11位につける。

STAGE3

27日、この第3ステージが最終日。

南東方面の山間にあるDIVRIGIという街までの170kmのラインレース。 いくつものアップダウンを繰り返しながら最後の大きな登坂をクリアするまでに、 集団は12名に絞られ最後のゴールに向かうラスト30km、下りからの平坦ゴールへ。 横塚が粘り、ステージ11位でゴールした。 総合は2名抜いて9位。 初のUCIヨーロッパツアーでUCIポイント(3ポイント)を獲得した。

  • 横塚浩平 コメント

初日のタイムトライアルはヘアピンで突っ込み過ぎて落車し、チェーンを戻すのにかなり手間取ってしまった。
このタイムロスで総合は厳しくなってしまったが調子は悪くなかったのでうまく開き直ることができ、以降思い切ってチャレンジできた。
2日目は前半から積極的に動き、中間のボーナスタイムも稼げた。 山や横風区間でアタックが繰り返され絞られた集団でラストの登りをクリアすることができ、総合をあげることができた。

最終日も勝負ができるグループに残る事はできたが、そこから勝つにはまだ力不足を感じた。
UCIポイントを獲得するという自分にとっての最低限の課題はクリアできたので、今後さらに上の目標を目指してトレーニングを積んでいく。

  • 代表 佐藤信哉 コメント

今回、戦績については最低限の足跡を残すことができた。

ただ、なによりも主催者や地元トルコの各チーム、アルジェリアナショナルチーム、そして親日のトレンガヌサイクリングチーム(マレーシア)など、非常に友好的で2週間にわたる滞在を有意義に過ごすことができたことが大きく、今後のチーム活動に繋げていきたい。
10月に地元開催されるツールド九州に向けて現在チームは体制準備中であるが、 将来、ここで地元の声援に適うような魅力ある走りができるチームへと成長させたい。

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