「20世紀応援団アーカイブ」 発足!

一般社団法人20世紀応援団アーカイブのプレスリリース

昭和の野球応援道具の「保全&デジタル化」を推進

プロ野球の応援スタイルは、時代とともに大きく様変わりしました。結果として、過去に各球団の私設応援団が使用していた「応援旗」「横断幕」「のぼり」などが現行応援団に受け継がれず、当時の団員宅に散在している現状があります。このままでは、近い将来、プロ野球史における貴重な財産かつ歴史の証人であるそれら応援道具たちが永遠に失われてしまいかねません。

そこでこの度、応援道具の「適切な保全」と「デジタルデータ化」を推進し、「あの日、確かに球場にいた」多くの方々の足跡を後世に遺すことを目的として、2023年7月30日に「一般社団法人20世紀応援団アーカイブ」の活動をスタートいたしました。

Web:https://the20thcentury-ouen.com/

当法人は、「応援道具の適切な保全」「応援道具のデジタルデータ(NFT)化」「応援道具の展示会開催」という3事業を中心に活動してまいります。この活動を通じて「文化の承継」「アナログ×デジタルによる世代間対話」に貢献をしていきたいと思っております。

1.【届けたい方々】
「昭和の野球ファン」「昭和レトロ好き」「応援道具に覚えのある方」
往時のプロ野球が好きだった方は勿論、昭和レトロの雰囲気が好きな方や、「実際に応援道具を所蔵している」という方に、ぜひ当法人の活動を知っていただきたいと考えています。

2.【コンセプト】 
「価値」×「法人」
昭和の応援道具は往時を知る人には涙モノの価値ある「文化遺産」です。それらを法人として管理し、デジタル化していく試みはこれまでに例がありません。

3.【強み】
「あの日、確かに球場にいた」メンバーによる設立
当法人の設立時理事は、全員、応援団員として活動していた経歴を持ちます。全員が経験者だからこその「肌感のあるアーカイブ」を目指します。

4.【リリースのポイント3つ】
①伝統・歴史
当法人には、昭和50年代前半から応援団活動をしていた者も在籍しています。まずはそういったメンバーが所蔵していた応援道具をアーカイブ化し、応援道具の歴史のみならず、「当時の社会の空気感」を伝えられればと考えています。

②独自性
アーカイブしデジタル化したデータは、NFTとして配布いたします。配布したNFTデータを任意の形で出力することで、「あの日、確かに球場にあった」応援道具たちを、令和の応援に活用することができます。歴史の証人を、時代に即してリブートする。この一連のスキームは、他に例を見ない取組です。

③ぬくもり
往時の応援道具は、ほとんどが手作業で作られていました。ひとつひとつの道具に込められた思いや願いは、今見ても色褪せることがありません。デジタル化と同時に、展示会の開催を通じて実際の応援道具を見る機会を創出することで、当時の熱気に触れていただきたいと考えています。

5.法人立ち上げの理由
大きく様変わりしたプロ野球の応援において、昭和期の応援道具がこのまま忘れ去られてしまうのは何ともしのびない、という感情が一番の動機でした。現代とは大きく異なった雰囲気の応援道具たちですが、そこには確かな熱量と、何とも言えない温かさが宿っています。こういった「歴史の証人」を、当時を懐しむ方は勿論、当時を知らない方にも届けたい。その結果、文化的多様性や世代間理解の促進につながれば、これに勝る喜びはありません。

当法人の主旨にご賛同いただける方、応援道具を所蔵している方、プロ野球史・昭和文化史等を取り扱うメディア関係者様など、お気軽にご連絡ください。

※当法人は、現行のプロ野球私設応援団とは無関係であり、昭和から平成中期頃のプロ野球私設応援団の歴史を後世に伝えることを目的に活動しています。よって、本件に関する現行のプロ野球私設応援団や球団の方へのお問い合わせはご遠慮ください。

<以下、参考資料>

■代表理事 小菅晃樹
合同会社ばとん代表。親子二代でヤクルトスワローズ応援団に所属していた経歴を持つ。そのため、昭和期の応援団の活動について話を聞く機会に多く恵まれ、往時の応援団の活動を今に伝えることで、「あの日、確かに球場にいた」多くの方々の足跡を後世に遺していきたいと考えるに至る。

<お問合せ先>
一般社団法人20世紀応援団アーカイブ
代表理事:小菅
電話:050-3573-5810
Mail:info@the20thcentury-ouen.com
Web:https://the20thcentury-ouen.com/

Twitter:https://twitter.com/the20thcheer            
住所 〒150-0001 
東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号 桑野ビル2階

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