株式会社亀田プロモーションのプレスリリース
“涙の無効試合”から6か月。再戦が望まれ続けてきた、IBF世界ミニマム級暫定王者、重岡銀次朗(ワタナベ)と、IBF世界ミニマム級正規王者、ダニエル・バラダレス(メキシコ)との王座統一戦がついに実現する。
2023年1月6日に行われた「3150FIGHT vol.4」で初の世界挑戦となった重岡は、王者バラダレスと対戦。重岡が有利に試合を進めるも、バラダレスが“偶然のバッティング”による耳と頭部の痛みを主張し、試合続行不能となり無効試合となった。「3150FIGHT vol.6」で、前回の試合と同じ会場で再び因縁の相手・バラダレスと対戦する。
この日の会見には重岡に加え、バラダレスもメキシコからオンラインで出席。共に勝利宣言が飛び出すなど“因縁のリマッチ”に向けて、お互いの闘志がぶつかり合う形となった。
この試合を含む「3150FIGHT vol.6」は、ABEMAにて全試合無料生中継される。
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重岡銀次朗「チャンピオンは一人でいい」
1月6日の無効試合の後、4月16日に行われたIBFミニマム級暫定王座決定戦で元世界王者レネ・マーク・クアルト(フィリピン)に計3度のダウンを奪い、9回KO勝ちして暫定王者となった重岡にとって、同正規王者であるダニエル・バラダレスとの再戦は王座統一をかけた大一番になる。
この日の会見で重岡は「1月から決着のついていない試合。勝ってバレダレスとの決着をしっかりつけたい。自分はベルトを持っているが『暫定』がついている。それは、もう1人王者がいるということ。チャンピオンは1人でいい。バラダレスに勝つ自信はある。勝って本当の世界王者になって、そこから世界が広がると思っている」と自信満々に再戦での“勝利宣言”。
一方、オンラインで会見に出席したバラダレスは正規王者らしく「銀次朗との再戦は自分が望んでいたこと。(銀次朗に)怖さを感じていたら、わざわざアウェーの日本に行く決断はしていない。今は良いトレーニングができいるし、コンディションは最高。自分がKOで勝つ。オレが正規王者のベルトをメキシコに持ち帰ることは間違いない」と、こちらも強気の“勝利宣言”で締めくくった。
このバラダレスの発言を聞いた重岡は「バラダレスが調子が良いのはいいこと。しっかり準備して、自分に勝つ気で日本に来て欲しいですね。僕もより気合が入りましたし、次の試合が楽しみになりました」と、待ち望んだ戦いに向けて高まる高揚感を感じさせた。
この試合にかける両者の意気込みを聞いていた亀田興毅ファウンダーは「バラダレス選手も調子が良いみたいで、前の試合のことは全然気にしていない様子だった。銀次朗選手が強いことは分かっている。あとはバラダレスがしっかり仕上げてくれば良い試合になると思う。試合が楽しみですね」と、この一戦への期待を語った。
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因縁のリマッチとは?
2023年1月6日、初の世界挑戦となった重岡銀次朗は、初の世界戦で1ラウンドこそ硬さが見られたが、2ラウンドに入ると、次第にIBF世界ミニマム級王者のバラダレスを圧倒していく。パンチ力とスピードの差を見せつけていた3ラウンド、バラダレスの頭と重岡のアゴが激突。ここでバラダレスが頭と耳の痛みをレフェリーに訴えると、その後、戦う意思を見せなかったバラダレスに対し、下された裁定は“無効試合”。本来ならば重岡のTKO勝ちもあり得た不運の一戦となった。
その後、重岡はバラダレスの負傷のために設けられたIBF世界ミニマム級暫定王座のタイトルをKO勝利で獲得。そして今回、IBF世界ミニマム級王者・バラダレスと決着をつける因縁のリマッチが、8月11日に前回の試合と同じ会場であるエディオンアリーナ大阪にてセットされた。重岡銀次朗が前回の無念を晴らすべく“一大決戦”に臨む。
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その他、注目カード。初の外国人選手同士の一戦、福永宇宙、政所椋、“ヒロキング”(福重浩輝)も。
アンダーカードではIBF世界バンタム級挑戦者決定戦として、無敗の西田凌佑(六島)がメキシコのクリスチャン・ヒメネスと世界への挑戦権をかけて対決。元メイウェザープロモーション契約選手で「3150FIGHT」と専属プロモート契約を結んだファン・カルロス・トーレスは、初来日して元東洋太平洋王者・長濱陸(石田)と対戦する。
そして、4月16日にWBC世界ミニマム級暫定王者を重岡優大(ワタナベ)と争ったウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)が、世界ランカー、アルアル・アンダレス(フィリピン)が対戦、「3150FIGHT」初となる外国人選手同士の一戦が決定した。
そのほか、“黒潮の貴公子”こと福永宇宙(黒潮)が村井貴裕(名古屋大橋)と日本ランカー対決、「3150FIGHT」レギュラーの“ヒロキング”こと福重浩輝(KWORLD3)は初の6回戦に臨み、先日、鮮烈な1ラウンドKOデビューを飾った「3150FIGHT」と専属プロモート契約を結ぶ政所椋(KWORLD3)が注目のプロ2戦目に出場する。
注目試合が盛りだくさんの「3150FIGHT vol.6」は、ABEMAにて全試合無料生中継される。
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「3150FIGHT vol.6」詳細
日時:2023年8月11日(金・祝) 会場:大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場
開場:13時00分 開始予定:14時00分
アクセス:大阪市浪速区難波中3-4-36 ※地下鉄各線「なんば駅」5番出口から徒歩5分
配信:ABEMAボクシングチャンネルで全試合無料生中継
主催:株式会社亀田プロモーション
◎主な対戦カード
・メインイベント IBF世界ミニマム級王座統一戦12回戦
ダニエル・バラダレス(メキシコ)× 重岡 銀次朗(ワタナベ)
・IBF世界バンタム級挑戦者決定戦12回戦
西田 凌祐(六島)× クリスチャン・ヒメネス(メキシコ)
・ウェルター級8回戦
長濱 陸(石田)× ファン・カルロス・トーレス(プエルトリコ)
・スーパーバンタム級8回戦
福永宇宙(黒潮)×村井貴裕(名古屋大橋)
・65㎏契約6回戦
福重 浩輝(KWORLD3)×加藤亜礼史(折尾)
・スーパーフライ級6回戦
政所椋(KWORLD3)出場予定
他
※追加カードは後日発表されます。
◎チケット
「ローソンチケット」にて絶賛発売中!
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VIP席 100,000円
SRS席 50,000円
RS席 30,000円
A席 15,000円
B席 10,000円
2階 指定席 10,000円
2階 自由席 5,000円
2階 3150シート自由席 3,150円(プレイガイドのみ・先着限定販売)
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「3150FIGHT」とは
プロボクシング元世界三階級制覇王者 亀田興毅が立ち上げたプロボクシングイベント「3150FIGHT」(サイコーファイト)。そのコンセプトは、「最高のボクシング 再興へ」。
所属ジムに関わらず、全ての選手が出場できる“プラットフォーム”を目指し、ABEMAとタッグを組んでスタートした「3150FIGHT」では、全試合、全選手にスポットライトを当てることを掲げ、全試合が世界タイトルマッチ並みの会場演出の中で行われ、全試合がABEMAにて生中継される。
ボクサーにとってはこれ以上ない最高の舞台作りを掲げる「3150FIGHT」は、ファンやステークホルダーの全ての夢を一つにし、新時代のボクシングビジネスモデルとなることを目指している。
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「3150FIGT SURVIVAL」とは
「3150FIGT SURVIVAL」(サイコーファイト サバイバル)は、ビッグイベント「3150FIGHT」への出場権をかけたサバイバルマッチ。全国の新進気鋭のボクサー達がこのイベントでしのぎを削り、自らをアピールできた者のみが「3150FIGHT」への出場権を手にできる。
「3150FIGT SURVIVAL」が、選手にとってはチャンスを掴むための登竜門となり、ボクシングファンにとっては新たな才能との出会いの場となる。全国に眠る才能ある選手達を発掘し、ボクサー達は自らを世間にアピールする、未来のボクシング界の発展へと繋がる新機軸を目指している。
■公式サイト:https://www.3150fight.com
■公式Instagram:https://www.instagram.com/3150fight
■公式Twitter:https://twitter.com/3150Fight
■公式Youtube:https://www.youtube.com/@kameda3150channel