スポGOMI ワールドカップ 2023 山梨 STAGE 開催 社会人チーム「STAY FREE !!」 が優勝! 拾ったごみの量は37.47kg

海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース

日本財団(東京都港区、会長 笹川 陽平)が企画・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都港区、代表理事 馬見塚 健一)が開催運営する「SPOGOMI WORLD CUP 2023」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2023 山梨 STAGE」が2023年6月25日(日)、笛吹市役所向かい笛吹川河川敷において開催されました。計29チーム87人が参加し、山梨県代表に輝いたのは「山梨青年工業会」のメンバーで結成された「STAY FREE!!」チーム。本チームは、2023年10月に東京都内での開催を予定している、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGE」に進出。2023年11月に日本で開催予定で、日本を含め世界21カ国の代表が集う「スポGOMI  ワールドカップ 2023」への出場を目指します。

最高気温30度を超える中、計29チーム87人で145.054㎏のごみを回収!

スポGOMI(SPOGOMI)は「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。

2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI  ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。 

<参考>

■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/

■「スポGOMI  ワールドカップ」全体概要

※上記表に記載されている世界各国予選の開催国は、予定として2023年2月に発表したものです。国は変更となる場合があります。

  • イベント概要

・日程   2023年6月25日(日)  

・開催場所 笛吹市役所向かい笛吹川河川敷(東岸特設会場)

・参加人数 1チーム3名×29チーム=87人   

・協力団体 

 企画・支援・総括:日本財団

 大会運営:(一社)海と日本プロジェクト㏌やまなし、(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ

 協力:(株)ファーストリテイリング

 協賛:笛吹市

  • 優勝は「STAY FREE!!」拾ったごみの総量は圧巻の37.47kg!

全29チームが参加した山梨 STAGE。結果、「STAY FREE!!」は、ごみ総量37.47kg/3869.7ポイントを獲得し、準優勝チームに1342.2ポイント差をつけて優勝しました。2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGEでも好成績が期待されます。

(左)優勝した「STAY FREE!!」の皆さん(右)河川敷でごみを拾う「STAY FREE!!」の様子

  • 山梨 STAGEで集められたごみの総量は 145.045kg

山梨 STAGEには園児から50代までの87人が出場しました。開会式では地元・笛吹市の山下政樹市長と今大会のゲストである市出身で2016年リオ五輪ウエイトリフティング元日本代表の中山陽介さんが「チェンジ・フォー・ザ・ブルー!」の発声を行い、競技が始まりました。

また「やまなし海ごみZERO推進リーダー」でシンガソングライターの神部冬馬さんもチームを組んで出場し、ごみ拾いでヘトヘトになったにも関わらず、計量が終了した皆さんの前でミニライブを開催しました。「君は青い風」など数曲自身の歌を披露し、大会に華を添えました。

(左)「君は青い風」などを披露する神部冬馬さん(右)熱戦の後に爽やかな歌声が流れました

大会の結果、山梨 STAGEでは145.054㎏のごみが回収され、山梨 STAGEに先立って午前に行われたスポGOMI甲子園山梨県大会では102.371㎏のごみが集まり、この日はトータルで247.425㎏のごみが拾い集められました。笛吹川では7月に入ると「笛吹川鵜飼」が始まります。鵜がごみを加えてしまうこともあるという中、今回、鵜飼前に「スポGOMIワールドカップ」という清掃活動が行われたことで、今年はきれいな川で鵜飼が行われることでしょう。

(左)山下笛吹市長と元五輪選手の中山さん(右)今回は8組の親子も出場

  • 優勝チーム コメント

以前から環境問題に興味があったので、この大会があると聞いた時、ぜひ出場したいと思いました。

河川敷では、空き缶や空き瓶、ペットボトルだけではなく、洪水などで流れてきたと思われる農業用のネットやビニールの一部が岩場に引っかかっているのを見つけ、みんなで石を動かしながら回収しました。優勝はしましたが、「果樹王国だからこその山梨のごみ問題」も今後、考えなければならないと痛感しました。

この大会を通じてより一層、ごみ問題に関心を持った中、全国ではその街丸ごと綺麗にする位の意気込みで臨みたいです。目標はもちろん「ごみ拾い世界一」です!

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

https://uminohi.jp/umigomi/

■日本財団について

痛みも、希望も、未来も、共に。

日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、

人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、

幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。

https://www.nippon-foundation.or.jp/

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