星野リゾートのプレスリリース
連結リフトの建設で、国内最大級の広さのスキー場が福島県に誕生
2023年12月に「アルツ磐梯」と「猫魔スキー場」をつなぐ連結リフトの完成を目指しています。これまで2つのスキー場の往来には車で1時間かかっておりましたが、連結リフトにより、約7分で両スキー場を行き来することが可能になります。連結リフトは7月より本格的に建設着工し、2023年12月頃から運行を開始する予定です。完成後は、リフト13基、33コースとなり、国内最大級の広さのスキー場となる見込みです。連結リフト建設をファーストステップとし、今後は、国際競争力のあるスノーリゾートを目指して、地域の観光事業者との連携をさらに強化し、会津エリアの冬季観光需要拡大やインバウンド誘客拡大に向けて取り組みを進めてまいります。
連結リフト概要
建設リフト：ペアリフト（リフト名：未定）
建設予定地：アルツ磐梯ブラックバレーエクスプレス降り場付近から
猫魔スキー場エキサイトキャットチェア降り場付近にかけて建設
リフト長さ：約806m
運行開始予定：2023年12月頃
スキー場概要
営業期間：12月上旬～5月上旬
ゲレンデ面積：189ha
総滑走距離 ：39㎞
最大標高差：638m
最大斜度：37度
リフト基数：リフト13基、スノーリゾートエスカレーター1基
コース数：33コース
今シーズンのスキー場運営についてプレス発表会を開催
連結リフト着工に伴うプレス発表会を行いました。建設リフトの概要や地域連携について、総支配人の森本からお伝えしました。星野リゾート代表の星野も「地域の皆さんにご協力いただき、会津の文化と素晴らしい雪山を一緒にアピールすることで、この地域の観光の特徴を出していきたい。」と動画でコメントを寄せました。また、会津若松市、磐梯町、北塩原村の各首長にもお越しいただき、連結における期待感や、3市町村が認定された観光庁の事業「国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業」との連携に対する意気込みを語っていただきました。
＜参考＞
■発表会内容
・連結リフト建設に伴う来季のスキー場の営業について
・国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業と連携した取り組みについて
■発表者
星野リゾート 磐梯事業所 総支配人 森本 剛
■来賓
磐梯町 佐藤 淳一 町長
北塩原村 遠藤 和夫 村長
会津若松市 室井 照平 市長
一般社団法人 会津若松観光ビューロー 新城 猪之吉 理事長
関係者による建設予定地視察
現在、着工に向けて作業道などの準備工事が進んでいます。3市町村の首長や関係者が連結リフト建設予定地や一体となる2つのスキー場を、ヘリコプターで視察しました。上空から国内最大級の規模感を改めて体感いただくと同時に、磐梯山と猪苗代湖の絶景や、お城などの文化遺産が多い会津若松市との距離感を上空から視察。自然と文化が融合するこの地域の価値を関係者で再確認しました。
星野リゾート アルツ磐梯
磐梯山の麓、猪苗代湖をみおろす絶好のロケーションに位置するスキー場。国内有数の規模のゲレンデが広がり、スキー・スノーボード、様々なスノーアクティビティを楽しむことができる。
所在地 :〒969-3396 福島県耶麻郡磐梯町大字更科字清水平 6838-68
電話 :0242-74-5000
星野リゾート 猫魔スキー場
日本でも有数のリゾート地である磐梯山系猫魔ケ岳の北斜面に、まるで白鳥が羽を広げたようなコースレイアウト。裏磐梯の美しい湖沼群を眼下に、霧氷林を背景にさまざまなコースが楽しめる。
所在地 :〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村桧原猫魔山 1163
電話 :0241-32-3001