世界最高齢90歳の現役トライアスロン選手 稲田弘選手、ハワイで力走も世界選手権出場ならず

産経新聞社のプレスリリース

産経新聞社(東京都千代田区/代表取締役社長:近藤哲司)が、創刊90周年プロジェクトとして応援する90歳のトライアスロン選手、稲田弘さん。6月3日(現地時間)、米ハワイで開かれたトライアスロン大会で約113kmを力走しました。惜しくも世界選手権の出場権は逃しましたが、最後まで足を止めなかった最高齢出場者に、大きな声援が送られました。

(大会参加者提供)(大会参加者提供)

稲田選手は今秋のアイアンマン(鉄人)世界選手権の出場権を賭け、「アイアンマン70.3 ハワイ」に出場。制限時間(8時間半)内にゴールできなかった昨年の雪辱を果たそうと、快調にスイム、バイク(自転車)をこなしましたが、最後のランでコースをミスし、8時間47分40秒の力走は記録として認められませんでした。レース後は、「応援してくれた人のことが頭にあるから、ものすごく悔しい。何とかリベンジしたい」と衰えぬ気力を見せてくれました。

クラファン支援金、レース遠征費に

今回のレース遠征費の一部には、産経新聞社のクラウドファンディングを通じて寄せられた支援金を充てました。また、TOKYO TOWERを始めとする企業からも協賛をいただきました。今後、稲田選手によるオンラインのレース報告会も開催予定です。

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