元プロ車いすテニスプレイヤーでパラリンピアンの二條実穂が地元北海道の子どもたちへ『夢の力』を伝える 「二條実穂 Dream Power Project」を始動

株式会社シグマクシス・ホールディングスのプレスリリース

株式会社シグマクシス・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:富村隆一、コード番号:6088 東証プライム、以降、当社)は、シグマクシス・グループ所属アスリートであり、元プロ車いすテニスプレイヤーでパラリンピアンの二條実穂(2019年5月現役引退)による、子どもたちへ『夢の力』を伝える活動、「二條実穂 Dream Power Project」を開始いたしました。

本プロジェクトは、二條の地元である北海道の小・中学生を対象に、二條が無償で授業を行うものです。「夢の力」をテーマにした講演や意見交換を通じて、夢を持つことや諦めずに挑戦することが人生の大きな力になることを伝えるとともに、多様性の尊重について共に考え、理解を深める場となることも目指します。

2023年度の実施校につきましては、札幌市教育委員会と連携し、同市内の小学校(高学年対象)・中学校生徒・中等教育学校生徒・義務教育学校児童生徒・特別支援学校児童生徒を対象に授業実施について募集を行い、抽選の結果、全32校での実施が決定しました。2023年6月19日(月)の第1回を皮切りに、2024年2月28日(水)の最終回まで、9ヶ月間にわたり累計約6,000名に対しての授業を行います。

シグマクシス・グループは、「顧客やビジネスパートナーと共に社会課題を解決して美しい明日を創る(CREATE A BEAUTIFUL TOMORROW TOGETHER)」というパーパスを軸とした、企業理念を掲げております。二條実穂(車いすテニス)のほか、齋田悟司(車いすテニス)、土田真由美(車いすバスケットボール)、江島大佑(パラ水泳)の4名がアスリートとして所属し、選手として競技に取り組むとともに、パラスポーツの認知向上活動やバリアフリー社会の実現を目指した活動にも参画しています。本プロジェクトを通じて当社は、未来を担う子どもたちが夢を持ち、多様性を理解し、生き生きと暮らすことができる、豊かな社会創りに貢献してまいります。

<二條実穂からのご挨拶>

私のプロ車いすテニスプレイヤーとしての活動は、地元北海道をはじめとした多くの皆様のご支援によるものでした。このため、何か恩返しをできたらと考え、現役時代から、講演会や体験会などにより全国の子どもたちとの交流を行い、アスリートとしての経験に基づく考えを伝える時間を大切にしてきました。本プロジェクトを通じて、これから未来を創っていく子どもたちに、夢を持つこと・諦めずに挑戦することの大切さを、直接伝えられることができることを、大変うれしく思っております。これまで、自分自身が周りの人々から頂いた言葉で勇気付けられてきたように、子どもたちの心に何かを残し、前を向き一歩踏み出すきっかけを作れるよう、尽力したいと考えています。

以上

■プロジェクト概要

名称:

二條実穂 Dream Power Project

趣旨:

元プロ車いすテニスプレイヤーの二條実穂が、未来を担う子どもたちに向け、自らの経験をもとに授業を実施。夢を持つこと、諦めずに挑戦することの大切さを伝えるとともに、多様性に関する気づきやお互いを尊重しあうことの大切さへの理解を生み出す場となることを目指します。

2023年度 実施要項

対象

北海道札幌市内の小学校(5年生・6年生)・中学校生徒・中等教育学校生徒・義務教育学校児童生徒・特別支援学校児童生徒

実施校

全32校(上記の対象校からの応募、抽選により決定)

授業内容

「夢の力」をテーマとした講演、質疑応答、ディスカッションなど(無料)

希望により、車いす体験会を実施(実費は実施校負担)

日程

6月19日(月)~21日(水)、7月19日(水)~21日(金)、8月28日(月)~30日(水)、9月19日(火)~21日(木)、10月10日(火)~12日(木)、11月13日(月)~15日(水)、12月20日(水)~22日(金)、2月26日(月)~28日(水)

■二條 実穂 (にじょう みほ) プロフィール

北海道深川市生まれ。大工として働いていた23歳の時に、建築現場の足場から落下し脊髄を損傷、車いす生活に。退院後すぐに始めた車いすテニスで徐々に活躍の場を広げ、数多くの世界大会に出場するプロのプレイヤーとして活動。

2016年リオデジャネイロパラリンピック ダブルス4位入賞。2016年に旭川市体育協会 スポーツ栄誉賞を受賞。同年、旭川観光大使に就任。講演や競技の体験教室、イベントへの参加などパラスポーツ振興にも積極的に取り組む。2019年5月に現役を引退。引退後も講演や車いすテニス教室等の活動に加え、東京2020大会でのテレビ中継の競技解説や東京都のパラ応援大使を務めるなど、パラスポーツの発展・振興やバリアフリー推進に貢献するための活動を広く行っている。

【主な戦績(抜粋)】

2013年:Kitakyushu Open/シングルス:優勝、ダブルス:優勝

2014年:New Zealand Wheelchair Tennis Open/シングルス:準優勝、ダブルス:優勝

2015年:Osaka Open/シングルス:優勝、Peace Cup/シングルス:優勝、ダブルス:優勝

2016年:Israel Open/シングルス:入賞、ダブルス:優勝、リオデジャネイロ パラリンピック/ダブルス:4位入賞

2018年:Kitakyushu Open/シングルス:準優勝、ダブルス:優勝、Kanagawa Open/ダブルス:準優勝

■シグマクシス・グループについて

シグマクシス・グループは「コンサルティング」と「投資」を事業の軸として、グループ各社が有するネットワーク力を生かして、様々な産業および企業の価値創造、社会課題を解決する新たな市場や事業の創出を行っています。コンサルティング事業は、事業戦略立案、業務変革、デジタルテクノロジー、クラウドソリューション、プロジェクトマネジメント、新規事業開発およびイノベーション創発のプロフェッショナルを揃え、多様なプロジェクトを通じて価値創造を推進しています。投資事業は、高度なデジタル技術の活用や、「まちづくり」「食・健康」など、複数の産業をつなぐ領域の投資案件を中心に手掛け、コンサルティング事業との連携で投資先企業の成長および企業価値向上を支援します。

公式HP:https://www.sigmaxyz.com/

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