株式会社SEプラスのプレスリリース
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開催の背景
昨今、ChatGPTの登場を皮切りに、AIに再び注目が集まっています。ChatGPTをはじめ、Bing AIやNotion AIなど、今や誰もが気軽にAIを使うことができるため、今後はエンジニアや研究者に限らず、AIを理解し活用できるスキルがより求められます。
当社では2021年より、栃木SCのオフィシャルパートナーとして、クラブスタッフのITスキル強化及び、所属選手のITリテラシー向上のための支援を行っております。この教育支援の一環として、選手に対しTeachable Machine(AIツール)を活用したサッカーゲーム制作の体験講座を実施いたしました。
当日の様子は当社YouTubeチャンネルにて公開し、動画を見た人も、楽しくAIやゲーム制作のプログラミングを学んでいただけるように致します。また、選手が制作したゲームは7月9日(日)に開催されるJリーグ 栃木SC対ベガルタ仙台戦の試合時、当社ブースに展示し、試合観戦に来られた方に無料でご体験いただけます。栃木SC内だけでなく、栃木SCを通して、たくさんの方にAIやITに触れていただくことが狙いです。
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講座当日の様子
当日は栃木SC 矢野貴章選手、森俊貴選手、小野寺健也選手が参加されました。講師は山田宏道講師が務めました。
(1)制作するゲームの雛形を確認
まずは、どんなゲームの製作体験をしていただくかの説明がありました。
・プレイヤーがゴールキーパーとなり、PK戦でゴールを防ぐ
・プレイヤーの動きをカメラで認識し、動きに合わせてゲーム内のゴールキーパーが動く
選手の皆さんは雛形のゲームを見て、本当に作れるかどうか、やや不安そうな様子でした。
(2)素材の撮影
ゴールキーパーを矢野選手、森選手、小野寺選手に置き換えるために、写真撮影を行いました。
・右に移動する時のポーズ
・左に移動する時のポーズ
・静止しているポーズ
上記の3ポーズを撮影しました。
難易度なども考慮されながら、各選手、個性的なポーズをとっていただきました。
(3)Teachable Machine(AIツール)に3つの姿勢を学習させる
プレイヤーの動きに合わせて、ゲーム内のゴールキーパーが移動するようにするために、Teachable Machineに3種類の姿勢を学習させました。
1ポーズあたり、30枚以上の素材を投入して学習させると、右・左・デフォルトの3種類の姿勢をTeachable Machineが判断できるようになりました。
(4)プログラミングツールScratchでプログラミング体験
ブロックをつなげていくだけでプログラミングすることができるツール「Scratch」の基本的な操作方法の説明がありました。はじめは少し苦戦をされていましたが、だんだんと「この数字を変えると、ここが変わるだろう」という感覚をつかまれている様子でした。
(5)ScratchでPKゲーム制作体験
山田講師が用意した雛形のゲームを改造していく形式で、ゲーム制作の体験をしていただきました。
まずは、全員ゴールキーパーの画像を各選手に置き換え、それ以降はゲームを面白くするために、各々自由にゲームを改造していただきました。
ゴールをセーブできた時や、ゴールが入ってしまった時に選手の声が出るようにしたり、ボールの軌道や速さを変えるなど、山田講師やSEプラス社員に聞きながら、それぞれのアイディアが光る作品に仕上げられました。制限時間を過ぎても延長を希望するほどにゲーム制作に熱中されていました。
(6)制作したゲームを実際にプレイ
制作したゲームを交換し、お互いのゲームをプレイされました。難易度や工夫も三者三様で、自分が制作したゲームを他者が楽しんでプレイしている様子を見て嬉しそうにされている様子が印象的でした。
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選手の感想
■矢野 貴章選手
いろんな命令がこのゲームの中に入っていて、その命令をパズルみたいに組み合わせていくのはすごく面白いなと思いました。また、普段何気なくゲームで遊んでいますが、その中にはこういったプログラミングのコードが入っているんだなと思いました。
ゲーム制作では、自分でこう変えて、こうしたらさらに面白くなるだろうな、ゲーム性が楽しくなるだろうなということを考えるのがすごく面白かったです。
■森 俊貴選手
めちゃめちゃ楽しかったです!
僕のイメージではプログラマの方は昼夜ひたすらコードを打っているようなイメージがあったんですが、自分も実際にScratchを使ってプログラミングの体験をしてみて、研修時間は2時間だったんですが、それだけじゃ全然足りませんでした。付け足したい機能がたくさん出てきたので、寝る間も惜しんでやりたくなるくらいすごく楽しかったです。
■小野寺健也選手
初めてゲームを作りましたが、いざやってみて、プログラミングも詳しく教えてもらいながらやればできるんだなと思いました。ただ、1から作るのは僕には多分一生できないような作業だなという風に思いました。
すごく難しい言葉もありましたが、埋め込んだプログラミングの内容が、ゲームに反映されたところはすごく勉強になりましたし、面白かったです。
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今後の取り組み
■ゲーム制作の様子をYouTubeにて公開
当日の様子を当社YouTube「SEプラス IT教育チャンネル【公式】」にて公開予定です。
※SEプラス IT教育チャンネル【公式】:
https://www.youtube.com/@SEplusITeducation
■7月9日栃木SCホーム戦にブースを出展。選手が制作したゲームを展示
7月9日(日)に開催されるJリーグ 栃木SC対ベガルタ仙台戦の試合時に当社でブースを出展し、選手が制作したゲームを展示予定いたします。当社ブースにて、選手オリジナルゲームを無料で体験していただけます。
今後も当社では、栃木SCの選手の皆様はもちろん、栃木SCを通してより多くの方にIT技術の楽しさを体験していただけるよう、様々な企画を行ってまいります。
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株式会社SEプラスについて
社名:株式会社 SEプラス / SE plus Co., Ltd.
所在地:〒102-0084 東京都千代田区二番町11-19興和二番町ビル2階
電話番号:03-6685-5420
資本金:1,750万円(JASDAQ上場SEH&I 100%出資)
URL:https://www.seplus.jp/
公式YouTube:https://www.youtube.com/c/SEplusITeducation
IT書籍に特化した出版社「翔泳社」の一部門としてIT教育サービスを開始。
2001年にグループ会社として独立し、IT人材教育サービス事業、医療/コメディカル系人材紹介事業の2つの事業を実施。
IT人材教育サービス事業では、情報処理試験対策eラーニング「独習ゼミ」やIT特化型定額制研修サービス「SEカレッジ」などBtoB向けのIT教育を中心に展開。
”本当に価値あるIT教育とは何か?”を常に考え、既存サービスにとらわれず、いまの課題を解決できるようなIT教育サービスを開発し続ける。