東大生スポーツベンチャー三菱UFJ信託銀行より資金調達実施のお知らせ

株式会社スポーツネーションのプレスリリース

この度、株式会社スポーツネーション(東京都豊島区 代表取締役: 三木智弘)は三菱UFJ信託銀行株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長: 長島巌、以下 三菱UFJ信託銀行) を引受先とした第三者投資割り当てにより、資金調達を実施したことをお知らせ致します。今回の資金調達により事業展開の加速とプロダクトの開発、そして三菱UFJ信託銀行様との協業を目指します。

■調達の背景と今後の展開

 スポーツネーションはこれまで、北海道札幌市において、プロスポーツチームの経営再生を通じて、スポーツビジネスの新しいビジネスモデルを模索してきました。その中で「SOCIO」というスポーツチームをハブとした地域活性の仕組みを構築しております。次のフェーズとして、デジタル化と全国展開を推進していくにあたり、地域に対する社会的責任の拡大を強く認識するようになり、全国的に信頼の厚いパートナー企業を探しておりました。そんな時に、昨今様々なスポーツのパートナーに就任するなど、グループベースでスポーツを応援している三菱UFJフィナンシャルグループ(以下 MUFG)の一員である三菱UFJ信託銀行のデジタル企画部様からお声がけいただき、三菱UFJ信託銀行が掲げる「安心・豊かな社会」を創るという考え方と、スポーツネーションが目指す地域活性化のあり方は、共感する部分が多く、今回ご出資をいただくことになりました。

今後は、三菱UFJ信託銀行様の開発されているブロックチェーンの仕組みを活用し、地域を巻き込んだスポーツチーム運営の新しいカタチを共創していきたいと思います。

■ 注目すべき今後の地域プロスポーツ市場

 スポーツ業界は日本の中で数少ない成長産業の一つです。スポーツ庁の掲げる指針でも2025年に15兆円市場( 9.1兆円:2018年時点 )を目標に掲げている通り、スポーツの成長産業化というのは国の重要政策です。

スポーツ庁は2025年に全国に20拠点のスタジアム・アリーナを創り地域コミュニティのハブとしていくことを推進しており、東京一極集中を解消して、地域創生を行なっていく上での重要な役割がスポーツチームに求められています。

コロナ禍で停滞した経済やオンライン化が進んだことによって地方での生活が注目されている中で、「地域住民が一致団結し、地域を盛り上げていく起爆剤」がスポーツチームです。現在のスポーツ業界は非常にアナログな部分が残されており、デジタル化の余地が大きく残されています。そのため産業のDXによりオープンイノベーションを推進することにより多くのステークホルダーがスポーツビジネスに参画でき一大産業に成長していくポテンシャルがあります。 

( 出典:https://www.kantei.go.jp/jp/headline/pdf/seicho_senryaku/2017_all.pdf )

■SOCIO概要

SOCIOとはスペイン語で『会員の出資によって組織を運営する方式。またそのような組織の会員。』を意味し、株式会社スポーツネーションの掲げる「SOCIO」とは、企業が地域のクラブチームの経営に協働参画することにより、チーム育成、地域活性化、そして企業成長を達成する会員制の組織となります。既存のスポンサーシップではなく、「SOCIOモデル」にてチームを応援することで、コミュニティで参画型のクラブ経営を可能にします。また、「SOCIO」は、地域に愛されるコンテンツであるスポーツをハブとして、産業、年齢、立場を超え、地域住民、チーム、企業横断の地域の応援プラットフォームをデジタルそしてリアルの環境を整備していきます。

▼SOCIO HPはこちら: 

https://socio.town/

■三菱UFJ信託銀行 デジタル企画部 出資担当者 コメント

三菱UFJ信託銀行はブロックチェーン(BC)技術を活用したデジタル証券(セキュリティートークン=ST)基盤を用いることで、従来投資の対象にすることができなかった様々なモノやコトの証券化や、個人が投資しやすいように投資対象を小口化して小額投資が可能な仕組みを作ることで、投資機会の増加と多様化が起こると考えております。また、この仕組みはスポーツにも当てはまると考えており、地域の個人の方や企業様が投資などの形でスポーツチームを応援することで地域活性化につながり、思いを同じくするスポーツネーション様が今後構築していく「SOCIO」との協創を目的に出資を致しました。今後はスポーツという切り口でも「安心・豊かな社会」の実現を目指してまいります。

■三菱UFJ信託銀行 概要

社名:三菱UFJ信託銀行株式会社

本社所在地:東京都千代田区丸の内1丁目4番5号

代表者:取締役社長 長島 巌

拠点数:国内50(支店48、出張所2、海外5(支店4、駐在員事務所)(2022年3月31日時点)

■当社代表 三木智弘 コメント

この度は、三菱UFJ信託銀行様に株主として参画いただき、「応援するチカラを経済に還元しよう」というミッションを共に実現できる仲間になっていただけたことを大変嬉しく思います。弊社の掲げるテーマはスポーツという感情で誰もが繋がれるコンテンツを通じて地域の企業、市民を巻き込んだ地方創生の新しいモデルを作っていくという壮大なテーマであり、それに伴う社会的責任も大きくなって参ります。そのため三菱UFJ信託銀行様のような歴史を作ってこられた巨大企業が異例のリードインベスターとして参画いただき、彼らの知見やガバナンスを取り入れながら更なる大きなチャレンジが出来ることは非常に重要な転換点であると感じると共に気が引き締まる思いです。引き続き誰もやったことがないような挑戦を日々コツコツと努力を積み重ねながら社員一丸となって実現していきたいと思いますので応援していただけますと幸いです。

■会社名:株式会社スポーツネーション
所在地:東京都豊島区南大塚2-25-15South新大塚ビル12F
代表者:三木智弘
設立:2020年5月12日
URL:https://sportsnation.jp
事業内容:地域スポーツ応援プラットフォーム「SOCIO」の運営

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