NPO法人Ocean’s Loveのプレスリリース
知的障がいや発達障がいなど様々な特性がある子どもたちが参加する「アフタースクール Ocean’s Love 茅ヶ崎」では、子どもたちがスポーツや自然での体験を愉しみながら、協調性、チャレンジ精神、コミュニケーション力などを育むことを目指しています。
これまで海が近い茅ヶ崎の地でサーフィン・ビーチクリーンなどの活動や、バレーボールやフットサルなど様々なスポーツを行ってきており、今回は海に親和性の高い「ビーチサッカー体験」を行いました。
なお、今回のイベントは株式会社LDH JAPAN様の協力によって、ボランティアとして4名の社員の方々に子どもたちのサポートにあたっていただきました。
ビーチサッカー体験には小学1年生~中学3年生まで12名の子どもたちが参加しました。
はじめにラモスさんから、一緒に楽しみましょう!とお話をいただき、子どもたちが元気に自己紹介を行ったあとに、ビーチサッカーの練習に入りました。
まずはドリブルからのシュートや砂にボールを浮かせて蹴る練習をして、シュート練習ではラモスさんがキーパーを務め子どもたちを喜ばせてくださいました。
そして、これぞビーチサッカーというオーバーヘッドキックの練習も行いました。
一緒にご参加いただいた元ビーチサッカー日本代表の原口翔太郎さんに見事なお手本を見せてもらい、子どもたちもチャレンジ!
砂の上に仰向けになった子どもたちひとりひとりにラモスさんが丁寧に指導してくれました。
最後には、ラモスさん・原口さんチームと子どもチームでミニゲーム。子どもチームが得点を決めた際には大いに盛り上がりました。
体験が終わった後には、ラモスさんから子どもたちにメッセージをいただき、子どもたちからはラモスさんにお礼のメッセージボードをお渡しして、みんなで写真を撮影して楽しい一日を終えました。
■ラモス瑠偉さんメッセージ
「みんなと一緒にサッカーできて私もとても楽しかったし、みんなの笑顔や一生懸命さから私もパワー
をもらいました。感動しました。これからもサッカー、そしていろんなスポーツにチャレンジしてほし
いです。またみんなの笑顔を見に行きます。」
<プロフィール>
ラモス 瑠偉(株式会社LDH JAPAN 所属)
ブラジル出身。1977年に来日し、読売サッカークラブで活躍。1993年にスタートしたJリーグでは、ヴェルディ川崎で1993年、94年にリーグ優勝を果たす。1989年に日本国籍を取得し日本代表としても活躍した。
1997年にはビーチサッカー日本選抜を編成し、ビーチサッカー世界選手権(リオデジャネイロ)に出場。現役引退後は、ビーチサッカー日本代表の監督として指揮を執り、AFCビーチサッカー選手権優勝、FIFAビーチサッカーワールドカップ4位に導いた。
これまでの日本サッカー界、プロスポーツ界での功績を認められ日本プロスポーツ大賞・殊勲賞、Jリーグ功労選手賞、日本サッカー殿堂掲額者となる。
現在、競技活動以外にもパラ応援大使(パラスポーツ・バリアフリー応援大使)、コメンテーター、タレント、教育など様々な分野で活躍中。
【株式会社LDH JAPAN様との取り組み】
Oceans Loveの想いに賛同いただき、2010年より、社員の皆さまのボランティア参加や活動支援、広報としての活動紹介など、様々な形でご協力頂いております。
https://www.ldh.co.jp/csr/oceanslove/
現在は、 LDH JAPAN様が運営する「EXILE TRIBE STATION TOKYO」にて、 障がいのある子どもたちが社会へ出るための準備として作製するOcean‘s Love工房のグッズを販売していただいています。
https://www.exiletribestation.jp/news/647
【特定非営利活動法人Ocean’s Love】
2005年より知的障がい児・発達障がい児のサーフィンスクールを開催し、これまで全国13ヶ所で延べ約2,000名の児童、約8,000名のボランティアが参加。そのほか放課後等デイサービス運営、就労支援プロジェクト、チャリティグッズ販売などを行っている。