「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国国技館大会 第1弾対戦決定カード発表記者会見にて「和島大海 VS ジョーダン・ピケオー」他決定!

K-1実行委員会のプレスリリース

5月11日(木)都内にて、7月17日(月・祝)東京・両国国技館「K-1 WORLD GP 2023」の第1弾対戦カード発表記者会見が行われた。(https://www.k-1.co.jp/schedule/16603#sec02

 

 

  • スーパー・ウェルター級王者・和島大海が挑戦者ジョーダン・ピケオーと2度目の防衛戦&リベンジマッチ!「この5年で経験を積んで、リベンジできるチャンスが来てうれしい。どんな技でも倒せるように準備する」(和島)

スーパー・ウェルター級王者 和島大海と挑戦者ジョーダン・ピケオーによるタイトルマッチが決まった。

和島は2021年12月に木村“フィリップ”ミノルを下して第4代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座を獲得。昨年は6月に「THE MATCH 2022」でRISEの”ブラックパンサー”ベイノアを下し、9月のK-1横浜アリーナ大会ではヨーロッパの強豪メレティス・カコウバヴァスを左ストレートでマットに沈める。

今年3月「K’FESTA.6」では“ムエタイの生ける伝説”ジョムトーン・ストライカージムをローキックで戦意喪失に追い込み、初防衛にも成功。現在7連勝中、そのうち6つがKO勝利と絶好調だ。

対するピケオーは2015年5月の初来日以来、K-1・Krushを主戦場に活躍。2020年3月に当時久保優太が保持していたK-1ウェルター級王座に挑戦して以来、新型コロナウイルスと怪我の影響で来日が遠ざかっていたが、「K’FESTA.6」で約3年ぶりにK-1凱旋。アビラル・ヒマラヤン・チーターをKOで下し、見事に復帰戦を飾った。

和島とピケオーは2018年9月に対戦しており、この時はピケオーが判定勝利を収めており、和島にとってはベルトとリベンジをかけた一戦だ。またピケオーは前述の久保戦こそ敗れたものの、スーパー・ウェルター級ではvs日本人無敗を誇る日本人キラーでもある。和島がスーパー・ウェルタ―級で初のピケオー超えなるか。それともピケオーがvs日本人無敗記録を更新して悲願のK-1王座奪取となるか。そんなテーマもある一戦だ。

和島は会見冒頭に中村拓己プロデューサーへ「次から次へと強い選手ばかり。やっぱり中村Pは僕のこと嫌いなんだと思います」とぼやくと、中村Pは「今キャリア的にもすごくいい状態なんだから、調子がいいときにやったほうがいい!」と和島を説得(?)。和島も「和島大海vs中村拓己、負けません!がんばります!」と対抗した。

ピケオーが復帰した3月の試合を「やっぱりパワーがある」と評価した和島だ、その一方で「僕もこの5年間はトーナメントを経験してベルトを獲って防衛した。かなり経験を積んでいる」と自身が積んだキャリアの積み重ねに自信を見せ「リベンジできるチャンスがきてうれしい」と自信満々。記者からの「ピケオーを倒せる自信はある?」という質問には「倒せるようにがんばりたいですね。何でも倒せるように準備しておきます」と静かに闘志を燃やした。

和島大海
「ピケオー選手にずっとリベンジしたかったですし、僕がチャンピオンなんですけど挑戦者の気持ちくらいで全力で戦いたいと思います。7月17日は海の日なので、和島大海の日になるようにがんばります。あと中村Pに聞きたいんですけど、やっぱり僕のこと嫌いなんだと思います(苦笑)。前回タイトルマッチやったばっかりなんですけど、次から次に強い選手ばかり…。(中村P「調子いいときにやったほうがいいって」)和島大海vs中村拓己、負けません!がんばります!

(ピケオーの復帰戦の印象は?)3年振りですかね、やっぱり派手な試合をするな、派手なKOするなと。パワーがあるなというイメージです。(5年ぶりの再戦だが、お互いを比べてみて自分ではどう思う?)ピケオー選手の5年間はわかりませんが、僕のこの5年はトーナメントも経験したり、ベルトをとったり、て防衛戦もしたり、かなり経験は積めたかなと思います。

(次戦がピケオーになるという予感はあった?)そうですね。中村Pのことなんで、強い選手が出てきたらすぐに当ててくる、そんな感じがしていました(笑)。(今の自分ならピケオーに負けない?)負けないです。(本音ではすごくピケオー戦の決定に喜んでいる?)リベンジできるんで、すごく喜んでいます。(ピケオーを倒せる自信はある?)倒せるようにがんばりたいですね。何でも倒せるように準備しておきます。

(強気の発言はありますか?)逆に何で倒してほしいですか?(ローキックは印象にあるので、あえて右ストレートで)分かりました。サウスポーからスイッチして戦う練習しておくので、右ストレートで倒します(笑)。(チャンピオンがたくさん出場する大会になると思われるが、メインでやりたいという意思表示はある?)ぜひメインでお願いします。(今までなら濁していたが、ここで主張できるのは7連勝の自信のおかげ?)そうです!」

ジョーダン・ピケオー
「ついにK-1のベルトに挑戦できると決まって、その瞬間からモチベーションも最高に上がって、すぐにハードな練習をスタートしたよ。チャンピオンの和島は過去に戦って勝っているが、その時よりも格段にレベルが上がっているのが分かる。俺はいつもKO勝ちにこだわっているが、今回の1番の目標はなにがなんでも勝ってベルトを巻くことだ。そしてK-1チャンピオンとして歴史に名前を刻む。バダ・ハリ、マーセル・グローエンハートに続くMike’s gymからの3人目のK-1王者になりたい」

 

  • 不可思vsシジュンの日韓激闘派対決が第1試合に決定!「第1試合の仕事は任せてください」(不可思)、鈴木勇人がデンサヤームをKO宣言「もう判定決着はいらない」(鈴木)vs「今回は自信を持って戦う」(デンサヤーム)

王者・大和哲也が君臨するスーパー・ライト級に動きあり。王座挑戦を目論む日本人ファイター2名が海外強豪を迎え撃つ一戦に挑む。

K-1きっての激闘派・不可思と韓国のジン・シジュンの日韓激闘派対決が決まった。不可思は2019年6月からK-1に参戦し、以来6つの勝ち星を積み重ね、その全てでKO勝利を飾る激闘派である。今年3月には古巣であるKNOCK OUT代々木大会に参戦し、バズーカ巧樹にKO勝利し、今回が約7カ月ぶりのK-1参戦となる。

対するシジュンは韓国国内で複数のタイトルを獲得し、日本の大会にも定期的に参戦。2020年にはGLORYにも参戦している強豪。しかもその凶暴なファイトスタイルから“コリアン・サイコ”の異名を持ち、主催者を通して「K-1審判団とスタッフのみなさんにメッセージがあります。この試合は私が必ずKO勝ちするので、3名のジャッジが居眠りしてしまっても、起こさずにそのままにしておいてあげてください」と不敵なコメント残している。

同門の先輩・日菜太がシジュンと対戦していることもあり、シジュンとはSNS上で繋がりがあるという不可思。普段からメッセージをやり取りしてるといい、今回も不可思から「いい試合をしようぜ」と言葉を贈っているという。

また不可思は2019年のK-1両国大会でK-1初参戦し、佐々木大蔵と激闘を展開。2020年のK-1両国大会では第1試合で鈴木勇人と壮絶な打ち合いの末にKO勝利するなど、現K-1が開催した2度の両国大会でインパクトを残している。中村拓己プロデューサーも「K-1両国大会といえば不可思」と期待を寄せている。

さらに今回の試合オファーをした際、不可思サイドが第1試合を希望し「通常全試合決まってから試合順を考えるのですが、2年前の両国大会・第1試合であれだけの試合をしてくれた不可思選手に第1試合を託す」(中村P)と、会見の席上で不可思vsシジュンを第1試合で行うことを発表。不可思も「第1試合はその大会の流れを決めるデカい仕事。その仕事をさせてもらえるのはワクワクする。シジュン選手はガツガツきて、俺の好きなタイプの選手。第1試合の仕事は任せてください」と気合い十分に意気込みを見せた。

そして前回の両国大会で不可思と熱戦を繰り広げた鈴木勇人も今大会に参戦。デンサヤーム・アユタヤファイトジムと拳を交える。鈴木はK-1・Krushのスーパー・ライト級戦線で活躍し、昨年は3連勝。今年3月「K’FESTA.6」ではムエタイの強豪パコーン・P.K.センチャイムエタイジムに惜しくも敗れたが、パコーン相手に左ストレート・左ミドルをヒットさせ、試合するたびに成長のあとを見せている。

一方のデンサヤームは2020年3月のK-1初参戦ではスーパー・バンタム級(55kg)だったが、今回はスーパー・ライト級(65kg)と大幅に階級をアップ。初参戦時が10代だったこともあり、年齢を重ねるごとに体重も増えていったという。また2022年から日本に移住し、ウィラサクレック・フェアテックスジム三ノ輪で練習を続けており、ウィラサクレック会長のもとでK-1仕様に変貌を遂げてのK-1参戦だ。

鈴木は前回のパコーン戦を振り返り「初めてキャリアの差を感じた。全く崩れるシーンがなかった」と百戦錬磨のタイ人選手を称賛。その上で「すごく学ぶものも多く、何をどうしなければならいかが分かった。次の試合では練習の成果を見せたい」とデンサヤーム撃破を誓った。一方のデンサヤームもまた「左のパンチ、蹴りが危険」と鈴木の攻撃力を高く評価。約1年ぶりのK-1さらにはライト級から階級を上げての試合となるが「今回は前回よりも自身を持って臨んでいる」と必勝の構えを見せた。

 

  • 熾烈な潰し合いで勝ち残るのは誰だ?パヤーフォン「100%勝つ自信がある」vs松谷綺「勝てない相手じゃない」、斗麗「圧勝して次につなげる」vsヴュー「テクニックで勝利を掴む」

最初に発表されたのは元K-1女子アトム級王者パヤ―フォン・アユタヤファイトジムvs松谷綺のスーパーファイトだ。パヤーフォンは昨年6月のK-1初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」の初代アトム級王座決定トーナメントで優勝。今年3月「K’FESTA.6」の初防衛戦では菅原美優に敗れて王座陥落となったが、その後もタイに戻らず日本で練習を続け、両国大会への出場が決まった。

現在タイの学校を休学しているというパヤーフォンは「今回の試合に関しては100%勝つ自信があります。菅原にリベンジしたいという想いで日本に居続けているので、もう一度チャンピオンに返り咲きたい」と菅原へのリベンジに燃えている。

対する松谷もパヤ―フォンと同じ「K-1 RING OF VENUS」の初代アトム級王座決定トーナメントに出場し、準決勝で菅原に敗れて初戦敗退。その後はKrushで再起戦を飾り、今年3月Krush初の女子大会「Krush RING OF VENUS」の日韓対抗戦にて初の国際戦で勝利して2連勝を飾っている。

松谷は「(菅原よりも)パヤーフォン選手とは自分の方が相性がいいと思うので自信があります。自分だけ攻撃を当ててパヤーフォン選手の想い通りにいかない試合をして次のベルトにつながる試合をしたい」とパヤーフォンと同じく菅原へのリベンジ&王座奪取を宣言した。

続いて発表されたのが斗麗vsヴュー・ペッコウーソンのフェザー級ワンマッチだ。斗麗は昨年のフェザー級世界最強決定トーナメントで準優勝するなど、現K-1フェザー級王者・軍司泰斗に次ぐ存在。今年3月「K’FESTA.6」ではK-1×RISE対抗戦のメンバーに選ばれるもRISEの安本晴翔に敗れ、今回が再起戦となる。

対するヴューは元オムノーイスタジアムでスーパー・フライ級王者で、その後はムエタイの二大殿堂の一つ=ルンピニースタジアムで活躍。2020年からはテレビマッチ=7チャンネルでも戦い、同チャンネルのフェザー級王座に就いた。現代ムエタイ軽量級の最高峰に位置し、今年3月「K’FESTA.6」では軍司泰斗の持つベルトに挑戦。敗れはしたものの、そのテクニックで軍司を翻弄した。

再起戦で強豪ヴューと対戦することになった斗麗だが「軍司選手はヴューに圧勝ではなかったので、僕がここでしっかり圧勝して次につなげたい」と宣言。「タイ人と戦うのは初めてですが、タイ人やからといって僕がスタイルを変えるわけではないので、逆に僕はやりやすいと思うので楽しみにして下さい」と強豪タイ人撃破に自信を見せた。

中村拓己K-1プロデューサーは「斗麗選手にとっては再起戦で強豪と戦うことになったが、これまでの戦績を振り返ると(斗麗は)厳しい道を選んで、そこで道を切り拓いてきたと思うので、この壁を乗り越えてもらいたい。またヴュー選手にとっても軍司選手に次ぐ斗麗選手との試合は厳しい試合になると思いますが、ここでどんな試合をするかで今後のK-1での道が拓けると思う」とコメント。

さらに「パヤ―フォンvs松谷・斗麗vsヴュー、どちらのカードもチャンピオンのすぐ下にいる選手同士の対戦・潰し合いで、チャンピオンをのぞく頂上決戦と言える試合です。こうしたシビアな勝敗がつく試合もK-1の魅力だと思うし、実力拮抗で接戦が予想される試合でKO勝ち・倒して勝つ試合ができればブレイクするきっかけになると思う」と4選手に期待を込めた。

 

  • “ムエタイの生ける伝説”ジョムトーンがウェルター級に殴り込み!寧仁太・アリが迎え撃つ「世界の強豪と戦えて楽しみ。テクニックどうこうではなく、気持ちでぶつかっていく」(寧仁太)

ウェルター級ワンマッチとしてジョムトーン・ストライカージムvs寧仁太・アリの一戦が決まった。ムエタイ・ボクシングで輝かしい実績を残す“ムエタイの生ける伝説”ジョムトーンは昨年9月のK-1横浜アリーナ大会からK-1参戦。2連続KO勝利を収め、今年3月「K’FESTA.6」では和島大海の持つK-1スーパー・ウェルター級王座に挑戦。和島の強烈なローキックでTKO負けを喫し、ベルトにはあと一歩で手が届かなかった。

ジョムトーンはK-1参戦当初、実戦から遠ざかっていたためスーパー・ウェルター級で試合が組まれ、そこから2連勝したことで和島の持つベルトを狙う形になったが、本人が逆3階級制覇(スーパー・ウェルター級→ウェルター級→スーパー・ライト級)を目標に掲げたように、スーパー・ウェルター級以下でも試合ができる選手でもある。

今回はウェルター級まで階級を落としての参戦となり、会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは「ジョムトーン選手はK-1で3戦を経験し、K-1ルールにも慣れ、身体もさらに絞れてコンディションも上がっていると聞いている。ウェルター級では今まで以上に強いジョムトーン選手の姿が見られると思います」と期待を込める。

対する寧仁太は昨年2月にKrushウェルター級王者になり、3月12日「K’FESTA.6」ではK-1×RISE対抗戦に抜擢。RISEの實方拓海と対戦し、2Rに左フックでダウンを奪い、K-1勢に勝利をもたらした。今回はジョムトーンという過去最強の相手に挑む形になった。

プロデビュー時から10戦を目途に海外強豪との対戦を希望していたという寧仁太は「僕が昔見ていたK-1は大きな外国人選手たちが戦うところが魅力的だったので、僕も世界の強豪と戦えるということで楽しみです。今までで一番キャリアがある相手なので、テクニックどうこうではなく、気持ちでぶつかっていこうと思います。ウェルター級でも簡単に勝てないぞというところを僕が見せたい」とジョムトーンのウェルター級侵略を止めるのは自分だと誓った。ジョムトーンがウェルター級でもその強さを見せつけるか?それとも寧仁太がレジェンド超えを達成するか?

 

  • 2023年7月17日(月・祝)K-1 WORLD GP 2023

◆日時 2023年7月17日(月・祝) 11:00開場 12:30本戦開始
◆会場 両国国技館
◆主催・著作 K-1実行委員会
◆企画・制作㈱ M-1スポーツメディア
◆運営 ㈱グッドルーザー
◆入場料金
ロイヤルシート (特典付き)100,000円 (当日100,500円)
アリーナSRS席 60,000円 (当日60,500円)
アリーナRS席 35,000円 (当日35,500円)
アリーナS席 18,000円(当日18,500円)
枡席(2名利用) 30,000円 (当日31,000円)※2名分の料金
枡席(2名利用) 15,000円 (当日15,500円)
スタンドA席 10,000円 (当日10,500円)
スタンドB席 7,000円 (当日7,500円)
※消費税込/全席指定/小学生からチケットが必要となります。
※出場選手は予告なく変更になる場合があります。
※ご購入いただきましたチケットの交換、キャンセルは承れません。
◆チケット販売サイト https://k-1.shop/collections/ticket
◆大会公式サイト https://www.k-1.co.jp/

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