Vリーグ機構のプレスリリース
本日(4/22)、中央日本土地建物グループ presents 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V.FINAL STAGE FINALが国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)で行われ、NECレッドロケッツが東レアローズに3-2(25-23, 25-14, 20-25, 22-25, 16-14)で勝利して、2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENのチャンピオンとなりました。
NECはV・レギュラーラウンドで苦しみながらも、終盤戦では負けられない試合を落とすことなく4位に漕ぎつけて、ファイナル4へ進出。ファイナル4最終戦では、埼玉上尾メディックスとファイナルへの最後の1枠を直接対決で争う緊迫感ある状況の中、しっかり勝ち切り、ファイナルへ勝ち上がってきました。
東レは、昨年10月末から先月(2023年3月)まで行われたV・レギュラーラウンドで優勝、V・ファイナルステージ ファイナル4でも、NECと2勝1敗で並ぶも3ポイント差で上回り、1位の座を譲ることなく、今日のファイナルへ進出してきました。
両チームのV・レギュラーラウンドでの成績は、東レがNECに2勝1敗と勝ち越してはいるものの、昨年末に行われた令和4年度皇后杯全日本選手権大会の決勝ではNECが3-1で東レに勝利して優勝を収めており、実質のこの両チームの今シーズンの対戦成績は2勝2敗の五分となっていました。
今日のファイナルでは、その拮抗した実力がまさにぶつかり合った、歴史に残る一戦が繰り広げられました。NECが1・2セットを先取した後、東レが3・4セットを連取でセットカウント2-2のタイに持ち込みました。最終セットはお互いに点を取ったら取り返すといったシーソーゲームを繰り返し、デュースにまでもつれ込み、最後はNECのアウトサイドヒッター、山内美咲選手がブロックを決めて、NECが2016/17シーズン以来6年ぶり7度目の優勝を収めました。
個人賞についても、既に発表しているV・レギュラーラウンドの個人技術成績によって確定した部門に加え、本日の結果を受けて、全ての受賞者が決まりました(表彰規程参照)。最高殊勲選手賞には、優勝を収めたNECの古賀紗理那選手が6年ぶり2度目の受賞を果たしました。敢闘賞は、準優勝チームの東レの石川真佑選手が初受賞しました(下記の個人賞一覧を参照)。
今日の試合をもって、2022-23 V.LEAGUE DIVISON1 WOMEN(V1女子)の全ての日程を終えました。今シーズンは、入場制限を行うことなく、ファンの皆様にも実際に会場にお越しいただき、Vリーグを楽しんでいただきました。来シーズンは、さらに多くのファンの方々にご来場いただき、今日のV1女子ファイナルのように、バレーボールの迫力を感じ取っていただけるように取り組んでいきたいと思います。
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中央日本土地建物グループ presents 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1
WOMEN V.FINAL STAGE FINAL
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2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 最終順位
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2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 個人賞
賞の名称 |
氏名 |
所属チーム名 |
備考 |
優勝監督賞 |
金子 隆行 |
NECレッドロケッツ |
初受賞 |
最高殊勲選手賞 |
古賀 紗理那 |
NECレッドロケッツ |
6年ぶり2回目 |
敢闘賞 |
石川 真佑 |
東レアローズ |
初受賞 |
得点王 |
カッティーノ,ダニエル |
トヨタ車体クインシーズ |
初受賞 |
スパイク賞 |
荒木 彩花 |
久光スプリングス |
初受賞 |
ブロック賞 |
荒木 彩花 |
久光スプリングス |
初受賞 |
サーブ賞 |
古賀 紗理那 |
NECレッドロケッツ |
初受賞 |
サーブレシーブ賞 |
西村 弥菜美 |
久光スプリングス |
初受賞 |
ベスト6 |
古賀 紗理那 |
NECレッドロケッツ |
2年ぶり3回目 |
ベスト6 |
石川 真佑 |
東レアローズ |
初受賞 |
ベスト6 |
カッティーノ, ダニエル |
トヨタ車体クインシーズ |
初受賞 |
ベスト6 |
荒木 彩花 |
久光スプリングス |
初受賞 |
ベスト6 |
サンティアゴ, アライジャダフニ |
埼玉上尾メディックス |
初受賞 |
ベスト6 |
澤田 由佳 |
NECレッドロケッツ |
初受賞 |
ベストリベロ |
西村 弥菜美 |
久光スプリングス |
初受賞 |
レシーブ賞 |
小島 満菜美 |
NECレッドロケッツ |
初受賞 |
最優秀新人賞 |
中島 咲愛 |
久光スプリングス |
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優秀GM賞 |
則包 雅巳 |
JTマーヴェラス |
初受賞 |
フェアプレー賞 |
古谷 ちなみ |
NECレッドロケッツ |
初受賞 |
フェアプレー賞 |
サンティアゴ,アライジャダフニ |
埼玉上尾メディックス |
2年連続2回目 |
フェアプレー賞 |
青柳 京古 |
埼玉上尾メディックス |
初受賞 |
フェアプレー賞 |
籾井 あき |
JTマーヴェラス |
初受賞 |
フェアプレー賞 |
横田 紗椰香 |
デンソーエアリービーズ |
初受賞 |
フェアプレー賞 |
入澤 まい |
日立Astemoリヴァーレ |
初受賞 |
Vリーグ栄誉賞 |
鍋谷 友理枝 |
PFUブルーキャッツ |
長期に渡りVリーグで活躍 |
Vリーグ栄誉賞 |
山岸 あかね |
埼玉上尾メディックス |
長期に渡りVリーグで活躍 |
Vリーグ栄誉賞 |
色摩 知巳 |
GSS東京サンビームズ |
長期に渡りVリーグで活躍 |
Vリーグ日本記録賞 |
石川 真佑 |
東レアローズ |
最多得点部門 |
Vリーグ日本記録賞 |
西村 弥菜美 |
久光スプリングス |
サーブレシーブ部門 |
松平康隆賞 |
金子 隆行 |
NECレッドロケッツ |
初受賞 |
功労者表彰 |
永田 將人 |
元・デンソーエアリービーズ 部長 |
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