徳間書店のプレスリリース
株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、サッカージャーナリストの安藤隆人氏が、現地・カタールに赴き取材した、FIFAワールドカップに出場した日本代表の歴史的勝利の舞台裏と、選手たちの素顔、苦悩、歓喜を描いた著書『ドーハの歓喜 2022世界への挑戦、その先の景色』を2月20日(月)より発売いたします。
「ドーハの歓喜 2022世界への挑戦、その先の景色」(徳間書店)
2022年、世界最高峰であるワールドカップの舞台で、下馬評を覆し優勝経験をもつ強国のドイツとスペインを破り、約30年かけて「ドーハの悲劇」を「ドーハの歓喜」に変えた、森保一監督率いるサッカー日本代表。
本書は、スポーツ専門誌を中心に数多くの媒体に寄稿し、講師や講演など、幅広く活動するサッカージャーナリストの安藤隆人氏が、カタールでの歴史的勝利をはじめ、実際に現地で取材を続けたからこそ描けるワールドカップの熱狂やその舞台裏、浅野拓磨、堂安律、三笘薫、南野拓実、吉田麻也、遠藤航、谷口彰悟、冨安健洋、伊東純也ら、日本代表の中心選手たちの素顔、苦悩、そして歓喜を描いています。
長きに渡り、ユースのころからの試合や選手の取材を続けてきたからこそ知る、彼らの10代のころからの肉生を織り交ぜながら、このワールドカップの舞台に至るまでの道のりを綴った、感動がより深まるスポーツノンフィクションです。
- 著者:安藤隆人氏コメント
安藤隆人氏
これまで、育成年代の選手たちを27年間取材し続けてきたなかで、10代のころから取材してきた数多くの選手たちが、2022年のワールドカップのピッチに立ちました。
私はジャーナリスト活動の1つの集大成として、今回のワールドカップを取材者として、日本戦全4試合と、開幕戦から決勝戦まで1カ月間、合計27試合を現地取材することができました。日本を代表する選手たちがどんな思いを背負い、この舞台を夢見て、現実のものにしていったのか。夢に描いていたものを目の当たりにして何を感じ取ったのか。試合後のミックスゾーンを中心に取材を重ねていくと、彼らが10代のときに目を輝かせながら語っていた言葉の答え合わせをしていくような感覚になりました。
「あのときに言っていた言葉の意味はこういうことだったのか」。
有言実行を重ねたり、夢と現実のギャップを感じたり、そこには多くの発見と続いている物語がありました。
本書には、それらの発見を集約しつつ、過去と現在、現在と未来をつないでいく日本代表選手たちのストーリーを織り交ぜました。さらに、27試合を観戦したものをよりリアルに伝えるべく、私のジャーナリストとしての視点とカタールで紡いだ物語も描くことで、日本中を熱狂の渦に巻き込んだドイツ、スペインの優勝経験国に対する歴史的な逆転勝利、前回準優勝のクロアチアをギリギリまで追い込んだ激闘を、読者のみなさんの記憶にさらに刻み込みたいと願って記しました。
浅野拓磨、堂安律、三笘薫、南野拓実、そして、遠藤航、冨安健洋といった選手たちの有言実行の人生と、ワールドカップという最大の舞台でのリアルな感情を読み取っていただけたら、著者として幸いです。
- 書誌情報
「ドーハの歓喜 2022世界への挑戦、その先の景色」(徳間書店)
[タイトル] ドーハの歓喜 2022世界への挑戦、その先の景色[著者] 安藤隆人
[発売日] 2023年2月20日(月)
[定価] 1760円(10%税込)
[判型/仕様] 四六判ソフトカバー
[発売] 株式会社徳間書店
[商品URL]https://www.tokuma.jp/book/b621630.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4198656177
- 本書の構成(目次)
第1章 ドイツからの歴史的勝利
ドイツの猛攻、日本の我慢
記者席で震えた瞬間
第2章 疾風のストライカー
広島でのステップアップ
感涙した一通のメール
第3章 コスタリカとの駆け引き
絶対に落とせない相手
敗戦時こそ問われる姿勢
第4章 金髪のビッグマウス
熱いプレーと冷静な分析力
逆境大好き人間
第5章 無敵艦隊との一戦
越えなくてはいけない壁
共鳴し合う幼なじみ
第6章 覚醒するドリブラー
世界を魅了するドリブルの原点
世界最高の舞台での覚醒
第7章 クロアチアの壁
決戦に向けての決意
決勝トーナメントの幕開け
第8章 重責を背負うエース
PKの1番手
自分自身への証明
第9章 その先の景色
ベスト8の壁の高さ
その先の景色
- 著者プロフィール
安藤隆人(あんどう・たかひと)
1978年2月9日生まれ、岐阜県出身
大学卒業後、地元の第一地方銀行に就職をするも、サッカージャーナリストとして週末限定の活動開始。2005年7月、5年半勤めていた銀行を辞めて単身上京してフリーの道へ。
2013年5月から2014年5月まで週刊少年ジャンプで『蹴ジャン!』を1年間連載。2015年12月からNumberWebで『ユース教授のサッカージャーナル』を連載開始。そのほか多数の媒体に寄稿し、全国の高校、大学に招かれて講演活動も行い、東京スポーツレクリエーション専門学校で講師も務める。
高校、大学、Jリーグ、日本代表、海外サッカーと幅広く取材し、これまで取材で訪問した国は40を超える。2022年、FIFA ワールドカップのカタール大会に1カ月間滞在し、フリーランスメディアパスで開幕戦から決勝戦まで、合計27試合を取材した。
これまでの著書、構成作品は計12作。『走り続ける才能たち 彼らと僕のサッカー人生』『壁を越えろ 走り続ける才能たち(ともに実業之日本社)、大分トリニータの梅崎司の家庭内暴力と15歳での母と弟を連れての家出などの壮絶な半生を描いた『15歳 サッカーで生きると誓った日』(東邦出版)、アルビレックス新潟の早川史哉選手の闘病と復帰を描いた『そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常』、ガンバ大阪の鈴木武蔵選手の差別と偏見のリアルを描いた『ムサシと武蔵』(ともに徳間書店)は、すべてヒット作になっている。
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