ヨネックス史上最軽量540gを実現した国内自社工場製モデル 「CARBONEX SLD(カーボネックスSLD)」 2023年3月中旬より発売

ヨネックスのプレスリリース

ヨネックス株式会社(代表取締役社長:アリサ ヨネヤマ)は、カーボネックスの高い推進力を踏襲しつつ、弊社史上最軽量540g※1(Sサイズ/未塗装)を実現したカーボンバイクフレーム「CARBONEX SLD(カーボネックスSLD)」を2023年3月中旬より発売いたします。

本製品は、カーボネックスのテクノロジーを継承しながら、新カーボン素材を使用することで、軽量性を向上させるとともに、加速性と安定性を高めました。

フォーク・チェーンステーには、強度と高弾性を併せ持つ新カーボン素材「トレカ®M40X※2」を搭載することにより、変形による剛性バランスを調整すると同時に加速性がアップ。また、シートステーに新素材「2G-Namd™ Speed(ツージーエヌアムド スピード)※3」を採用し、静止時は通常カーボンと同等の剛性ながら、走行時はしなり量が増加し、しなり戻り速度がアップすることで、ペダリングのパワーを効率良く推進力に変えます。

さらに、「粘り強さ」と「反発性能」を高次元で両立する、弊社独自のナノサイエンスを駆使した素材「NANOMETRIC DR(ナノメトリック ディーアール)※4」をフレーム全体に使用することで、少ない基材量で性能を維持することに成功。高強度でありながら従来品に比べ約16%※5の軽量化を実現しました。

新潟県長岡市にある自社工場において一貫して製造し、「Made in Japan」ならではの品質を誇る本製品は、ヒルクライムをはじめ、一般ライドなどの幅広いシーンでご使用いただける最軽量モデルです。

INNOVATION

1. 強度と高弾性を併せ持つ新カーボン素材「トレカ®M40X」を搭載

本来両立させることが困難な「弾性率」と「強度」を高い次元で兼ね備えた新カーボン繊維。高剛性基材をフォーク・チェーンステーに搭載することで、変形による剛性バランスを調整するとともに加速性が向上。

2. 加速性を高める新素材「2G-Namd™ Speed(ツージーエヌアムド スピード)」

高弾性カーボンに3次元構造のカーボンナノチューブを付着させた新素材で、強靭なしなりを保ちながら、素早い復元力が可能にする反発性能が特徴。シートステーに採用し、通常カーボンと同等の剛性を維持しつつ、走行時はしなり量が増加し、しなり戻り速度もアップ。走行時の反発性、加速性を向上させます。

3. 粘り強さと反発性能を両立する「NANOMETRIC DR(ナノメトリック ディーアール)」

「粘り強さ」と「反発性能」をかつてない高次元で両立する、弊社独自のナノサイエンスを駆使したカーボン素材をフレーム全体に使用。高強度でありながら従来品に比べ約16%の軽量化を実現しました。

4. 培ってきたテクノロジーを継承

CARBONEXから続く技術を継承。弊社のカーボンテクノロジーによる軽量性と剛性に加え、高い振動減衰性が体への負担を抑え快適な走行をサポートします。
※1、5 従来品との比較、弊社調べ
※2 トレカ®M40Xは、東レ㈱が開発した、相反する「高強度と高弾性率」の両立を極限追求した次世代炭素繊維です。
※3 Namd™及び2G-Namd™は、ニッタ㈱が開発した「ナノ分散カーボンナノチューブを炭素繊維へ均一複合化」する技術です。2G-Namd™ Speedは、Namd™のCNT層構造を3次元構造へと進化させた 2G-Namd™を適用することにより、変形からの復元力が飛躍的に向上しました。Namd™及び2G-Namd™はニッタ㈱の日本における商標です。
※4 ナノメトリックは、東レ㈱のナノアロイ®テクノロジーを応用した素材です。

製品概要

◯お客様からのお問い合わせ先
ヨネックス株式会社 スポーツサイクル営業課 03-3839-7192

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