新学期に安心を。経済的な貧困や社会格差でサッカーをしたくても諦める子どもたちをみんなで支えるクラウドファンディングを開始。

特定非営利活動法人love.futbol Japanのプレスリリース

日本にも、経済的な貧困や社会格差でサッカーをしたくても諦めている子どもたちがいます。年々支援を求める子どもの規模は拡大する一方で、その受け皿はなく今まさに対応が必要とされています。love.fútbol Japanでは来年も継続して、家計の負担が大きくなる新学期に「サッカーの奨励金給付」、「用具寄贈」、「精神的なサポート」を通じて子どもたちを応援するため、クラウドファンディングを本日11月24日より開始します。
尚、このプロジェクトの支援は、寄附金控除の対象になり、確定申告で「寄附金控除」または「税額控除」を受けることができます。

▷クラウドファンディングページ

https://camp-fire.jp/projects/view/630211

 

love.fútbol Japanは、2021年より日本で、経済的な貧困等でサッカーをしたくても諦めている、続けることが困難な子どもたちを応援する活動「子どもサッカー新学期応援事業」を、富樫敬真選手(ベガルタ仙台)、小林悠選手(川崎フロンターレ)、田邉草民選手(アビスパ福岡)などサッカー選手15人以上に寄付および活動参加いただき共に取り組んでいます。家計の負担が大きくなる新学期に、奨励金3-5万円の給付、用具寄贈、孤独に対する心の繋がりを育てるサッカー選手との交流を提供し、これまで2年間で40都道府県子どもたち650人以上に応援を届けてきました。

 

しかし、支援を求める子ども人数は、この1年で倍増し250人に達し、翌年はさらに増加することが見込まれています。うち30%の世帯は子どものサッカーのために借入をしており、「相談をしたくても相手がいない」という世帯は半数を超え、頼る場所がないゆえに精神的な孤立の課題も露見しています。

特に春の新学期は、進学に合わせた学費の支払い、学校用品や制服等の購入が重なるなど、金銭面でも精神面でも家庭の負担が大きく、子どもが「好き」なことを諦める可能性が高まる時期です。

 

今回私たちは、こうした規模の拡大や実情に対して、来年、ひとりでも多くの子どもに必要な応援を届けるためクラウドファンディングを開始しました。
 

  • 協力選手一覧

<18選手(2022年11月時点)>
・富樫敬真 選手(ベガルタ仙台)
・田邉草民 選手(アビスパ福岡)
・森谷賢太郎 選手(サガン鳥栖)
・小林悠 選手(川崎フロンターレ)
・家長昭博 選手(川崎フロンターレ)
・齋藤学 選手(水原三星ブルーウイングス)
・新井直人 選手(徳島ヴォルティス)
・ポープウィリアム 選手(町田ゼルビア)
・山本摩也 選手(INAC神戸)
・茂木力也 選手(大宮アルディージャ)
・吉見夏稀 選手(KSPO/韓国)
・三丸拡 選手(柏レイソル)
・韓浩康 選手(全南ドラゴンズ/韓国)
・野口龍彦 選手(ファジアーノ岡山)
・朴一圭 選手(サガン鳥栖)
・下澤悠太 選手(テゲバジャーロ宮崎)
・尾田緩奈 選手(アニージャ湘南)
・福丸智子 選手(ヴィアマテラス宮崎)
 

  • プロジェクト内容

本活動では、2つの応援活動を実施することで、現状の課題改善にあたります。
対象者はいずれも、日本全国の経済的・社会的な理由でサッカーをしたくても諦めている7歳以上〜20歳未満の子ども。性別、国籍は問いません。

「1. 最も費用負担の大きい新学期応援」
春の新学期は、進学に合わせた学費の支払い、学校用品や制服等の購入が重なり、もっとも家庭の生活が逼迫するため、保護者の精神的不安と、子どもが「好き」なことを諦める可能性が高まる時期です。
そこで、子どもたちが安心して新学期を迎え、サッカーを楽しめるように、サッカーの費用に使える奨励金5万円の給付、ウェアやシューズ等用具の寄贈を行います。また、申請者及び受益者に対する調査活動を行い、必要な情報を日本サッカー界の主たる組織と共有し、より包括的な応援体制の構築を目指します。

「2. 精神的サポートの取り組み」
この問題は、これまで社会から目を向けられることが少なく、当事者の子どもと保護者が精神的な孤立に陥る課題や、頼る場所、励みとなる機会を必要としているケースが多々見られます。
そこで、プロサッカー選手18人以上と共に、日本各地で子どもと選手のサッカー交流を行います。
交流を通じて、子どもたちが自分のことを応援してくれる仲間の存在、自分の夢や目標を応援してくれる居場所があることを肌身で体感し、その後の子どもの成長と保護者の安心に役立てるよう取り組みます。
 

  • ライブ配信のお知らせ

今夜11月24日以降、サッカー選手たちとライブ配信を行い、活動の内容や選手たちの思いを伝えていきます。

日程や参加選手等の詳細は当会SNSをご覧ください。
 

  • クラウドファンディング概要

目的:経済的な貧困や社会格差で子どもたちがサッカーを諦めないよう支援活動を実施するとともに、みんなで支える基盤を育てる
タイトル:新学期に安心を。経済・社会的な理由でサッカーを諦める子どもたちをみんなで支える。
期間   :2022年11月24日〜12月23日
目標金額 :4,000,000円
寄付の使途:2023年「子どもサッカー新学期応援事業」
活動参考ページ:https://www.lovefutbol-japan.org/posts/38316123
寄附金控除:あり。法人が支援する場合の税制優遇もあり。

<団体概要>
love.fútbol Japanは、日本とアジアで、経済的な貧困や社会格差によって安全にサッカーをしたくてもできない子どもたちの「環境」を変える活動に取り組むNPO法人です。地域課題の解消と子どもたちが誰でも遊べる居場所を共創する「コミュニティ型のスポーツグラウンドづくり」や、日本で「子どもサッカー新学期応援事業」、サッカー選手たちが年俸の1%を寄付して子どもたちを支援するプラットフォーム「1% FOOTBALL CLUB」の運営をおこなっています。

団体名:特定非営利活動法人love.futbol Japan
設立:2018年1月12日
代表理事:加藤遼也
公式HP :https://www.lovefutbol-japan.org/
1% FOOTBALL CLUB :https://onepercentfc.com/

【問い合わせ先】
love.futbol Japan 広報部
MAIL: team@lovefutbol-japan.org

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