楽天イーグルスファン感謝祭2022でAIが来場客の動きを分析! ―混雑状況の見える化などにより、さらに快適なスタジアムの実現に向けたトライアルを実施します―

東日本電信電話株式会社のプレスリリース

東日本電信電話株式会社 宮城支店(支店長:滝澤 正宏、以下、NTT東日本)は、宮城県仙台市宮城野区の「楽天生命パーク宮城」で開催される「楽天イーグルスファン感謝祭2022」において、映像AIサービスを活用した人流計測のトライアルを実施いたします。

1. トライアルの概要と目的
2022年11月23日(水・祝)に楽天生命パーク宮城で開催される「楽天イーグルスファン感謝祭2022」において、株式会社楽天野球団のご協力のもと、NTT東日本の映像AIサービスである「人流計測AI」を活用したトライアルを実施いたします。
具体的には、楽天イーグルスチームショップの店舗内と店舗前、およびスタジアム内売店の店舗前に、仮設のカメラを設置して映像を取得し、この映像をAIを活用し分析します。スタジアム施設内の場所ごとの滞在人数や、スタジアム内での人の移動状況、来場者の属性などの分析を行うことで、スタジアム内の混雑状況の見える化および来場者の好みに基づいたグッズや飲食物などの商品・サービスの提供などにつなげ、来場者にとってより高い快適性や満足度を提供できるスタジアムの実現に貢献してまいります。

2.映像AIサービスを用いた人流計測の効果と目指す姿
従来、スタジアム内の各店舗やエリアにおいては、実際にその場所に行くまで混雑しているかどうかは分かりませんでした。また、実際に混雑していた場合にも、他のどの店舗やエリアが空いているかなどを知ることはできませんでした。
映像AIサービスの人流計測AIを利用することにより、将来的には、スタジアム内の混雑状況を配信したり、それに応じた適切な誘導を行ったりすることで、来場者がより快適にスタジアム内の各施設を周遊できるようになります。また、来場者が購入しようとしていたグッズが品切れであったり、飲食売店に行列ができていたりした場合などにも、属性等に基づく他のおすすめのグッズや飲食店を会場内のサイネージやスマホアプリなどで配信できるようになります。
これにより、来場者がより快適で満足度の高いスタジアムでの体験を提供できると考えており、今回のトライアルでは、その分析の基礎となるデータを取得し、スタジアムでの効果を検証してまいります。

3.設置するカメラ等について
■カメラ設置場所
(1)楽天イーグルス チームショップ入口付近 2台
(2)楽天イーグルス チームショップ内 2台
(3)スタジアム内売店 店舗前付近 1台    計3箇所、カメラ5台

 

■トライアルでの分析にあたって
取得した映像やデータは個人を特定できないよう処理した上で、株式会社楽天野球団およびNTT東日本内で本トライアルのみに活用します。法令に基づく場合を除き、第三者へ提供することはございません。

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