ミズノ株式会社のプレスリリース
ミズノは、スポーツによる社会イノベーション創出を加速させるために、イノベーションセンター「MIZUNO ENGINE（ミズノエンジン）」を大阪市住之江区咲洲地区の大阪本社敷地内に創設し、11月8日に、イノベーションセンター内のお披露目会を実施しました。
お披露目会では、ミズノ株式会社 代表取締役社長 水野明人による設立趣旨などの説明や、グローバル研究開発部 部長の佐藤から研究開発の展望である「MIZUNO MIRAI VISION（ミズノミライビジョン）」とイノベーションセンター「MIZUNO ENGINE」についてプレゼンテーションを行いました。その後、ミズノトラッククラブの短距離・飯塚翔太選手、短距離・兒玉芽生選手、やり投げ・ディーン元気選手、名古屋グランパスの永井謙佑選手、内田宅哉選手、甲田英將選手をお迎えし、施設内の測定機器を体験していただきました。
▼ニュースリリース：2022年11月8日 イノベーションセンター「MIZUNO ENGINE」が稼働開始https://corp.mizuno.com/jp/news-release/2022/20221108
イノベーションセンター「MIZUNO ENGINE」に関する説明を実施
初めに、ミズノ株式会社 代表取締役社長 水野明人より設立の趣旨や「MIZUNO ENGINE」のネーミングについて、今後の未来に向けてのプレゼンテーションを行いました。社長の水野は、「消費者の皆さんや選手の皆さんが本当に喜んでいただけるようなものを開発して提供していくことが我々の使命」と述べました。つづいて、グローバル研究開発部 部長の佐藤より、イノベーションセンター「MIZUNO ENGINE」の中には、「はかるための専門施設やつくるための専門設備、ためすための色々な空間が全部詰まっている施設である」と説明などを行いました。
ミズノトラッククラブ、名古屋グランパスの選手による測定会
ミズノトラッククラブ飯塚翔太選手、兒玉芽生選手は、全長90ｍある走路を走り、走行時の全身三次元動作計測を行いました。
飯塚選手は、「感覚と実際、それが速いか遅いか、良いのか悪いのかが、数字と掛け合わせることで、正解によりだどり着きやすくなるので、数値として出してくれるとありがたいです」兒玉選手は、「測定結果をもとに、これをヒントに練習し、改善していくことができる」とコメント。
ミズノトラッククラブ ディーン元気選手は、3Dボディスキャナーで全身のサイズ測定を実施しました。スタートから0.5秒で測定完了し、体のサイズを測定することができます。ディーン選手は「肘周りが左右で2cmという大きな差があるんだな、実際に測っていただいて驚きました」「1mm単位でわかることはアスリートとしてありがたい」とコメント。
名古屋グランパス 永井謙佑選手、内田宅哉選手、甲田英將選手は、体育館でマーカーレスモーションキャプチャーの測定を体験しました。マーカーを装着せずに動作を計測することが可能、複数人を一度に計測可能なことから、3選手でパス回しからのシュートを実演。その様子を計測しました。
永井選手は「いつも通りのプレーをしただけで、測定ができるのは驚きです」、内田選手は「これらの情報が収集されて、商品開発に活かされていくんですね」甲田選手は、「360度から自分のプレーをみたことがなかったので、勉強になります」とコメントしました。
イノベーションセンターでは、アスリートはもちろん一般の方の測定なども行い、今後の商品開発に生かしていきます。
イベントの様子はこちら
https://youtu.be/op3hI7aBdKM