FC大阪のプレスリリース
大阪府東大阪市をホームタウンとするサッカークラブ「FC大阪」は、11月5日(土)に第24回 日本フットボールリーグ 第28節 vs.Honda FC をホーム・大阪府営服部緑地陸自上競技場にて行いました。結果は下記のとおりです。
FC大阪 2-0(前半1-0) Honda FC
得点者:今村(34分:FC大阪)、木匠(67分:FC大阪)
今シーズンも残り3試合。この試合で勝利を収めるとJ3参入のために必要な順位要件を達成するFC大阪。一方Honda FCは勝利すると3年ぶりのJFL優勝に王手を懸けるとあって、お互いに負けられない、熱い首位攻防戦とあって、服部緑地開催のFC大阪ホームゲームでは過去最多となる2,087名が訪れた。
試合前までは日が差し、暖かい気温だったが、開始直前にやや曇りがちになり、少し肌寒い、晩秋といったサッカーには最適な気候。FC大阪はここ数試合好調なMF清本がスタメンに起用。また4月のアウェイでのHonda FC戦で貴重な勝ち越し弾を決めたMF上月が久々にベンチに名を連ねた。
前半からアグレッシブに攻めるFC大阪。しかしそこは強豪Honda FCが相手とあって、球際での激しい攻防、かっぷり四つな試合展開とあって、前半の飲水タイムまで、シュートはFC大阪が放ったわずか1本と拮抗した状態。試合が動いたのは飲水タイム明けの34分、FC大阪はディフェンスラインからのロングパスにFW木匠が頭で合わせる。だがこのボールはHondaボールとなるが相手はバックパスを選択すると、MF久保がこのボールにプレッシャーをかける。久保のプレッシャーを受けた相手DFからボールがこぼれると、そこに詰めていたMF今村がボールをインターセプト。そのまま落ち着いてシュートを決めて待望の先制点を決める。その後も両チーム、激しいつば迫り合いで双方チャンスを作らせず、1-0のまま前半を終える。
後半に入るとFC大阪が攻め込む時間が増え始める。すると67分、自陣で相手のボールを奪ったFC大阪は左サイドからのロングカウンター。逆サイドを走っていたMF久保がこのボールを受け、ドリブルで相手ペナルティエリアを目指すと、相手DFのチャージを受けPKを獲得。このPKをFW木匠が落ち着いて決めてリードを広げる。一方強力なHonda FCの攻撃はGK永井建が再三に渡るビッグセーブを連発し、相手に得点を許さず、強豪Honda FCを見事にシャットアウト。2-0で勝利をあげ、JFL参入以来初めてHonda FCに対しシーズンダブルを達成。そしてJ3参入に必要なJFL4位以内Jリーグ百年構想クラブで上位2チームという順位要件も達成し、11月20日(日)に東大阪市花園ラグビー場 第1グラウンドで行われるFC大阪 JFLホーム最終戦に3,732名が来場するとその時点でJ3入会が決定する。
FC大阪はホームタウン 東大阪・花園でのJ3参入、そしてJFL優勝をかけて残り2試合を戦う。
・J3入会 順位要件達成に伴う株式会社F.C.大阪 代表取締役社長 近藤 祐輔 コメント
「日頃からご支援いただいておりますパートナーの皆様、ホームタウンである東大阪市、大阪府などの各自治体の皆様、大阪府サッカー協会をはじめとするサッカー関係者の皆様、商工会議所をはじめとする経済界の皆様、そして熱く応援いただいておりますファン・サポーターの皆様のおかげで、J3入会条件の一つであります、順位要件をクリアすることが出来ました。
心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
ただ、我々の目標はJFLを優勝してのJ3入会です。
目標達成のためには、残り2試合しっかり勝つことと、そしてもう一つの要件である年間観客動員数をクリアしなければいけません。
そのためには、11月20日の東大阪市花園ラグビー場 第1グラウンドでの今季最終戦に、3,732人のお客様にご来場いただかなくてはならず、皆様の協力が必要不可欠です。
ただし、FC大阪としては、J3入会に必要な3,732人はあくまで最低限とし、更なる高みであるJFL最多入場者数(1万6,218人)の記録更新を目指してまいります。
今季のスローガンは「歓喜雀躍」とし、スタジアムで皆様とともに喜び合えることを目指し戦ってまいりました。
JFL優勝、最多入場者数の更新を残しJ3入会を果たすべく、攻めて攻めて攻めまくる攻撃的サッカーをして、選手、スタッフ、フロント一丸となり戦いますので、皆様も一緒に戦ってください!
最終戦である11月20日は1万6,218人を越える皆様と花園でともに歴史的な瞬間を分ち合いましょう!」
・J3入会 順位要件達成に伴うFC大阪 塚原 真也 監督 コメント
「本日の勝利によりJ3入会の成績面の条件を達成することが出来ました。
私自身、指揮を取って3年目となるシーズンですが、過去のシーズンの課題をスタッフ間で話し合い、選手とは日々の練習を積み重ねることによって課題を克服し、選手・スタッフ一丸で、一戦一戦、目の前の試合のみに集中した結果が今シーズンの結果として表れたと感じています。
リーグは残り2試合あります。
クラブのもう一つの目標である優勝を目指し、最後まで一戦一戦闘い抜きます。
11月20日の最終節は東大阪・花園ラグビー場で開催が決まっています。
残りの観客動員 3,732人が達成されれば、成績、観客動員数の入会条件が揃いJ3入会が決定致します。
27年ぶりに、大阪にJクラブが誕生する歴史的な瞬間をぜひスタジアムで立ち会っていただき、熱い最終戦を見届けていただければと思います。」