「アルバレスが圧勝すると思っていた」村田諒太が旧敵の試合を解説!『サウル・カネロ・アルバレス対ゲンナジー・ゴロフキン』をWOWOWで放送!

株式会社WOWOWのプレスリリース

 WOWOWエキサイトマッチでは、10月24日(月)午後9時00分~、サウル・カネロ・アルバレス(32=メキシコ)対ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)の4団体統一世界スーパー・ミドル級タイトルマッチを放送する。世界中が注目したライバル対決の第3弾だ。ゲスト解説として出演した前WBAスーパー世界ミドル級王者の村田諒太(36=帝拳)は、「自分が戦って負けた相手(ゴロフキン)の試合に関してぐちゃぐちゃ言いたくはなかったけれど……」と胸中は複雑だったようだ。

■「ゴロフキンは自分のストロングポイントを生かしていない」
村田は8月にエキサイトマッチで放送した<村田対ゴロフキン>の試合の際もゲストとして出演。「自分が負けた試合は2度と見ないと思う」と話していたが、今回はそのゴロフキンが1階級上げてアルバレスに挑戦した試合だ。アルバレスとゴロフキンは過去にミドル級王座をかけて2度対戦。いずれも僅少差の判定勝負だったがアルバレスが1勝1分の結果を残している。

興味深いのは初戦、再戦とも戦前のオッズはゴロフキンに傾いていたが、今回は約4対1でアルバレス有利と出ていたことだ。雪辱を期すゴロフキンが1階級上げてスーパー・ミドル級の体重で挑戦する点がミソといえた。村田は「重量級での4キロですからね。その差は大きいですよ」とゴロフキンに同情的だった。もちろん予想もアルバレス有利というものだった。「圧倒的にアルバレスかなと思っていた。相手のパンチをブロックして前に行く戦闘スタイルが有効だと考えていた」という。

一方のゴロフキンは近年、戦い方に変化が見られるという。「僕と戦ったときもそうだったけれど、最近のゴロフキンは左ジャブを突いて下がる、まわるという戦い方が多い。自分のストロングポイントを生かしていない戦い方をするんですよね」と分析している。そして試合に関しては「アルバレスがイメージどおりの試合をした」と話した。

もしも4月に村田がゴロフキンに勝っていたら、この日のリングでは村田対アルバレスが行われていた可能性もある。「勝っていれば? 考えたことはないけれど、言われてみれば惜しいことをしたかな。10億円(報酬)ぐらいもらい損ねたかも」と白い歯を見せて笑った。

村田自身は4月9日のゴロフキン戦以降はリングに上がっておらず、“休養期間”は半年を過ぎた。スポーツジムで体を動かすなど節制している様子だが、まだ進退に関しては決めていないという。村田は「空白の日々を過ごしている」と言葉を濁したが、遠からず決断を下すことになりそうだ。

村田がゲスト解説するサウル・カネロ・アルバレス対ゲンナジー・ゴロフキンの4団体統一世界スーパー・ミドル級タイトルマッチは、10月24日(月)午後9時00分からWOWOWライブで放送する。

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

『エキサイトマッチ~世界プロボクシング
4団体統一世界S・ミドル級タイトルマッチ サウル・カネロ・アルバレスvsゲンナジー・ゴロフキン』
【放送日】10/24(月)午後9:00[WOWOWライブ]

・ゲスト:村田諒太
・対戦カード:4団体統一世界S・ミドル級タイトルマッチ/サウル・カネロ・アルバレス vs ゲンナジー・ゴロフキン
WBC世界S・フライ級タイトルマッチ/ジェシー・ロドリゲス vs イスラエル・ゴンサレス

『エキサイトマッチ~世界プロボクシング
ライト級12回戦 ワシル・ロマチェンコvsジャメイン・オルティス』

【放送日】10/31(月)午後9:00[WOWOWライブ]
・対戦カード:ライト級12回戦/ワシル・ロマチェンコ vs ジャメイン・オルティス

『エキサイトマッチ~世界プロボクシング
WBO世界ヘビー級暫定王座決定戦 ジョー・ジョイスvsジョセフ・パーカー』

【放送日】11/7(月)午後9:00[WOWOWライブ]
・対戦カード:WBO世界ヘビー級暫定王座決定戦/ジョー・ジョイス vs ジョセフ・パーカー

■詳しくはエキサイトマッチ番組オフィシャルサイトへ!
https://www.wowow.co.jp/sports/excite/

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