子どもたちに夢を持つことの素晴らしさを伝える 日本サッカー協会が「JFAこころのプロジェクト『夢の教室』」を実施

公益財団法人日本サッカー協会のプレスリリース

 公益財団法人日本サッカー協会(所在地:東京都文京区本郷、会長:田嶋 幸三、以下JFA)は、いじめや自殺、引きこもり、無気力といった子どもたちを取り巻く問題にサッカー界ができることとして「JFAこころのプロジェクト『夢の教室』」の活動を2007年より行っています。さらに2019年4月から、株式会社ローソン(本社:東京都品川区、以下ローソン)による「ローソングループ“マチの幸せ”募金」の一部が、本活動に役立てられることになりました。それに伴い、9月20日(金)に本募金による「ローソン『夢の教室』募金 第1回授業」を初めて開催しました。

<TOPICS>
・JFAは、サッカーを含めた各競技の現役選手やOB・OGによる「夢を持つこと」の大切さを子どもたちに伝える「JFAこころのプロジェクト『夢の教室』」を2007年から行っている
・ローソン「夢の教室」募金による初授業を福岡県北九州市にて開催。
スペインの女子サッカーリーグで日本人プロ選手として活躍した後藤史(ごとうふみ)さんが「夢先生」を務めた。
・ローソン “マチの幸せ” 募金は、全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、HMV、ユナイテッド・シネマの合計約 14,000 店舗で実施されている募金活動で、2019年4月から寄付先にローソン「夢の教室」募金が加わった。

■JFA こころのプロジェクト「夢の教室」とは
 JFA こころのプロジェクトは、2006年2月、「子どもたちの心身の成長に寄与する」ことを目的にJFAが立ち上げたプロジェクトです。本プロジェクトは、現役のサッカー日本代表選手やJリーグ、なでしこリーグ、JFL、Fリーグの選手、およびそのOB・OGのほか、各競技の現役アスリートとそのOB・OG、さらに、スポーツ界以外の人々の協力を得て行っています。彼らを「夢先生」として小学校や中学校へ派遣し、「夢の教室」と呼ばれる授業を行います。 「夢の教室」は、発足からこれまで、47都道府県と海外18地域で14,000回以上開催しており、約43万人の子どもたちが「夢先生」の授業を受けてきました。
 授業は、「ゲームの時間」と「トークの時間」からなり、「ゲームの時間」ではさまざまなゲームを通じて体を動かすことの楽しさや仲間と協力することの大切さを伝え、「トークの時間」では、夢先生が教壇に立ち、夢を持つことの素晴らしさやそれに向かって努力することの大切さなどを子どもたちに伝えています。
※参照 http://www.jfa.jp/social_action_programme/yumesen/

■ローソン「夢の教室」募金による初授業を北九州市にて開催
 9月20日(金)、初開催となる「ローソン『夢の教室』募金 第1回授業」が北九州市若松区の北九州市立二島小学校で行われました。本授業では、スペインの女子サッカーリーグで日本人プロ選手として活躍し、UEFA女子チャンピオンズリーグにも出場した元サッカー選手である後藤史(ごとうふみ)さんが夢先生を務めました。

 1時間目の授業では体育館で体を使った「ゲームの時間」を実施。ゲームがなかなかクリアできないときには後藤さんが子どもたちを集め、作戦タイムで意見を出し合って課題解決を図るなど、みんなで考えて一つのゴールを目指す大切さを子どもたちに伝えていました。
 2時間目は、教室に移動し「トークの時間」を実施。後藤さんが「夢曲線」を使って、自身の夢に向かって努力したことや挫折について話しました。小学5年生のときに周りと比べたことで自信をなくしてしまったエピソードを回想したり、高校時代に「初めてサッカー選手になって世界で戦いたいという夢ができました」と夢ができるまでの過程も詳しく話しました。
 さらに子どもたちは、将来の夢や達成のためにやってみたいことを「夢シート」に記入し、発表。子どもたちのさまざまな夢を聞いた後藤さんは、「みんなはどんな自分にもなれます。周りの人と比べず、なりたい自分と比べて頑張ってください」とエールを送りました。
 また、当日はローソン八幡船越一丁目店江藤路彦オーナーと、株式会社ローソン北九州西支店藤岡良太支店長補佐も授業を聴講し、「ローソン学習帳」を子どもたちに贈呈するとともに子供たちを激励しました。
 JFAは、JFAこころのプロジェクト 「夢の教室」を通し、子どもたちに夢を持つことや夢に向かって努力することの大切さ、あきらめずに努力することの重要性を伝えてまいります。

[講師コメント]
後藤史 さん (夢先生・元サッカー選手)
夢をかなえたところをフォーカスしていただく機会は多いですが、私が小学5年生の頃は決して特別な子どもではありませんでした。夢先生をしているみなさんも、夢を目指す過程では葛藤や壁もあったと思いますが、それでも夢をかなえることができました。特別な人だから夢をかなえられるというわけではありません。こうした機会を通じて、子どもたちには「自分たちも夢をかなえることができるんだ」というエネルギーや可能性を伝えていきたいです。二島小学校は本山雅志さん(ギラヴァンツ北九州)や杉田妃和さん(INAC神戸レオネッサ)の出身校ということで、サッカーが文化としてあるところでお話できたこともうれしく思います。

■ローソングループ“マチの幸せ”募金について
 “マチの幸せ” 募金は、全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、HMV、ユナイテッド・シネマの合計約 14,000 店舗で実施されている募金活動です。集まった募金は、森林整備や学校の緑化活動を支援する「ローソン緑の募金」と、ひとり親家庭の子どもを対象に奨学金を支給する「夢を応援基金(ひとり親家庭支援奨学金制度)」に役立てられています。2019年4月1日から、寄付先にローソン「夢の教室」募金が加わり、 JFA こころのプロジェクト「夢の教室」の活動に役立てられます。
※参照 http://www.lawson.co.jp/company/activity/public/bokin/
 

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