ライフセービング世界選手権大会<LWC2022> へ日本代表選手としてライフセーバー23名を派遣

公益財団法人日本ライフセービング協会のプレスリリース

公益財団法人日本ライフセービング協会(JLA、東京都港区浜松町 理事長/入谷拓哉)は、9月27日~10月2日、イタリアのリッチョーネで開催される、国際ライフセービング連盟(ILS) 主催、ライフセービング世界選手権大会 / Lifesaving World Championships 2022 (LWC2022)へ日本代表選手を派遣いたします。

 

 これまで2年ごとに開催されていたライフセービングスポーツの祭典、ライフセービング世界選手権大会 / Lifesaving World Championships 2022 (LWC2022)が4年ぶりに開催されます。最後に開催されたLWC2018大会では、総合8位入賞(歴代最高位維持)という結果で終えた日本代表チーム。国内の選考対象レースを経て選抜された日本代表選手は、チーム合宿を積み重ねてようやく世界へ挑戦するスタートラインを迎えます。オープン日本代表チーム12名、15〜18歳のカテゴリーのユース日本代表11名が、上位を狙って戦います。

【派遣概要】

■大会:Lifesaving World Championships 2022 (LWC2022)

■主催:国際ライフセービング連盟(ILS)
■会場:イタリア リミニ県 リッチョーネ
■競技:プール競技 / 個人6種目、チーム5種目 オーシャン(海)競技 / 個人6種目、チーム5種目
■日程:2022年9月25日開会式、9月27日〜10月2日競技会実施
■JLA大会ページ https://ls.jla-lifesaving.or.jp/lifesaving-sports/jla-high-performance-program/jhpt-lwc2022/

【ライフセービング日本代表パートナー企業】
■オフィシャルゴールドパートナー
 株式会社三洋物産、株式会社三洋販売
■オフィシャルサポーター
 アルコインターナショナル株式会社、エンジンジャパン、株式会社クレーマージャパン

【日本代表選手団】
詳細はJLA大会ページをご覧ください

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オープン日本代表

 

▼男子選手

上野 凌(西浜サーフライフセービングクラブ)*男子キャプテン

嶋津 俊哉(大磯ライフセービングクラブ)
園田 俊(西浜サーフライフセービングクラブ)
高須 快晴(鹿嶋ライフガードチーム / 早稲田大学ライフセービングクラブ)
西山 俊(湯河原ライフセービングクラブ)
繁田 龍之介(湯河原ライフセービングクラブ/ Vikings)

▼女子選手

名須川 紗綾(茅ヶ崎サーフライフセービングクラブ)*女子キャプテン
田崎 沙楽(BMD Northcliffe サーフライフセービングクラブ)
田中 綾(鴨川ライフセービングクラブ)
平井 葉子(九十九里ライフセービングクラブ)
正木 友海(湯河原ライフセービングクラブ / 東海大学湘南校舎ライフセービングクラブ)
三井 結里花(館山サーフライフセービングクラブ) 

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ユース日本代表

 

▼男子選手

 

岸 瑛心(日本体育大学荏原高等学校ライフセービングクラブ)*男子キャプテン

石田 周也(新宮ライフセービングクラブ)
志賀 海空(西浜サーフライフセービングクラブ)
菅谷 珊斗(西浜サーフライフセービングクラブ)
鈴木 陽大(西浜サーフライフセービングクラブ)
布方 達海(西浜サーフライフセービングクラブ)

▼女子選手

浜地 沙羅(西浜サーフライフセービングクラブ)*女子キャプテン
大岡 麻結(日本体育大学荏原高等学校ライフセービングクラブ)
双木 梨央(日本体育大学荏原高等学校ライフセービングクラブ)
松岡 鈴奈(日本体育大学荏原高等学校ライフセービングクラブ)
髙梨 帆南(勝浦ライフセービングクラブ)

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スタッフ
▼団長 / 入谷 拓哉(JLA理事長)
▼監督 / 植木 将人(オープン監督)、北矢 宗志(ユース監督)
▼コーチ / 坂本 陸(HPTコーチ)、大島 圭介(HPTアシスタントコーチ)、平野 修也(HPTアシスタントコーチ)
▼トレーナー / 細川 英範(HPTトレーナー)、神崎 智大(HPTトレーナー)、清水 伸子(HPTトレーナー)
▼栄養士 / 松本 恵(HPT専門スタッフ)、吉沢 幸花(HPT専門スタッフ)
▼アシスタントチームマネージャー / 齊藤 愛子(JLA国際室)、城間 盛隆(JLA国際室)
▼スポーツ本部 / 青木 将展(JLAスポーツ育成委員会 委員長)
▼広報 / 高野 絵美(JLA広報室長)
▼テクニカルオフィシャル / 中島 典子(JLA競技審判委員会 委員長)、浜地 憲太郎(JLA競技安全委員会)
ILS理事会・委員会
▼ILS理事 / 中川 容子(JLA国際室長)
▼ILS スポーツ委員会 / 宮部 周作(JLAライフセービングスポーツ本部長)
 

【大会サイト】
LWC2022 大会サイト http://www.lifesaving2018.com/
国際ライフセービング連盟 大会ページ http://www.lifesaving2018.com/
日本ライフセービング協会 大会ページ 
https://ls.jla-lifesaving.or.jp/lifesaving-sports/jla-high-performance-program/jhpt-lwc2022/

大会の様子などはJLA FacebookページやInstagramをご覧ください
Facebookページ JLA Lifesavingsport  https://www.facebook.com/jla.lifesavingsport
Instagram  https://www.instagram.com/jla_lifesaving/

【SNSでライフセービング日本代表を応援しよう!】
ハッシュタグ #lifesavingjapan #lwc2022 をつけて、たくさんの応援メッセージをお寄せください。

【ライフセービング競技】

 1908年(明治41年)、オーストラリアでライフセービング競技は誕生しました。その生まれた理由は「溺れた者を救いたい」、まさにこの一点です。 
 ライフセービング競技の場合は「より速く」を求める以上に「より正確さ」も求め、その速さと正確さが「苦しみある者への限りない安心感と絶望なる生命の生還を願う」スポーツとして、その勝利は「生命の尊厳」に他なりません。まさに、ヒューマニズムに根ざしたスポーツとして、その真意は勝敗を超越した「生命を救う(守る)スポーツ」であり、「今、そこにいる人間が救う・守る」という哲学を有しています。こうして生まれたライフセービング競技は「自己目的なスポーツであるのみならず、人道主義に基づいた人命救助という目的をも兼ね備えており、そのことこそライフセービング競技の意義の一つである」といえます。ライフセービング競技は、レスキュー活動のための救助技術や体力の維持・向上を目的としているため、その種目要素は実際の救助活動をシュミレーションしたものがベースとなっています。

 2018年に行われた世界選手権大会で、日本代表は総合8位入賞の好成績をおさめました。そこから植木将人監督率いる新体制となり、さらなる強化育成プログラムを進めています。ライフセーバーである選手は、スポーツとしての勝利を得るためのみならず、守るべき命のために日々過酷なトレーニングを行っています。日本代表選手の育成は、技術のある救助者を育てることに繋がり、水辺の事故ゼロへの道筋を作っているといえます。また世界と互角に戦える実力が求められる選手育成のために、日本ライフセービング協会では、ユース世代を含むライフセービングスポーツ人口の拡大、指導者の育成、さらには競技会の充実など、将来を見据えた計画を推進しています。

 2006年より開催されている国内唯一の国際大会『三洋物産 インターナショナル ライフセービングカップ』(三洋カップ)は、日本代表選手の強化を目的として海外の強豪国を日本に招聘して開催される大会で、ライフセービング大国であるオーストラリア、ニュージーランドをはじめ、南アフリカやイギリス、アメリカなどの強豪国、そしてアジアの各国地域が参加して、毎回ハイレベルなレースが繰り広げられてきました。海で行われる三洋カップを中心に強化を重ねたライフセービング日本代表が、LWC2022でどのような成績を残すことができるか期待がふくらみます。

写真は三洋カップ2019より

三洋カップ(2019)三洋カップ(2019)

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