沖縄県民の健康づくりを推進。企業が「健康経営※1」を実施しながら地域住民むけの「健康教室」を協賛する仕組みをリリース

一般社団法人SWITCH Labo.のプレスリリース

一般社団法人SWITCH Labo.(支店:那覇市、代表:久高 有加)は、企業が自社の従業員の健康づくりに取り組む「健康経営」を実施しながら地域貢献活動として、住民向けの健康づくりを支援する「健康教室」の運営を協賛する仕組みをリリースしました。令和4年度「スポーツアイランド沖縄」形成に向けた付加価値構築支援補助金を活用し、沖縄県民誰もが気軽に健康づくりやスポーツにアクセスできる環境づくりを目指します。肩こり腰痛改善・食習慣改善・睡眠改善・ヨガ・ピラティス・ストレッチポール・森林浴などの講座をラインナップとして提供予定です。また、体組成系Inbody(インボディ)や血管年齢の測定によって講座の受講による効果測定も実施予定です。
従業員の健康づくりや仕事の生産性向上を目指す「健康経営」の支援と、地域貢献活動としてPRができる地域の「健康教室」の協賛が年間20万円から可能なサービスとして沖縄県内の企業への導入を支援していきます。
※1 「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

 

<長寿県沖縄復活に向けては働く世代の有所見率の改善がポイント>
沖縄労働局によると令和2年職場における定期健康診断実施結果について、有所見率(69.5%※2)は10年連続全国最下位です。血中脂質が42.9%(全国平均33.3%)で最も高く、次いで血圧24.0%(全国平均17.9%)、肝機能23.9%(全国平均17.0%)の順となっており、食習慣、飲酒習慣、運動習慣、ストレスなどの影響があると考えられます。経済産業省が健康経営を推進するために「健康経営優良法人」の認定制度を2016年より行っている中で、沖縄県の企業で認定されている数は2022年中小規模法人部門で47社と全国ワーストです。(全国12,255社)

 

出典:令和4年6月経済産業省 ヘルスケア産業課「健康経営の推進について」
※2 「有所見率」とは、受診した労働者のうち健康診断の項目に何らかの異常の所見がある方の割合をいう。

 

 

健康づくり実践のためには一人ひとりの意識や行動変容が必要ですが、自らの意思で実行することは容易ではなく、そのための環境整備が重要です。今回の仕組みではまず従業員の体の状態を測定する測定会を開催することで一人ひとりが自分の体の状態を知ることから始めます。健康づくりに対して意識を持った上で講座を受講することで、受講後の行動変容に繋げ、一定期間経った後に再度測定を行うことで行動変容による効果を測定することが可能です。

 

 

 

<これまでにない地域の健康づくりへの協賛でCSR活動やSDGsの取り組みを実現>
子供や主婦、高齢者など、健康経営では支援できない方たちの健康づくりを行うことも県民の健康づくり推進には重要な取り組みです。自治体等が行う健康教室に加えて、今回の仕組みでは企業が協賛する形の健康教室を開催する予定です。協賛金で運営を行うことで県民が無料もしくは安価に様々な健康教室に気軽に参加できる、これまでにない環境づくりを目指します。協賛企業は健康づくりのノウハウがなくても協賛金支援のみで地域住民のための健康教室を開催することが可能で、地域でのCSR活動やSDGsの「すべての人に健康と福祉を」への貢献になります。

 

 

健康経営サポートプログラムでは、Inbodyによる体組成の測定や生活習慣に関わるアンケートによって企業毎の従業員の健康面の課題を抽出し、課題に基づいて適切なセミナーやレッスンを受講いただくことが可能です。食事・運動・睡眠に関わる講座や、ストレッチポールなどを使って身体を整えるレッスン、そのほかにヨガやピラティスなど様々な講座を受講できます。また、沖縄の豊かな自然を活用した森林浴でストレスを和らげるプログラムもラインナップとして用意しています。地域向けのプログラムでは企業向けのプログラムと同等のものをベースに、子供向けや高齢者向けの講座などを今後追加していく予定です。

 

 

令和4年度は3社を実施企業として募集します
初年度の取り組みはモデル事業として3社を実施企業として募集します。健康経営支援と地域の健康教室の協賛を今年度20万円(税別)から取り組むことが可能です。はじめての取り組みであるため、取り組みの様子のリリースなどを予定しており、企業のPRにも繋がる活動となります。実施企業には経済産業省が認定する健康経営優良法人2023についても健康経営エキスパートアドバイザーが取得に向けたご相談を承ります。

<募集企業の条件>
・健康経営や地域の健康づくりの協賛に興味がある企業
・健康経営に取り組んでいる企業
・従業員を雇用している企業
・沖縄県内の企業
・今年度本取り組みに参加可能な企業
・取り組みの様子の情報発信に同意いただける企業
<問い合わせ・応募先>
一般社団法人SWITCH Labo.へメールにてご連絡ください。
info@switchlabo.jp(担当:久高)
応募期間は10月末頃までを予定しています。

今後の展開
令和5年度に本取組みに参加したい企業を引き続き募集します。また、提供するプログラムについては県内の各自治体や保健所、保健センターとも連携を図りながら子供向けや高齢者向けの講座を順次追加していく予定です。企業と県民がそれぞれ支え合いながら健康づくりに取り組む新たなスタイルとして継続して実施することで、長寿県沖縄の復活の一助となるようこれからも様々な取り組みを行ってまいります。
代表メッセージ
一般社団法人SWITCH Labo.代表理事 久高有加 コメント

 

 

これまで愛知県など働く世代の健康づくり、企業の健康経営の支援に取り組んできました。この度沖縄県で事業活動をスタートするにあたり沖縄県の健康状態、健康づくりの取り組みについて調べていると沖縄県民の皆さんの健康づくりに取り組まねばならない!と強く感じました。長寿県のイメージをずっと持っていたのでデータを見て驚くことばかりでした。車社会であったり、食生活も本土とは少し異なる習慣があるなど様々な要因があるかもしれませんが、私たちにできることは県民の皆さんが自然と健康づくりに取り組める環境を作り、一人ひとりが自分の健康について意識を高めること、そして正しい情報を伝えることだと考えています。しかし、とても小さな会社であるため私たちだけでは県民全てのサポートは難しいと考えています。そこで沖縄県の企業の皆様のお力を借りる今回のプロジェクトの仕組みを検討しました。沖縄で生活、活動をして感じるのは沖縄の皆さんの温かさです。困っていることがあれば一緒に解決策を考えてくださったり、新たなご縁をいただいたりと本当に素敵な場所だと感じています。今回のプロジェクトは沖縄だから実現ができると考えています。一歩ずつ沖縄の健康づくりの支援に取り組み、県全体に波及していけるよう努めてまいります。

一般社団法人SWITCH Labo.について
【会社概要】

 

 

社名:一般社団法人SWITCH Labo.  
本社所在地:愛知県名古屋市西区名駅2丁目34-17セントラル名古屋1101
代表取締役:久高有加
事業内容:
・企業の健康経営支援のためのコンサルティングやセミナー
・アウトドアスポーツや自然を活用したプログラム企画運営による地域活性化
・個人向けのコンディショニングレッスンや栄養指導サービス
・一般向け健康セミナーの企画運営や部活動の栄養指導等
設立:2020年4月14日
HP:http://switchlabo.jp
 

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