元中日ドラゴンズの井上一樹、初の自伝を発売

ぴあ株式会社のプレスリリース

「俺みたいな男の本、誰も読まんわ!」
天才打者でもない、スーパースターでもない彼は、いかにしてプロ野球の世界を生き抜いたのか。

エースでも、4番バッターでもなければ、名球会入りもしていない。彼のキャリアは常に、野球を続けられるのか続けられないかの瀬戸際だった。まさに紙一重の野球人生。しかし、目立った成績のない彼が20年球団に在籍し、多くの中日ドラゴンズファンに愛され、そして引退試合を開催されるまでに至ったのは紛れもない事実である。彼はなぜ、厳しいプロ野球の世界を生き抜くことができただけでなく、ファンや関係者に愛される選手となったのか。本書は決して記録に表れない彼ならではの工夫とアイデア、心の持ちよう、そして人間的魅力に迫る一冊。井上一樹にとっては初めての著書である。

そのキャリアは、知れば知るほど紙一重の野球人生だ。相撲部屋への弟子入りが確実視されていた幼少時代。投手として入団するも長い2軍生活の後に打者転向。チーム体制の変化に翻弄された1軍生活など、順風満帆と呼ぶにはほど遠い。

決して天才打者でもスーパースターでもない彼が、いかにして中日ドラゴンズでのキャリアをまっとうし、記憶に残る選手となり、そしてファンに愛される存在となったのか。多くの挫折を乗り越えた井上が、自身の経験をもとに生き抜くヒントを読者に伝える。その話は、紙一重のキャリアを送ってきた彼だからこその指導論にまで及ぶ。等身大の経験談は、天才たちの成功譚とは全く違った共感や気づきを、読者に与えてくれるはずだ。

【概要】
中京テレビ スポーツスタジアム★魂 presents
井上一樹自伝「嗚呼、野球人生紙一重」
発売予定日:2019年10月2日(水)
価格:本体価格1500円+税
サイズ:四六判
発行・発売:ぴあ

【スポーツスタジアム★魂】
中京テレビ 毎週日曜16:55~17:25放送 

【著者プロフィール】
1971 年、鹿児島県霧島市生まれ。小学生時代からソフトボールを始め、鹿児島商業高校に進学し1988 年には甲子園出場。1989 年ドラフト2 位で中日ドラゴンズに入団。1994 年投手から野手に転向。1999 年には外野手レギュラーに定着しリーグ優勝に貢献する。その後も2004 年、2006 年のリーグ優勝、2007 年の日本一などを経験。2006 年からは2 年間選手会長も務めた。2009 年現役引退。引退後すぐに指導者に転身し、2011 年は2 軍監督としてファーム日本一。2012 年から再び1 軍打撃コーチを務めるも2013 年退任。現在は解説者として活躍している。
通算成績は1,215 試合、打率.275、本塁打79、打点349、盗塁13。左投左打。

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