日本フレスコボール協会(JFBA)、9月24-25日開催の「IBRAアテネオープン2022」に2021年度日本代表・松井芳寛&岸田直也ペアを派遣。

一般社団法人日本フレスコボール協会のプレスリリース

コミュニケーションデザインスポーツ “フレスコボール” の国内の普及活動を行っている日本フレスコボール協会(以下、JFBA、代表理事 窪島剣璽)は、9月24-25日開催の「IBRAアテネオープン2022」に2021年度日本代表・松井芳寛&岸田直也ペアを派遣することを発表いたします。

主催は「International Beach Racket Association(以下、IBRA)」。フレスコボールをはじめ、マトコットやビーチラケットなど世界で名称が異なるが競技性が同じとされるスポーツを統括する団体で、国際大会の第一回として、ギリシャ・アテネでの公式戦が実現しました。大会前週にはイスラエルでエキシビジョンマッチも開かれるなど、各国が協力する形で大会を運営。参加国は現時点で16カ国の予定で、各国のトップ選手たちが自身のプレースタイルを貫き、世界トップの座を狙うことになります。

日本からは、2021年度男子日本代表の松井芳寛選手と岸田直也選手を派遣。いずれも所属は「フレスコボール関西GVK」で、今大会では唯一の日本選手ペアとなります。松井&岸田ペアは、「FRESCOBALL Champion Race 2021」最終戦にあたる『フレスコボールオオクラカップ2021』で優勝。他大会でも優秀な成績を収め、2021年度日本代表に選出されました。落球の少ない安定したラリーが持ち味で、アテネオープンでも好成績が期待されます。

オオクラカップ2021では、5分間の総打数562、落球3の好成績で優勝

また松井&岸田ペアは、今回の渡航にあたりクラウドファンディングを8月6日より開始。コロナ禍で海外派遣が叶わなかったこの数年間でしたが、日本のフレスコボール界も着実にレベルアップ。その成長を世界に示すためにも、両選手の挑戦が始まります。JFBAとしても、将来的にフレスコボールをオリンピック競技にするための重要な一歩だと捉えており、両選手のサポートを最大限おこなってまいります。

▼クラウドファンディングページ(8月6日プロジェクトスタート)
https://camp-fire.jp/projects/599759/preview?token=uxon21ya

左:岸田直也選手 右:松井芳寛選手

〈松井芳寛選手コメント〉
コロナ蔓延によるさまざまな規制があった中、日本フレスコボール協会始め身近で支えてくださったフレスコボールの仲間、友人、家族に感謝いたします。岸田と二人で【フレスコボールをオリンピック競技へ】という想いを持っております。世界大会出場、優勝を目指すことがで少しでもその足ががりになっていけばと思っております。現地ギリシャでは他国の選手と交流、スキルシェアを積極的に行なう所存です。それに伴って国際的なフレスコボールの発展、普及を現実的なものにしていけるよう努めたいと思います。

〈岸田直也選手コメント〉
コロナ禍ということもあり世界大会の出場も考えましたが、日本フレスコボール協会から世界大会のチャンスを頂いたので松井選手と話し合い挑戦することに決めました。世界大会出場だけで終わらず、自分達の納得のいくプレーをして結果を残せるように頑張りたいと思います。他国の選手と交流しスキルアップして、日本フレスコボーラーにアウトプットできるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願い致します。

〈JFBA会長・窪島剣璽コメント〉
この度、3年ぶりにフレスコボールの国際大会(ギリシャ アテネ大会)に日本代表選手ペア(松井・岸田ペア)が出場することになりました。松井・岸田ペア、日の丸を胸に是非頑張ってください!彼らの活躍によりフレスコボールを通して国際交流が深まり、この思いやりの文化が更に世界に広まっていくことを期待しております。夢はフレスコボールをオリンピック競技に!皆様、松井・岸田ペアの応援宜しくお願い致します。

〈JFBAディレクター・山下祥コメント〉
たった数名で、奈良の小さな公園から始まった関西のフレスコボールの歴史。そこから日本代表まで駆け上がったのが、松井と岸田の2人でした。コロナ禍で海外派遣が叶わない中、ようやく舞い込んできたチャンス。出場するには、今季の日本国内の重要な公式戦を見送るという決断も伴いました。つまり、それだけ本大会に懸ける想いが強いということ。関西の地でひたむきにやってきたことを、アテネで発揮してくれることを楽しみにしています。

■“コミュニケーションデザインスポーツ” フレスコボールとは?
フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロ発祥のビーチスポーツです。1945年にリオ・デ・ジャネイロのコパカバーナビーチで考案され、現在は世界各地のビーチで親しまれるようになっています。
フレスコボールの最大の特徴は、向かい合う2人が競い合うのではなく、協力してラリーを続ける採点競技という点。競技時間は5分間、7mの距離を保って試合を行います。
協力してラリーを続ける様子から「思いやりのスポーツ」とも言われ、2022年7月現在、日本全国で20のJFBA公認地域クラブが設立され、フレスコボールを通した地域コミュニティが形成されています。
日本フレスコボール協会は、このスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらうために2013年に設立され、2025年までに日本全国47都道府県で地域クラブ設立を目指して積極的に活動を行っております。

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