オープンハウス・立教大学共催 特別講演「セルゲイ・ブブカ(国際陸上競技連盟副会長)×小須田潤太(パラアスリート)~2020へ…スポーツの夢とレガシー~ 」開催事後レポート

株式会社オープンハウスのプレスリリース

 東京、名古屋、福岡を中⼼に不動産業を展開する株式会社オープンハウス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒井 正昭 以下、オープンハウス)は、立教大学と共催で、国際陸上競技連盟副会長でソウルオリンピック男子棒高跳び金メダリストのセルゲイ・ブブカ氏を招いた特別講演「セルゲイ・ブブカ(国際陸上競技連盟副会長)×小須田潤太(パラアスリート)~2020へ スポーツの夢とレガシー~」を、9月17日(火)に立教大学池袋キャンパスにて開催致しましたので、その様子をご報告いたします。

 この度オープンハウスは、数多くのスポーツ選手を輩出し、スポーツ事業の応援に尽力されている立教大学と協力し、スポーツを行う人やスポーツを楽しむ方々に対して、2020年の東京パラリンピックに向けて挑戦を続けるパラアスリートを応援したいという想いから、本講演を開催致しました。
 当日は、立教大学の学生やスポーツに関心の高い方など、総勢約300名の方にご参加いただき、講演後の質疑応答では、多くの参加者がブブカ氏や小須田選手に質問をしようと手を挙げ、大盛況に終わりました。

 本講演では、セルゲイ・ブブカ氏が登壇し、東京オリンピックやパラリンピックを通して感じてほしいレガシーやスポーツの魅力についてお話し、多くの人の注目を集めたアスリート人生の中で乗り越えてきた逆境について語りました。
 その後、陸上競技の100mや走り幅跳びで活躍する、注目の現役パラアスリートでオープンハウス社員でもある小須田選手が登壇し、世界記録を35回も更新した伝説のアスリートであるブブカ氏から勝利の極意を伺う、対談形式のトークショーを行いました。対談の中でブブカ氏は、「自己成長のために日々挑戦することはスポーツだけでなく、仕事や人生にも通ずるものがある」と述べ、スポーツマンだけでなく、すべての人が「成長の秘訣」を感じられるイベントとなりました。

■セルゲイ・ブブカ氏トークショーコメント内容
 ブブカ氏は日本の大学での講演は今回が初めてとのことで、日本の印象について聞かれると、「現役時代は東京・福岡・大阪でそれぞれ世界記録を更新しており、日本で行う試合はとても楽しみにしていた」と答えました。また、自身が通算35回の世界記録を更新した秘訣は、常により良い記録を求めて練習を行い、世界記録を更新した後もさらなる記録更新の夢を見ることをやめなかったことであると話しました。そんなブブカ氏でも、計4回出場したオリンピックでは1度しか金メダルを獲得できなかったと話し、いかにオリンピックが重圧のかかる大会であるかを伝えました。最後に、東京オリンピック開催への心境を問う質問に対し、「東京でのオリンピック開催は必ず成功すると信じており、素晴らしい時間を過ごすことができると確信している」とコメントしました。

■セルゲイ・ブブカ氏と小須田選手による対談内容
 小須田選手は、ブブカ氏を前に緊張した様子で登場したものの、次第に緊張がほぐれ、和やかな様子で対談が進みました。偉大なアスリートからお話を聞けるとのことで、事前に20~30個もの質問を用意してきたと話し、会場は笑いに包まれました。
 普段はオープンハウス社員として、通常業務をこなしながら競技に取り組む小須田選手は、直近の大会で自己記録を更新しています。質問の一つとして、自分の限界を作らずに日々戦うコツを問われたブブカ氏は「心の強さ」と「日々のイメージトレーニング」が重要であると話し、これを受けて小須田選手は「東京パラリンピックに向けて今すぐにでも実践していきたい」と話しました。
 また、これまで義足を触ったことがないブブカ氏に対し、小須田選手が自分の義足を渡すシーンもあり、ブブカ氏が初めて義足を触る貴重な機会を見ることができました。

 最後に、2020夏季東京パラリンピックだけでなく、スノーボードで2022の冬季北京パラリンピックも目指して活動する小須田選手に対して、ブブカ氏は夏季競技に加えて冬季競技も行うことは自分にはできなかったと感心し、会場全体を巻き込み拍手とともにエールを送りました。

<当日の様子>

 オープンハウスは、「やる気のある人を広く受け入れ、結果に報いのある組織を作ります。」という企業理念のもと、陸上競技で東京パラリンピックを目指すパラアスリート、小須田潤太選手の活動を今後もサポートしてまいります。
 
【プロフィール】
■セルゲイ・ブブカ

 東京五輪前年1963年ソビエト連邦(現ウクライナ)生まれ。ソウルオリンピック男子棒高跳び金メダリスト、世界陸上6連覇。世界記録35回更新の伝説の鳥人。IOC理事・国際陸上競技連盟副会長・ウクライナオリンピック協会会長。

■小須田潤太
 1990年埼玉県所沢市生まれ。北京オリンピックで銀メダルを獲得した山本篤氏から声をかけていただいたことをきっかけに陸上競技を始め、オープンハウスの社員として働きながら、2020年東京パラオリンピックを目指す。天皇陛下御即位記念2019ジャパンパラ陸上競技大会100m 2 位(13.65 秒/自己ベスト)、走り幅跳び 2 位(5.64m/自己ベスト)。更に、パラスノーボード選手としても活躍。強化指定選手に選ばれ、2022年北京冬季パラリンピック出場も目標としている。

■イベント概要
タイトル   :オープンハウス・立教大学共催 特別講演
      「セルゲイ・ブブカ(国際陸上競技連盟副会長)×小須田潤太(パラアスリート)
      ~2020へ スポーツの夢とレガシー~」
開催日時 :2019年9月17日(火) 15:00~16:30
会場       :立教大学池袋キャンパス 11号館地下1階AB01教室(東京都豊島区西池袋3-34-1)
登壇者    :国際陸上競技連盟副会長 セルゲイ・ブブカ
        パラアスリート 小須田潤太
        立教大学総長 郭洋春
プログラム:郭総長の挨拶
        セルゲイ・ブブカ氏トークショー
      ブブカ氏と小須田選手の対談
      一般参加者からの質疑応答

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