『第11回ワールドゲームズ』へ ライフセービング日本代表が出場いたします

公益財団法人日本ライフセービング協会のプレスリリース

公益財団法人日本ライフセービング協会(=JLA 東京都港区 理事長:入谷拓哉)は、2022年7月7日からアメリカ合衆国アラバマ州バーミンガム市で開催される『第11回ワールドゲームズ』へ、ライフセービング日本代表選手団を派遣いたします。

  • ライフセービング日本代表

男子選手5名、女子選手5名が出場いたします。障害物リレー、マネキンリレー、メドレーリレーからなるチーム種目に出場予定。

 

男性後列左から 植木監督、板場貴大、高須快晴、、西山 俊、安藤 秀、平野 修也(以上選手)、坂本コーチ、 女性前列左から 名須川紗綾、伊藤若菜、山岸夢、八木愛海、平井葉子(以上選手)男性後列左から 植木監督、板場貴大、高須快晴、、西山 俊、安藤 秀、平野 修也(以上選手)、坂本コーチ、 女性前列左から 名須川紗綾、伊藤若菜、山岸夢、八木愛海、平井葉子(以上選手)

安藤秀、西山俊、平野修也の3選手は2017年ポーランド大会に出場し、世界新記録を樹立(当時)したのに続き2回目の出場。それ以外の選手は今大会が初出場となります。
大会ページ日本選手一覧 https://www.jwga.jp/competitions/birmingham/result.html#competitionsNav

【ライフセービング日本代表選手団】

スタッフ
監督:植木 将人(ウエキ マサト)        
コーチ:坂本  陸(サカモト リク)
トレーナー:細川 英範(ホソカワ ヒデノリ)   
スポーツ栄養士:松本  恵(マツモト メグミ)
アシスタントマネージャー:大山 玲奈(オオヤマ レイナ)   
審判員:栗栖 清浩(クリス キヨヒロ)

女子選手
名須川 紗綾(ナスカワ サアヤ)/ 茅ヶ崎サーフライフセービングクラブ *
伊藤 若菜(イトウ ワカナ)/ 和田浦ライフセービングクラブ
平井 葉子(ヒライ ハコ)/ 九十九里ライフセービングクラブ,日本大学サーフライフセービングクラブ
八木 愛海(ヤギ マナミ)/ 鴨川ライフセービングクラブ
山岸 夢(ヤマギシ ノゾミ)/ 鹿嶋ライフガードチーム
男子選手
平野 修也(ヒラノ ナオヤ)/ 山形ライフセービングクラブ *
安藤 秀(アンドウ スグル)/ Vikings
板場 貴大(イタバ タカヒロ)/ 横浜海の公園ライフセービングクラブ,早稲田ライフセービングクラブ
髙須 快晴(タカス ヨシハル)/ 鹿嶋ライフガードチーム
西山 俊(ニシヤマ シュン)/ 湯河原ライフセービングクラブ
*はキャプテン

協  賛
オフィシャルゴールドパートナー / 株式会社三洋物産、株式会社三洋販売
オフィシャルサポーター / アルコインターナショナル株式会社、株式会社クレーマージャパン

 

【植木監督コメント】
ワールドゲームズへの出場はこれで3度目。2017年ポーランド大会に出場した際、障害物リレー男子が世界新記録を樹立(当時)し、金メダルを獲得しました。今大会に出場する日本代表は、障害物リレー、マネキンリレー、メドレーリレーからなるチーム種目出場権を獲得しています。この種目で出場できるのは、世界でわずか8カ国のみ。選考は昨年1月から11月までの間にチーム選出及びベストタイムを申告する形式で行われ、練習やタイム計測のプールの確保など、様々な困難を乗り越えての出場となりました。これもひとえに、日本代表派遣を支援してくださる、協賛、協会関係スタッフの皆さん、そしてコロナ禍においても熱い応援をしてくださる皆さんのお力があったからだと、あらためて感謝申し上げます。今大会でもメダル獲得を目標に、精一杯、記憶に残るレースを展開してまいります。

 

  • 第11回ワールドゲームズ

2022年7月7日から17日までの11日間、アメリカ合衆国・バーミングハム市で開催されます(※)。1981年にサンタクララ市で第1回大会が開催されて以来、約40年ぶりのアメリカ開催となります。公式30競技・公開5競技に、約110の国・地域から3,600名のトップアスリートが世界の頂点を目指します。
※当初、第11回ワールドゲームズは2021年7月15日から25日で開催が予定されていましたが、新型コロナウィルスの影響に伴い、1年延期することとなりました。(2020年4月2日:IWGA発表) 
以上、JWGAホームページより  https://www.jwga.jp/competitions/birmingham/

【大会概要】
開催期間:2022年7月7日(木)~7月17日(日) 開会式7月7日/閉会式7月17日
開催地:アメリカ合衆国・バーミングハム市 Birmingham Crossplex Pool
特定非営利活動法人日本ワールドゲームズ協会ホームページ https://www.jwga.jp/competitions/birmingham/
バーミングハム大会公式ページ https://twg2022.com/
大会期間中の現地レポートはFacebookへ投稿予定 https://www.facebook.com/jla.lifesavingsport

日本代表選手団の主なスケジュール
7/ 6 :壮行会、出国
7/ 7 :開会式
7/10:障害物リレー(4x50m)
7/11:マネキンリレー(4x25m)、メドレーリレー(4x50m)
7/13:帰国
 

  • ライフセービング

水辺の事故ゼロをめざして
水辺における安全知識と技能を広め、誰もが安全に楽しむことのできる社会へ。

ライフセービングとは、人命救助を本旨とした社会的活動であり、一般的には水辺の事故防止のための実践活動として普及・発展してきました。ライフセービングは単に救命活動のみで完結するものではなく、救命の実践を重ねながら自他の生命を見つめ、すべての生命に対して「慈しみ」を有する活動で、その活動の根本にあるものは生命の尊厳です。
2021年4月の国際連合、第75回総会において、世界的な溺水防止に関する決議が採択され、毎年7月25日をWorld Drowning Prevention Day 世界溺水防止デーと宣言しました。この決議によって、国際連合総会は加盟国に対して、溺水防止に向けて自発的に行動をおこし、溺水のための国の窓口を設けるように奨励しています。また、世界保健機関(WHO)も加盟国の要請に応じて、溺水防止の取組みを支援すると同時に、国際連合内の関係機関間において、国際連合システム内の活動調整を行うよう依頼しています。
ライフセービング活動は、溺れた者を救うという救助活動から、溺れない安心な環境をマネジメントすること、さらには日常生活の危機管理も含めて、総合的に安全を提供できる活動としても大きな期待が寄せられており、ライフセービングを通じて人と人とが支えあい、安心して暮らせる社会の仕組みづくりに貢献していくことも大切な使命です。

公益財団法人 日本ライフセービング協会(Japan Lifesaving Association:JLA)
日本ライフセービング協会は世界唯一のライフセービング国際組織である国際ライフセービング連盟(ILS)の日本代表機関として、2001年にNPO法人となり、2019年から公益財団法人として新しいスタートをきりました。現在では、全国に29都道府県協会と多くのクラブが設立され、認定資格を持つライフセーバーが活躍しています。水辺での人命救助・監視活動はもちろん、新しい救命救助技術の普及、さらには学校教育への導入など、水辺の事故から犠牲者を一人でもなくすべく、日本ライフセービング協会は「人と社会に変革をもたらす」法人として、「教育」「救命」「スポーツ」といった領域における生命尊厳の輪を普及していく社会貢献活動を行っています。

  • ライフセービング競技

1908年(明治41年)、オーストラリアでライフセービング競技は誕生しました。その生まれた理由は「溺れた者を救いたい」、まさにこの一点です。 
ライフセービング競技の場合は「より速く」を求める以上に「より正確さ」も求め、その速さと正確さが「苦しみある者への限りない安心感と絶望なる生命の生還を願う」スポーツとして、その勝利は「生命の尊厳」に他なりません。まさに、ヒューマニズムに根ざしたスポーツとして、その真意は勝敗をも超越した「生命を救う(守る)スポーツ」であり、「今、そこにいる人間が救う・守る」という哲学を有しています。こうして生まれたライフセービング競技は「自己目的なスポーツであるのみならず、人道主義に基づいた人命救助という目的をも兼ね備えており、そのことこそライフセービング競技の意義の一つである」といえます。ライフセービング競技は、レスキュー活動のための救助技術や体力の維持・向上を目的としているため、その種目要素は実際の救助活動をシュミレーションしたものがベースとなっています。
またILSは、国際オリンピック委員会や国際スポーツ連盟機構、国際ワールドゲームズ協会といった国際スポーツ組織の公認組織であり、ライフセービングスポーツという側面から世界的な普及に寄与しています。 

株式会社三洋物産 株式会社三洋販売は
ライフセービング日本代表のオフィシャルゴールドパートナーです

2006年より開催されている国内唯一の国際大会が『三洋物産 インターナショナル ライフセービングカップ』(三洋カップ)です。日本代表選手の強化を目的に、海外の強豪国を日本に招聘して開催される大会で、ライフセービング大国であるオーストラリア、ニュージーランドをはじめ、南アフリカやイギリス、アメリカなどの強豪国、そしてアジアの各国地域が参加して、毎回ハイレベルなレースが繰り広げられています。
長きに渡り、株式会社三洋物産、株式会社三洋販売のご支援のもと、三洋カップとともに、日本代表選手の育成が続けられ、2018年に行われた世界選手権大会で、日本代表は総合8位入賞の好成績をおさめました。2019年の三洋カップから、植木将人監督率いる新体制で強化育成が進められています。ライフセーバーである選手は、スポーツとしての勝利を得るためのみならず、守るべき命のために日々過酷なトレーニングを行っています。日本代表選手の育成は、技術のある救助者を育てることに繋がり、水辺の事故ゼロへの道筋を作っているといえます。世界と互角に戦える実力が求められる選手育成のために、日本ライフセービング協会では、ユース世代を含むライフセービングスポーツ人口の拡大、指導者の育成、さらには競技会の充実など、将来を見据えた計画を推進しています。
https://www.sanyobussan.co.jp/csr/

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