FC大阪のプレスリリース
大阪府東大阪市をホームタウンとするサッカークラブ「FC大阪」は、6月4日（土）に、ホーム・大阪府営服部緑地陸上競技場にてJFL 第10節 vs.奈良クラブを戦いました。結果は下記のとおりです。
FC大阪 0-0（前半0-0） 奈良クラブ
先週よりやや気温は低いものの快晴、熱い日差しが降り注ぐ中行われた奈良クラブとの23回目の阪奈ダービー。FC大阪は先週の劇的勝利の勢いそのままに今季初の連勝を決め、さらなる勢いに乗りたいところ。
FC大阪は先週途中出場から得点を決めたMF町田がスタメンに、またFWエフライン・リンタロウが怪我から復帰し、久々のベンチ入りとなった。
前半、ダービーらしい白熱した一進一退の攻防。FC大阪は球際激しく、前線から相手選手にプレッシャーをかけると、そのまま相手からボールを奪取し、ショートカウンターを繰り出す。しかし相手ディフェンダーの決死の守りからなかなか有効的なシュートを繰り出すことができない。一方守備陣は開始早々の6分に相手の抜け出しからGK永井建と1対1のピンチを迎えるものの、相手シュートを防ぎ、相手に得点を許さない。結局前半はお互いに守りきり0-0のスコアレスで終える。
後半、前半と打って変わって相手がペースを握る展開。だがここもFC大阪ディフェンス陣の集中した守りで相手に得点を許さない。勝利がほしいFC大阪は63分に、MF久保、FWルイス・フェルナンド、FW今村に替え、MF木匠、MF吉馴、MF上月と攻撃的な選手を一気に3枚投入、また77分にはこの日再三ゴール前に顔を出し相手に脅威を与えていたMF西矢に替えFWエフライン・リンタロウを投入し、1点を獲りに行く。すると80分、DF舘野からのロングボールに反応したMF木匠が抜け出し、ドリブルで相手ゴール前まで持ち込みペナルティエリア内にいたFWエフライン・リンタロウにパスを送ると、そのボールをエフライン・リンタロウが落とし、最後はMF上月が強烈なミドルシュートを放つ。ボールはゴール左隅に向かって突き進むが、相手ディフェンダーの顔面に当たってしまい得点ならず。試合終了間際には相手の猛攻を集中したFC大阪のディフェンス陣とGK永井建のファインセーブで切り抜け、0-0で試合終了。
気温同様にピッチ上の白熱した阪奈ダービーは史上3度目のスコアレスドローで勝ち点1を分け合う結果となった。
FC大阪スターティングメンバー
攻守で試合のリズムを作ったMF日高
ハードワークで攻守に貢献したMF西矢
相手の攻撃を守り抜いたFC大阪守備陣（写真はGK永井建とDF舘野）
