【フェンシング】女子サーブル グランプリ イタリア大会で2大会連続のダブル表彰台!

公益社団法人日本フェンシング協会のプレスリリース

現地時間2022年5月22日(日)にパドヴァ(イタリア)で開催された、フェンシング女子サーブル グランプリ イタリア大会にて、髙嶋理紗選手(オリエンタル酵母工業株式会社)が銀メダル、江村美咲選手(立飛ホールディングス)が銅メダルを獲得致しました。日本女子サーブルのシニアグランプリ大会でのメダル獲得は初の快挙となります。

​前大会でシニア女子サーブル日本初のワールドカップ個人金メダルを獲得し、今大会を世界ランキング6位で迎えた江村選手は、ベスト16でBOUDIAF選手(アルジェリア)、準々決勝ではNAVARRO選手(スペイン)に勝利するも、準決勝では世界ランキング4位のBASHTA選手(アゼルバイジャン)に9対15で敗退し、銅メダルが確定しました。

一方、世界ランキング91位で予選から勝ち上がった髙嶋選手は、ベスト16で世界ランキング5位のGEORGIADOU選手(ギリシャ)、準々決勝ではJEON選手(韓国)に危なげなく勝利すると、準決勝では世界ランキング20位のQUEROLI選手(フランス)の追い上げを振り切り、15対12で勝利。決勝では江村選手を破ったBASHTA選手との接戦の末、11対15で敗退しましたが、見事銀メダルを獲得しました。

準決勝:江村選手(右)準決勝:江村選手(右)

決勝:髙嶋選手(右)決勝:髙嶋選手(右)

シニア女子サーブルでのメダル獲得は日本初、髙嶋選手は自身としても初のシニアワールドカップ・グランプリ大会メダル獲得。そして江村選手のシニアワールドカップ・グランプリ大会における個人戦の2大会連続メダルも、日本女子サーブル史上初めての快挙です。

左から:髙嶋・BASHTA・江村・QUEROLI左から:髙嶋・BASHTA・江村・QUEROLI

 

左:髙嶋選手、右:江村選手左:髙嶋選手、右:江村選手

【本人コメント】
髙嶋選手:
団体でのメダル獲得に続き、個人でもようやくメダルを獲得することができました。いつも応援してくださる皆様のおかげでここまで来れました。私の競技人生を支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
次は金メダルをお見せできるよう、精進して参ります。今後とも応援よろしくお願いいたします。

江村選手:
“日によっても相手によっても戦い方は変わってくる”ということを心がけて、金メダルを獲った時と違う戦い方にはなりましたが、メダルに手が届きました。初戦から試合数を重ねるごとに段々と良い感覚を掴めるようになっていましたが、負けてしまった試合は少し迷いがあったのと、対戦相手に合う戦術に気付くのが遅く、開いた点差を埋めることができませんでした。ただ、GPでのメダル獲得は初めてですし、2大会連続でメダルを獲得できたことはまたひとつ自信に繋がりました。次回以降も自分を信じて、また対戦相手をリスペクトしながらチャレンジ精神を忘れずに記録を更新していきたいです。
次はいよいよ重要なアジア選手権、世界選手権なので、今以上に強い状態でピストに戻ってきたいと思います。
今回も遅くまで応援ありがとうございました!

以上

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。