FC大阪のプレスリリース
大阪府東大阪市をホームタウンとするサッカークラブ「FC大阪」は、5月7日(土)に第27回 大阪サッカー選手権大会 決勝 vs.関西大学を戦いました。結果は下記のとおりです。
FC大阪 0-2(前半0-1) 関西大学
得点者:百田(22分:関西大)、久乗(65分:関西大)
初夏を思わせるような日差しが降り注ぐ中行われた、天皇杯 大阪府代表の座をかけた、第27回 大阪サッカー選手権大会の決勝。
FC大阪は、前節のスタメンから、GK櫻庭、MF上月、MF禹がスタメンに名を連ね、またDF大桃がFC大阪加入後初スタメンとなった。
前半から積極的に攻撃を仕掛けるFC大阪。6分にはゴール前でボールを受けたDF美馬がシュートを放つが枠を捉えきれず。20分には相手のパスをインタセプトしたMF上月がミドルシュートを放つも相手GK正面と、なかなか相手ゴールネットを揺らすことができない。22分、相手ゴールキーパーからのロングボールをワンタッチで繋がれると、関西大 百田にシュートを放たれる。このシュートはゴールポストに当たり、不規則な回転となると、FC大阪はクリアしきることができず、相手に先制を許してしまう。前半のうちに同点に追いつきたいFC大阪は、前半アディショナルタイム、FW久保のロングボールに反応したMF上月が相手ディフェンスラインの裏に抜け出し、ドリブルで持ち込みシュートを放つが、枠を捉えることができず、決定的なチャンスを逃して前半を終える。
後半、FC大阪はMF上月に替えてFW今村を投入すると、前線が活性化し、より相手ゴールでプレーする時間が増える。だが相手の粘り強い守備で決定的なシュートを放つことができない。すると65分、相手のロングボールがFC大阪のディフェンスラインに裏に出る。しかし前線に飛び出していた関西大の選手はオフサイドポジション。その選手がボールに触る直前でプレーをやめ、オフサイドの判定が出ず、関西大の2列目にいた選手がそのボールを拾い、GKとの1対1を流し込まれ追加点を許してしまう。なんとか1点を返したいFC大阪はMF木匠、MF西矢、MF吉馴、FW宇高と攻撃的な選手を次々投入し、FW今村を中心に得点を狙うが、相手DFの体を張ったクリアや、クロスバーに嫌われ、後半は相手の4倍となる8本のシュートを放ちながら得点を決めることができず、0-2で試合終了。2年連続の天皇杯出場はならなかった。
FC大阪スターティングメンバー
加入後初出場初スタメンとなったDF大桃
ディフェンスラインからも積極的に攻撃に参加したDF美馬
後半からの出場で、得点こそ決めることができなかったが両チーム最多となる5本のシュートを放ったFW今村