軽量性と操作性を追求カーボン製白杖「ミズノケーン ST」発売

ミズノ株式会社のプレスリリース

 ミズノは、軽量性と操作性を追求したカーボン製白杖「ミズノケーン ST(エスティー)」を、初めて商品化しました。社会福祉法人日本ライトハウス、社会福祉法人日本点字図書館で3月29日に発売します。
▼「ミズノケーン ST」について
 URL:https://jpn.mizuno.com/poweredlife/mizunoadapt/whitecane

 「ミズノケーン ST」は、スポーツ用品開発で培ったカーボン設計・加工技術を活用し、軽量性と操作性を追求した直杖タイプの白杖です。一般社団法人PLAYERS※1と協力し、ミズノで開発、ミズノテクニクス株式会社※2で製造しています。
※1 「一緒になってワクワクし世の中の問題に立ち向かう」をスローガンとするプロトタイピングチーム
  https://www.players.or.jp
※2 スポーツ用具・カーボン製品の製造をするミズノ株式会社のグループ会社
  https://www.mizuno-technics.co.jp/

 さらに「ミズノケーン ST」には、外出先で白杖が折損した際に使用者を目的地までタクシーで送り届けるサービスが付帯されています。
 ミズノは、スポーツテクノロジーを活用し、人々がよりアクティブに暮らす活気ある世界の実現を目指します。

 販売目標は、2,000本(発売から1年間)です。

「ミズノケーン ST」の特長
 「ミズノケーン ST」は、ミズノとPLAYERSが共に多様な当事者との対話を通じて“持って出掛けたくなる白杖“というコンセプトを着想しました。そのコンセプトをもとに、ミズノが総合スポーツメーカーとして培ってきた知見と技術をもとに、白杖の使用シーンにおいて、扱いやすい機能性とスポーティーなデザイン性を追求しています。

■カーボン設計・加工技術を活用
 「ミズノケーン ST」はゴルフクラブやラケットなどの開発・製造で培ったカーボン設計・加工技術を活用し、軽量でありながら振り心地が良く、地面を捉えやすい機能性を追求しています。持ち手に近い手元側を堅くすることで、地面の凹凸を感じやすい設計を採用しています。地面と接地する先端部にはティアドロップ型の石突を採用することで、路面のひっかかりを抑制しています。

                       白杖手元部
 

                  白杖先端部(ティアドロップ型の石突)

■スポーティーなデザイン性と環境に配慮したデザイン設計
 「ミズノケーン ST」のデザインには、新たなコミュニケーションを生み出すきっかけになってほしいという思いが込められています。先端部から中央部にかけては、鮮やかなブルーを配置し軽快感と爽快感を表現しています。中央部から手元部にかけては、大小の三角形が連なったデザインを採用しています。
 シャフト部分のデザインには、加飾フィルム※3を使用しています。この装飾手法は、塗装・印刷による加工に比べて環境負荷の少ない手法となり、CO2排出抑制への貢献にもつながります。
※3 専用のフィルムを使用しシャフトに直接装飾をする手法
 

■折損時の移動手段を提供するサービスを付帯
 白杖は歩行する際に目の代わりになるものです。これまで外出先で折損した場合、対応方法が限られているため、外出時の不安の一つとなっていました。
 「ミズノケーン ST」に付帯されているサービスは、東京海上日動火災保険株式会社の協力を得て開発したもので、折損時には第一交通産業株式会社グループのタクシーが使用者を目的地まで送り届けます。
▼「ミズノケーン ST」付帯サービスについて
  URL:https://jpn.mizuno.com/sites/default/files/2022-03/lh_pl_whitecane_20220309_mizunocanewarrantyservice.pdf

                          記

             (お客様のお問合せ先)  ミズノお客様相談センター   TEL:0120-320-799

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