電通デジタル、新たなパラアスリートを採用

電通デジタルのプレスリリース

 株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:川上 宗一 以下、電通デジタル)は、ダイバーシティ推進の一環として、2月1日付でCPサッカーの大野 僚久(おおの ともひさ)選手、2月16日付でパラ卓球の浅井 翔一(あさい しょういち)選手、車いすフェンシングの角田 成(つのだ あきら)選手を採用しましたのでお知らせします。

 電通デジタルでは、多様性のある環境づくりに向け様々な取り組みを行っており、その一つとして障がい者採用およびパラアスリートの活動支援を推進しています。現在、当社には有熊 宏徳選手(パラ陸上競技/走幅跳・100m)、有田 正行選手(ボッチャ)、小松 沙季選手(パラカヌー)、長櫓 圭永選手(車いすテニス)、山内 裕貴選手(パラ射撃)、脇山 陸久選手(パラ陸上競技/車いす)、若生 裕太選手(パラ陸上競技/やり投げ)が在籍しています※1。

 今回新たに採用したCPサッカーの大野選手は、2016年より日本代表に選出され世界を舞台に活躍し、国内でも2018年「第18回CPサッカー全日本選手権大会」でチームを優勝へ導きました。パラ卓球の浅井選手は、2017年「第17回全国障害者スポーツ大会」で優勝を果たし、以降も全国大会で好成績を残しています。さらに車いすフェンシングの角田選手は、数々の国際大会に出場し、2018年「インドネシア2018アジアパラ競技大会」ではベスト8入りを果たすなど、いずれも今後も活躍が大いに期待される選手です。電通デジタルでは、三名の選手の活動支援をはじめ、今後もパラスポーツの普及・振興に貢献してまいります。

 電通デジタルは、「ワクワクするデジタルへ」というスローガンのもと、デジタルを通じて生活者と企業をつなぐことで幸せをお届けし、デジタルと共にあるワクワクした未来の実現を目指しています。スポーツの分野においても引き続き、夢の実現を目指す選手や競技を支援していくと同時に、変化の著しいデジタル社会の中で、障がいのある方々が働きやすい多様性のある環境づくりを進めていきます。

※1:元車いすバスケットボール選手の藤井郁美は現役を引退し、現在は引き続き電通デジタル社員として所属アスリートの業務支援やパラスポーツの振興活動に従事しています。

パラアスリート 藤井 郁美選手(車いすバスケットボール)現役引退と今後の活動のお知らせ(2022年1月27日発表)https://www.dentsudigital.co.jp/release/2022/0127-001235/

<選手プロフィール>

大野 僚久(おおの ともひさ)

主種目:CPサッカー(FT1)※強化指定選手

生年月日:1996年1月2日

15歳の頃、フットサル練習中に脳動静脈奇形による脳出血を発症し右半身麻痺が残る。2016年にCPサッカーを始め、2ヶ月後に日本代表に選出。2018年からは副キャプテンを務め、2019年には自身初のワールドカップで得点を挙げる。国内でも所属チームで背番号10番を背負い、2018年の全日本選手権ではチームを優勝に導いた。

受賞・代表戦歴:

2016年 2016 IFCPF World Championships Qualification Tournament 8位

2017年 2017 IFCPF CP Football World Championships 16位

2018年 第18回CPサッカー全日本選手権大会 優勝

2019年 2019 IFCPF World Cup 13位

【大野選手コメント】

電通デジタルのスローガンである「ワクワクするデジタルへ」と同じく、私も観ている方を“ワクワク”させるプレーを常に心がけています。「次はどのようなプレーをしてくれるのだろう」「ボールを持ったら何かやってくれるだろう」と、応援してくださる方を楽しませるプレーが大好きです。自分が楽しんでプレーすることで、観ている方が明るく元気になっていただけるサッカー選手になれるよう、日々努力をしていきたいと思います。

浅井 翔一(あさい しょういち)

主種目:パラ卓球(クラス8)

生年月日:1994年3月9日

6歳の頃に脳腫瘍が見つかり、手術の後遺症で左半身麻痺になる。大学進学を機に障がい者卓球に出会い、パラ卓球選手として本格的に競技活動を開始。2017年「第17回全国障害者スポーツ大会」で優勝を果たし、以降も全国大会で好成績を残す。

受賞・代表戦歴:

2017年 第17回全国障害者スポーツ大会 優勝

2019年 第39回ジャパンオープン・パラ卓球選手権大会 G2 3位

同年 第11回国際クラス別パラ卓球選手権大会 クラス8 ベスト16

【浅井選手コメント】

卓球に限らずスポーツは常に課題を見つけ、技術を洗練していけるかが重要です。電通デジタルはクライアント企業の事業やマーケティングをデジタルという強みで戦略的に向上させ、常に成長を続けています。私も障がいという特徴を強みに変え、自分にしかできないプレースタイルを求めて、卓球はもちろん、自分自身を成長させていきたいです。そして、その姿を通して、多くの方を勇気づけていきたいと思います。

角田 成(つのだ あきら)

主種目:車いすフェンシング(カテゴリーB)

生年月日:1989年4月27日

23歳の頃に交通事故により脊椎を損傷し、下肢機能全廃となる。事故以前は格闘技をしており、一番の強みであった身体機能を失う。その後、車いすでも闘える車いすフェンシングに出会い、2016年より競技を開始。「インドネシア2018アジアパラ競技大会」をはじめ、数々の国際大会に出場する。

受賞・代表戦歴:

2018年 2018 IWAS 車いすフェンシングワールドカップ カナダ大会 ベスト8

同年 インドネシア2018アジアパラ競技大会 ベスト8

同年 2018 IWAS 車いすフェンシングワールドカップ 京都大会 ベスト16

2019年 2019 IWAS 車いすフェンシングワールドカップ ブラジル大会 ベスト16

【角田選手コメント】

電通デジタル創業年である2016年より競技を始めました。この5年に無駄な日々は無く、これまで積み重ねてきたもので、いつの日か世界で一番になれるよう挑戦していきます。これからも電通デジタルの企業理念と同じく「成果にこだわり続けよう」を胸に車いすフェンシングで成果を残し、より多くの方に知ってもらうことで、競技の魅力を伝えていきたいと思っています。

<電通デジタル所属パラアスリート一覧> ※五十音順

有熊 宏徳(ありくま ひろのり)

主種目:陸上競技 走幅跳/100m(T38クラス)

脳性麻痺(左半身片麻痺)。

2016年より競技を始め、以降出場する大会でメダル獲得、800m日本記録更新。

有田 正行(ありた まさゆき)

主種目:ボッチャ(BC3クラス) ※強化指定選手

先天性の難病脊髄性筋萎縮症(SMA)。

電動車いすサッカー元日本代表で、2017年からボッチャは競技転向。2021年日本選手権で優勝を果たす。

小松 沙季(こまつ さき)

主種目:パラカヌー(VL2) ※強化指定選手

バレーボール選手として活躍後、突如体調を崩し、両下肢麻痺となる。

2020年に競技を始め、わずか2ヶ月で国内大会2位、その2ヶ月後にはワールドカップで5位入賞。2021年、東京2020パラリンピック出場。

長櫓 圭永(ながろ けいと)

主種目:車いすテニス(メインクラス) ※強化指定選手

17歳で事故に遭い、脊髄損傷による両下肢機能全廃になる。

数々の大会で成績を残し、次世代育成強化指定選手にも選ばれる。

山内 裕貴(やまうち ゆうき)

主種目:射撃 10mエアピストル 

17歳の頃に事故に遭い、右手全体の神経が麻痺。

2014年から競技を始め、2017年には初めて国際大会出場。

脇山 陸久(わきやま りく)

主種目:陸上競技 100m/200m/400m/

ハーフマラソン(T54クラス)

先天性の二分脊椎症。2013年に競技を始め、ジュニア時代には国際大会でメダルを獲得。

若生 裕太(わこう ゆうた)

主種目:陸上競技 やり投げ(F12クラス) ※強化指定選手

20歳の頃にレーベル症を発症し視覚障害になる。

2018年よりやり投げに専念し、翌年には日本記録を樹立。

<電通デジタル パラアスリート特設サイト>

https://www.dentsudigital.co.jp/para-athlete/

<電通デジタルについて>https://www.dentsudigital.co.jp/

国内最大級のデジタルマーケティング会社として、データとテクノロジーを駆使した次世代マーケティングの戦略策定・実行、その基盤となるITプラットフォームの設計・構築、クライアントの事業革新を支援するDXコンサルティングなどのサービスを提供。国内外のプラットフォーマー各社との緊密なパートナーシップのもと、高度な専門性と統合力により、クライアントの事業成長に貢献しています。

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