PXBパートナーズPR事務局のプレスリリース
大橋ボクシングジム(運営:株式会社フェニックスプロモーション/神奈川県横浜市)は本日2月22日(火)に、4月22日(火)に開催するPXB PHOENIX BATTLE 87(読み:ピーエックスビーフェニックスバトルエイティセブン、会場:後楽園ホール)に先立って、WBO世界ミニマム級王者・谷口 将隆選手らによる記者会見を行いました。会見では、谷口 将隆選手の初防衛戦をはじめとした対戦カードを発表したほか、登壇した出場選手が試合への意気込みを語りました。
左から渡辺会長、谷口選手、石澤選手、高城会長
左から大橋会長、武居選手
佐々木選手
左から大橋会長、松本選手
谷口選手「前回の良い勝ち方にならって、今回の初防衛戦でも、しっかりと警戒して勝つ」と慎重さと強気さを見せる!
石澤選手「谷口選手へのリベンジの場が世界タイトルマッチという意識」とリベンジを誓う!
PXB PHOENIX BATTLE 87は、現WBO世界ミニマム級チャンピオン谷口 将隆選手 対 WBO世界ミニマム級5位石澤 開選手による「12R WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」をメインカードとし、7試合の開催を予定しています。
今回の記者会見では、谷口選手と石澤選手に加え、PXB PHOENIX BATTLE 87に出場するスーパーバンタム級 武居 由樹選手、スーパーライト級 佐々木 尽選手、フェザー級 松本 圭佑選手が登場し、試合に向けた意気込みを語りました。さらに、大橋ボクシングジム 大橋 秀行会長とワタナベボクシングジム 渡辺 均会長、M.Tボクシングジム 高城 正宏会長らも登壇しました。
まず、昨年12月にWBO世界ミニマム級新王者となったことへの反響や心境の変化について聞かれた谷口選手は、「最初は全然慣れなくて落ち着かなかったが、最近はようやく実感が湧いて、次に向けて気合を入れて頑張っているところです」と回答。さらに、今回初めて追う立場から追われる立場になる防衛戦については、「防衛のほうが性に合ってると思うので、どうなるのか楽しみです」とコメント。
続いて、王者・谷口選手の初挑戦者であり、谷口選手と対戦経験もある石澤選手への質問に。以前の試合と、世界チャンピオンに挑戦する今回の試合の心境の違いについて聞かれると、「自分の唯一の黒星である谷口選手が世界タイトルを獲得したことでこのような試合が組めたので、僕としては理想のリベンジが出来る場が整ったなと思ってます。世界タイトルマッチという意識よりも、“谷口選手へのリベンジの場”という意識のほうがありますね」と回答。それを受け谷口選手は「二年半前とはお互い全然違うと思いますし、彼の強さに凄い警戒をしているので今回の試合は油断なく全力で臨みたいです」とコメント。
また、谷口選手の練習状況や調子について、渡辺会長は「谷口はずっと1年間を通じて練習をしっかりやっていて、世界チャンピオンになっても変わりない。それが一番いいと思います。」とコメントしました。続いて高城会長は石澤選手について「今の段階でかなり良い状態。技術的なことはまだ上がるので試合までに絶好調な状態にもっていくことが大切だと思います」とコメント。
試合への意気込みを聞かれた谷口選手は「前回、良い勝ち方が出来たので、今回の初防衛戦でもしっかりと警戒して練習を重ね、石澤選手に絶対に勝てるように努力します」とコメント。一方、石澤選手は「この試合に勝つことはもちろんですけど、僕に求められてるのは“どのように倒すか”だと思うので、今回も倒して世界タイトル奪取を目指して頑張りたいです」と回答しました。
武居選手「10ラウンドは難しいかもしれないのでKOを目指す」
佐々木選手「一番インパクトのあるKO勝利をして会場の皆さんを喜ばせる」
松本選手「“ミライ”が取れて“モンスター”と呼ばれるような試合をしたい」と三者三様の意気込みを語る!
武居選手はK1から転向後、1ラウンドでの勝利が続いており、昨年12月に行われた試合でも1ラウンド59秒KOで話題となりました。それを受け、今回の試合も同様に攻めの姿勢で取り組むかと問われた武居選手は「昨日、大橋会長から次の試合が10ラウンドと聞きました。これまでの3戦を1ラウンドしか戦っていないので10ラウンドは難しいかもしれないので、なるべくそこまでいかないようにしたいです」と笑いを交えながら回答。
トレーナーである八重樫東さんからは「次の試合は判定勝ちでいこうと言われたのですが、僕はそれは難しいのでKOを目指したいと思っています」と強気の回答。PXB PHOENIX BATTLE 87での対戦相手である河村真吾選手の印象は「ベテラン選手ですし、タイトルマッチなども経験されていて格上の選手なので、気を抜かずに良い経験をさせていただいて勝ちたいと思っています」とコメント。最後に、試合に向けた意気込みについて聞かれると「僕がメインのお二人を食うほど、後楽園ホールを沸かしたいと思います」と力強くコメントしました。
佐々木選手は、昨年10月に行われた、WBOアジア・パシフィック 日本スーパーライト級王座決定戦にて、平岡アンディ選手と対戦し、初の敗戦となりました。その結果を受けて意識の変化や練習メニューの変更などについて問われると「すべての面でまだまだだと思ったので、練習で全てに意識を向け全体的にあげており、前回よりもレベルの上がった自分が見せられると思います」と回答。今回の対戦相手であるマーカス・スミス選手の印象について「これまで勝利している試合がすべてKOなのでパワーが凄いと思うが、自分のほうが全然パワーがあると思います。平岡アンディ選手が圧倒的にトップだと思っているので、今回は普通にやれば勝てると思っています」と平岡選手へのリスペクトと次の試合への自信を表しました。最後に「素晴らしい選手ばかりの興行に出させていただきますが、そこで一番インパクトのあるKO勝利をして会場の皆さんを喜ばせられたらと思いますので、応援宜しくお願いします」と意気込みました。
続いて、昨年12月のプロ4戦目で4試合連続KO勝利となり、「ミライモンスター」の名を広めた松本選手。本来であれば来週行われる予定であったプロ5戦目が、負傷により4月に延期された際の心境を「いろいろ動いていただいた方がいらしたので、選手含め、みなさんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でもまずは怪我を治さなければいけないと思ったので、怪我を治すことに集中して、練習も切り替えてしています」とコメント。今の身体を調子を聞かれると「怪我もよくなってきて、ばっちり練習もできているので、2か月かけて仕上げていって試合を迎えたい」と順調な様子。
対戦相手である伊集 盛尚選手の印象については、「パンチがある印象。僕自身も集中力を切らさないで戦っていけるようにしたい。そのためには集中力を上げて、左で何もさせないイメージでやっていこうと思います」とコメント。
2ヶ月の延期を経て行われる試合を待ちわびているファンに向けての意気込みは「まだまだミライモンスターという印象が強いですが、試合をこなして“ミライ”が取れて“モンスター”と呼ばれるような試合をしたいと思っています」と語りました。
最後に、大橋会長は「(4月の試合まで)あと2か月ですが、選手のみなさんには十分な体調管理とコロナ禍でもあるので細心の注意を払って、最善のコンディションで体調だけには気を付けて臨んでください」と選手への期待を語りました。
選手紹介
ワタナベボクシングジム所属
通算成績 :18戦15勝(10KO)3敗
アマ戦績 :74戦55勝(16KO)19敗
第21代WBO世界ミニマム級王者
第31代日本ミニマム級王者
第9代WBOアジアパシフィックミニマム級王者
1994年1月19日生まれ
兵庫県神戸市出身
2016年4月3日デビュー
PXB PHOENIX BATTLE 87 概要
<大会概要>
◆大会名称 :PXB PHOENIX BATTLE 87(ピーエックスビーフェニックスバトルエイティセブン)
◆大会主催 :大橋ボクシングジム
◆開催日時 :2022年4月22日(金) 17:30(予定)
◆会場 :後楽園ホール(東京都文京区)
◆生放送・生配信 :「ひかりTV」 他
※有料サブスクリプションサービスでの配信を予定
◆公式サイト :https://www.phoenixbattle.jp/
◆対戦予定カード :
WBO世界ミニマム級タイトルマッチ(12R)
WBO世界ミニマム級チャンピオン 谷口将隆(ワタナベ)18戦15勝10KO3敗
VS WBO世界ミニマム級5位 石澤開(M.T)11戦10勝9KO1敗
スーパーバンタム級(10R)
武居由樹(大橋)3戦3勝3KO
VS 日本スーパーバンタム級16位 河村真吾(堺春木ジム)27戦15勝(8KO)8敗4分
スーパーライト級(8R)
佐々木尽(八王子中屋)12戦11勝10KO1敗
VS マーカス・スミス(平仲)9戦7勝7KO1敗1分
フェザー級(8R)
松本圭佑(大橋)4戦4勝4KO
VS 伊集盛尚(琉豊ボクシングスタジオ)16戦11勝9KO5敗
スーパーバンタム級(6R)
竹田梓(高崎)6戦5勝5KO1敗
VS 木村元祐(加古川)11戦3勝1KO6敗2分
フライ級(6R)
横手大嵐(石川BG立川)10戦7勝3KO3敗
VS 川崎智輝(サンライズ)3戦1勝2敗
スーパーミドル級(4R)
ダンディーデリンジャー(大橋)1戦1勝
VS 上村周平(名古屋大橋)