TOKYO YEG AWARDS 2021受賞企業5社を決定~大賞は株式会社カラーズ(大田区・在宅介護サービス)に決定~

東京商工会議所のプレスリリース

 

表彰の様子(左:加藤貴久青年部会長 右:㈱カラーズ田尻社長)

 東京商工会議所青年部(加藤貴久会長・東立電機(株)社長)は、TOKYO(トーキョー) YEG(ワイイージー) AWARDS(アワーズ) 2021」の受賞企業5社を、下記のとおり決定しましたので、お知らせします。

 当事業は、東商初代会頭の渋沢栄一翁が「論語と算盤」で唱えた「智」「情」「意」の理念を実践する経営に取り組む当所青年部会員を顕彰し、コロナ禍による逆境を切り拓く契機とすること、好事例の見える化によりビジネス機会の創出を図ることを目的に、今年度から新たに実施したものです。

 今回、17社から応募があり、一次選考の書類審査・映像審査を実施した結果、上位5社が最終選考に進みました。2月18日(金)に開催した最終選考会では、5社によるプレゼンテーションが行われ、東商青年部所属会員によるオンライン投票の結果、「大賞1社、優秀賞1社、奨励賞3社」を決定、同日表彰式を実施しました。

  大賞には株式会社カラーズが選出されました。同社は介護等福祉サービスをメインとしながらも、大田区の町工場と連携し「直進軽快車いす」を開発。ケア事業における課題を業種の垣根を越えて解決した取り組みや、地域全体の訪問介護の質を向上すべく、周囲を巻き込んで実施した姿勢等が高く評価されました。(各社の取り組み内容、評価のポイントについては別添資料をご参照ください。)

 受賞企業には、賞状の授与に加え、「渋沢栄一翁モデル自転車(㈱玉越工業)」等を副賞として贈呈します。また、青年部HP(https://www.tokyo-cci.or.jp/seinenbu/index.html)にて各社の取り組み事例を紹介する他、今後、青年部の活動においても好事例として周知を図り、各社のPRを支援してまいります。

 当事業は、次年度も継続的に実施予定です。今後も本事業を通じ、青年経済人のビジネス機会創出や取り組みの支援をしてまいります。

 

TOKYO YEG AWARDS 2021受賞企業一覧

大賞

株式会社カラーズ(大田区)

在宅介護サービス、障がい福祉サービス、子育て支援サービス等

代表取締役 田尻 久美子

[受賞ポイント]

・介護等サービスにとどまらず、車いすの開発など、現場で活躍していらっしゃるからこそわかる製品開発を評価

・地域活動も積極的に行っている社長と社員の方の勢いや熱量を感じられる

 

優秀賞

mugichocolate株式会社(渋谷区)

産前産後の支援事業、クリエイティブ制作事業

代表取締役 界外 亜由美

[受賞ポイント]

・少子高齢化や女性の社会進出の推進に対して、新たな視点からの取組で将来に期待が持てる

・子供を持つ女性の不安を解消するビジネスモデル。時代の求める事業内容で、アイデア、展開も素晴らしい

 

奨励賞  ※五十音順

株式会社Criacao(新宿区)

新宿をホームタウンとするサッカークラブクリアソン新宿の経営等

代表取締役 CEO 丸山 和大

[受賞ポイント]

・スポーツ(サッカー)を競技としてだけでなく、社会問題の解決手段として取り組まれている点を評価

・クラブの高い目標をもちながらも、地元の人やお店をつなぎ地域振興を行う新しいビジネスモデルに期待が持てる

 

辻村人財コンサル株式会社(文京区)

保育園運営 人材教育事業(法人向け)

代表取締役 辻村 あい

[受賞ポイント]

・これからの未来を支える子供達の為のビジネスモデル。子供を預ける親からの信頼や、一緒に働く仲間からの信頼、そうした信頼をどのように育んでいくのか、様々な仕掛けをしている点を評価

・潜在保育士の掘り起こしの重要性は社会的意義が非常に高いと感じる

 

株式会社八芳園 (港区)

結婚式場・宴集会場・レストラン運営、オンラインイベントプロデュース

代表取締役 長谷 晴義

[受賞ポイント]

・コロナ禍の影響を受けやすい状況下においても事業を進めていく不退転の決意が感じられる

・コロナ禍の危機を、「食・イベント分野へのDX推進」という新たな世界への挑戦で乗り越える実行力を評価

 

 

 東京商工会議所青年部とは

東京商工会議所会員事業所の経営者若しくはその後継者又はその会員事業所に推薦された年齢35歳以上50歳以下のメンバーで構成。

会員間の親睦と連携を密にし、青年経済人としての研鑽を積むとともに23区内における商工業の発展及び地域の振興を図ること等を目的に2017年に設置。(2021年7月1日時点 約1,000名)

 

TOKYO YEG AWARDS 2021」とは

渋沢栄一が「論語と算盤」で唱えた「智」「情」「意」のバランスがとれた具体的な取り組みや、青年経済人らしい攻めの経営時流に先駆けた事業を展開している東京商工会議所23支部青年部会員を顕彰する

 

本事業における「智」「情」「意」とは

「智」:【知恵・知性・感性】 ~世の中の流れを見極め、先駆的かつ健全な企業経営を行っている~

「情」:【情熱・チャレンジ・従業員満足】~青年経済人や従業員が、熱い想いや志をもって事業・企業経営に取り組んでいる~

「意」:【意思・意識・道徳】~自社の利益だけではなく、社会への貢献も重視した企業活動を行っている~

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