フィッシャー 中谷宇吉郎博士「雪の教室」のオンライン配信を開始

株式会社ゴールドウインのプレスリリース

株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:渡辺貴生/東証一部:コード番号8111)の「FISCHER(フィッシャー)」は、世界で初めて人工雪の結晶を作ることに成功した中谷宇吉郎博士「雪の教室」に協賛し、2月14日(月)13時より、オフィシャルブランドサイトにてオンライン配信を開始します。 

1936年、気象条件と雪の結晶が形成される過程の関係を解明し、世界で初めて人工の雪を作ることに成功した中谷宇吉郎博士。雪や氷の研究は、現在の地球規模の気候変動や環境変化の原因を明らかにするための最も基本となるものとして近年多くの研究者から改めて注目を集めています。
「FISCHER」は雪に関わるスキーブランドとして、この直面する環境課題に向き合い考える機会として、中谷宇吉郎博士の研究を現代的な視点で深めてこられた古川義純氏(中谷宇吉郎 雪の科学館館長)によるトークセッション「雪の教室」(2022年1月16日に収録済み)に協賛しています。トークセッションには、中谷宇吉郎博士の故郷である片山津温泉のファンジン「イグアノドン」創刊編集長、明貫紘子氏(Eizo Workshop)と、当社フィッシャー事業グループ小田島賢も登壇し、中谷博士の研究を通して、雪の結晶、人工の雪、結晶成長、地球の温暖化などについてお話を伺うとともに、「FISCHER」からは“役に立つ道具”についての提案も行いました。

株式会社ゴールドウインは、長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」を発表し「スポーツを通じて豊かで健やかな暮らしを実現する」という企業理念のもと、気候変動問題を解決し地球環境の改善に向けた様々な取り組みを実施しています。環境問題と切り離すことができない雪のフィールドを守り、スキーという地球と遊ぶアクティビティを未来につなげるため、このような学びの場を重要な機会点と考えています。

【「雪の教室」概要】
主催:片山津温泉観光協会
協力:中谷宇吉郎記念財団、中谷宇吉郎 雪の科学館、映像ワークショップ合同会社
協賛:株式会社ゴールドウイン「FISCHER(フィッシャー)」
配信:2月14日(月)13時より配信開始
URL:https://www.youtube.com/watch?v=RCUWU4QjNA0&t=10s

<セッション内容>
1、中谷宇吉郎博士について
2、人工の雪について
3、「役に立つ科学」を標榜実践された中谷博士に、フィッシャーから「役に立つ道具」を提案
4、結晶成長について
5、地球の温暖化について
 

中谷宇吉郎(1900-1962)
1900年7月4日、石川県加賀市片山津温泉生まれ。
1925年、東京大学理学部卒業後、理化学研究所で寺田寅彦に師事。その後イギリスに留学。
1932年に北海道大学理学部教授となり雪の研究を始める。
1936年3月12日、大学の低温研究室にて人工雪を作ることに世界で初めて成功。気象条件と決勝が形成される過程の関係を解明した。他にも凍上や着氷防止の研究など、低温科学の新しい分野を次々に開き、晩年はグリーンランドの氷の研究に力を注いだ。科学研究のほか、随筆、絵画、科学映画などにもすぐれた作品を残している。

フィッシャーについて
フィッシャーは、1924年創業のオーストリアの名門スキー&ブーツブランド。
技術革新力を駆使し、アルペンスキー、クロスカントリー、ジャンプスキーまで、幅広いジャンルでハイレベルなスキーギアを展開している。

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