4.3(日) K-1年間最大のビックマッチ「K’FESTA.5」代々木大会決定!K-1誕生の場所で無差別級トーナメント開催!

K-1実行委員会のプレスリリース

都内にて記者会見が行われ、1993年4月30日にK-1が旗揚げした会場、東京・国立代々木競技場第1体育館にて、4月3日(日)にK-1が年に一度開催している年間最大のビッグマッチ「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5」の開催することを発表しました。

今大会では8選手参加による[K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント]の開催が決まりました。会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーはトーナメント開催の経緯を以下のように説明しました。

「K-1の歴史は代々木第一でブランコ・シカティックが優勝した無差別級トーナメントから始まりました。K-1 JAPAN GROUPでは軽量級の選手にスポットライトを当て、軽量級中心に盛り上がってきましたが、やはりK-1の原点は重量級の倒し合いであり、超人たちの戦い。今後も軽量級を盛り上げていきますが、K-1が代々木第一に戻ってきたということで無差別級トーナメントを開催させていただきます」

トーナメントには実績的に優勝候補となる京太郎、北京五輪柔道金メダリスト・石井慧をはじめ、K-1 JAPAN GROUPの重量級を牽引してきたK-Jee、現在Krushクルーザー級王者のマハムード・サッタリら8選手が参戦。以下の組み合わせを発表しました。

一回戦(1):ANIMAL☆KOJIVS谷川聖哉
一回戦(2):石井慧VS実方宏介
一回戦(3):京太郎VS坂本英則
一回戦(4):K-Jee VSマハムード・サッタリ

準決勝(1):一回戦(1)勝者vs一回戦(2)勝者
準決勝(2):一回戦(3)勝者vs一回戦(4)勝者

決勝:準決勝(1)勝者vs準決勝(2)勝者

会見欠席となった石井以外の7選手が登壇すると、中村プロデューサーは「「K-1 JAPAN GROUPの重量級はヘビー級からスタートして、90kg以下のクルーザー級を新設。昨年は京太郎選手がボクシングからK-1に戻り、石井選手もK-1に参戦し、100kg以下のヘビー級と100kg以上のスーパー・ヘビー級も作りました。グループ全体として近年、重量級が盛り上がってきているのを感じ、選手層も厚くなってきて、無差別級トーナメントをやるとしたらここだな』と思って決めました。K-1は競技化されて、細かく階級も分かれているんですが、戦いの原点はデカくて強いヤツらが殴り合って誰が一番か決める。それもK-1の魅力だと思ってます。そういった戦いをここにいる選手にはぜひ見せてほしいと思います」と大きな期待を寄せました。

(なお中村プロデューサーは『トーナメントはベルトなどかけずに優勝を争うものになります。また、K-1クルーザー級チャンピオンのシナ・カリミアン選手は現在イランに帰国していて、試合の準備が間に合わないため、今回のトーナメント参戦は見送りになります』と説明)

「K’FESTA」の舞台で着実にステップアップしてきた谷川は、「絶対に優勝して、自分が重量級の新エースになりたい」と、さらなる飛躍を力強く表明。その谷川と1回戦で激突するANIMALは“野獣ファイト”を誓い、自身が柔道出身であることを踏まえ「石井選手は同じ柔道の神様みたいな存在の人なので、試合してみたいなと思います」と意気込みました。

石井はVTRメッセージで「自分の目標である京太郎選手と戦うために、必死でがんばっていきます。みなさんに応援してくださいとは言いません。みなさんから応援してもらえるような行動と姿勢を取っていきたいと思います」と静かに闘志を燃やすと、対する実方は「石井選手は京太郎選手にずっとアピールしてるので、一回戦で僕がぶっ倒して、準決勝、決勝と勝ち上がって最高なかたちで優勝したいと思います」と力強く宣言。

優勝候補と目される京太郎はいつものようにマイペースにコメントを発し、石井に関する質問に対しても「僕はワンマッチでやると思ってたんですけど、トーナメントということで。決勝戦まで行かないから、僕、二回戦くらいでと思ったんですけど(笑)。決勝まできついんじゃないですかね、お互いに。どっちかが、はい」と煙に巻くようなコメントを残した。その京太郎にK-1初参戦で対峙する坂本は「誰も知らない中、僕が優勝できたら目立てると思ってる」と番狂わせをアピール。

そして一回戦屈指の注目カードとなるのがK-Jee vsサッタリ。K-Jeeは「K’FESTAで主役になれるということはとてもワクワクしています。今年こそ、重量級の年にしたい。観てる人の心、魂に響くような試合をしていきたい」と、重量級のエースらしく宣言。対するサッタリも「(K-Jee)元K-1チャンピオンで、とても強くてすばらしい選手だと思う。この試合もそうだが、すべてをつぎ込んでこのトーナメントに勝つ」と、Krush現王者の意地を感じさせるコメントを残しました。
 

また本「K’FESTA.5」大会に相応しいカードとしてマッチメイクされたのが、王者・山崎秀晃vs挑戦者・大和哲也のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチです。

もともと無差別級とヘビー級主体で始まったK-1でしたが、その後、70kgのK-1 WORLD MAXが始まり、2010年には63kgという軽量級のカテゴリーが作られました。その63kgのトーナメントで優勝を果たしたのが大和でした。しかし、これから軽量級にもスポットが当たるという時期に、旧体制のK-1は活動を休止してしまいます。軽量級に希望を抱いていた選手やファンの夢舞台がなくなってしまいました。そのため、大和はムエタイの世界チャンピオンになる道を目指すことになります。

その同時期にKrushのリングで若い力として台頭してきていたのが山崎でした。中村プロデューサー曰く、「KrushをK-1に負けない舞台にするという想いで戦い続けていた」という山崎の想いが叶い、2014年にK-1が現在の新体制で復活します。「僕の中ではあの時のK-1 MAXの63kgの続きが今のK-1の原点になってるんじゃないかなと思っています」と中村プロデューサーが語った通り、現在のK-1の中心を担うのは軽量級です。山崎は体を張って、新生K-1の中心選手として活躍してきました。

また、山崎の活躍に引き寄せられるかのように大和もK-1に復帰。そして、一昨年9月のK-1エディオンアリーナ大阪大会で、山崎がK-1スーパー・ライト級王座を戴冠。中村プロデューサーがかつて思い描いていた2人の対戦が、K-1の原点でもあり、大和がトーナメント優勝を飾った代々木第一体育館という記念すべき会場で実現する絶好のタイミングが訪れたのです。
 

さらに元K-1フェザー級王者・江川優生が昨年3月以来の復帰。大岩龍矢とのスーパーファイトに臨みます。この一戦は昨年7月のK-1福岡大会のカードとして決定していましたが、江川が欠場。「K’FESTA.5」での仕切り直しが決定しました。

江川は「K-1のスーパー・フェザー級は俺が荒らす」と発言し、大岩は「ただ倒すだけじゃなくて、最高の試合を届けたい」とコメントしています。

今後の対戦カード発表もどうぞお楽しみにしてください。
 

  • 「 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」大会情報

◆日 時      2022年4月3日(日) 13:00開場 15:00本戦開始(予定)
◆会 場      国立代々木競技場 第一体育館
◆アクセス      〒150-0041東京都渋谷区神南2-1-1 tel.03-3468-1171
◆主催・著作    K-1実行委員会
◆企画・制作    ㈱M-1スポーツメディア
◆運 営      ㈱グッドルーザー
◆入場料金(予定) 
ロイヤルシート≪特典付≫ 100,000円 (当日100,500円)
アリーナSRS席 60,000円 (当日60,500円)
アリーナRS席 35,000円 (当日35,500円)
アリーナS席 15,000円 (当日15,500円)
スタンドS席 15,000円 (当日15,500円)
スタンドA席 10,000円 (当日10,500円)
※消費税込み/全席指定/小学生からチケットが必要となります。
◆チケット発売所  
「K-1.SHOP」 https://k-1.shop/ticket/ (インターネット販売)
㈱グッドルーザー tel.03-6450-5470 (電話予約)
チケットぴあ https://t.pia.jp/
イープラス https://eplus.jp/
ローソンチケット https://l-tike.com/
◆公式WEB SHOP先行発売   
2月12日(土)PM12:00より「K-1.SHOP」にて発売(予定)
◆お問合せ              
https://www.k-1.co.jp/contact/
㈱グッドルーザー tel.03-6450-5470
(2022.2.9現在)

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