レッドイーグルス北海道が、アイスホッケー選手とファンをつなぐ端末で観戦体験価値向上に繋がる実証実験を開始!

eiicon companyのプレスリリース

 eiicon company(所在地:東京都港区南青山、代表:中村 亜由子)は、スポーツ庁より受託運営しているアクセラレーションプログラム「INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD HOKKAIDO」に参加する株式会社レッドイーグルス北海道と、株式会社タザワによる共創プロジェクトで、「ウェアラブル端末」を使用した実証実験を開始することを発表いたします。
 日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームAUBA(アウバ、以下AUBA)を運営するeiicon companyは、令和3年度スポーツ産業の成長促進事業「スポーツオープンイノベーション推進事業(地域版SOIP(※)の先進事例形成)」(以下、本事業)をスポーツ庁より受託。同庁や運営パートナーの皆様とともに、企画・設計・運用からPR戦略まで、本事業ならびに本プログラムの運営全般を強力にサポートしてまいります。

「INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD HOKKAIDO」に参加した、 レッドイーグルス北海道とタザワ「INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD HOKKAIDO」に参加した、 レッドイーグルス北海道とタザワ

■実証実験の内容
 レッドイーグルス北海道所属選手が「ウェアラブル端末」を着用し、歩数・活動量・睡眠・脈拍・皮膚温度・会話時間・UV などを常に計測します。計測したデータは専用アプリ等にてチームが取得し、負荷や健康状態を管理分析。コンディショニング向上へ活用するとともに選手の怪我防止やトレーニング効果の向上などに活用します。
取得したデータは統計加工を行ったうえで情報発信をすることで、レッドイーグルス北海道新規ファンの拡大、ホームゲームへの新規来場者増加、観戦体験価値の向上を目指します。

 今後は、レッドイーグルス北海道のファンや苫小牧市民を中心にウェアラブルデバイスを販売。プロスポーツ選手と同様の機器を装着することにより、ファンや市民の健康意識の増進を図ります。

 なお、今回の「ウェアラブル端末(腕に装着するタイプ)」を使った実証実験は、レッドイーグルス北海道では初めての取り組みとなります。

選手の歩数・活動量・睡眠・脈拍・皮膚温度・会話時間・UV などを常に計測する「ウェアラブル端末」 (提供:株式会社タザワ)選手の歩数・活動量・睡眠・脈拍・皮膚温度・会話時間・UV などを常に計測する「ウェアラブル端末」 (提供:株式会社タザワ)

■実施の経緯
 スポーツ庁とeiiconが北海道で開催したプログラム「INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD HOKKAIDO」にて、株式会社レッドイーグルス北海道は、チームが抱える課題を共に解決する企業を全国より募集。
 全国から集まった応募の中で、株式会社タザワは「スポーツチームと地域の連携による高齢者層への健康意識の向上」、「ファミリー層や若年層など、スタジアム新規来場者の獲得」の2点を具体的な課題として設定。事業アイデア「モバイルテクノロジー活用×来場体験価値向上プラン」を提案し、レッドイーグルス北海道はプランを採択しました。
 今回は「スポーツチームと地域の連携による高齢者層への健康意識の向上を図るプランの実装化」に向けて、実証実験を開始いたしました。

■「スタジアム新規来場者の獲得」に向けた施策も同時に進行
 株式会社レッドイーグルス北海道と株式会社タザワは、ファミリー層や若年層をターゲットに、健康アプリ「ASTARI」を利用した取り組みも実施。
 利用者はタザワが提供する健康アプリ「ASTARI」をスマートフォンにダウンロード。歩いた歩数によってマイルが貯まり、貯まったマイルはレッドイーグルス北海道のホームゲーム会場にてプレゼントと交換が可能です。
 アプリの施策をキッカケに、「スタジアム新規来場者の獲得」を目指します。

□レッドイーグルス北海道ホームゲーム限定 マイル交換 対象試合
2022年1月22日、23日 H.C.栃木日光アイスバックス戦
2022年2月26日、27日 東北フリーブレイズ戦

□交換場所
苫小牧市 白鳥王子アイスアリーナ 特設コーナー(北海道苫小牧市若草町2丁目4番1号)
※当日、会場には特設コーナーを設置し、アプリダウンロードやマイル交換のお手伝いをさせていただきます。
※健康アプリ「ASTARI」公式webサイト:https://service.paycierge.com/astari/
※新型コロナの感染状況によっては、イベントを縮小、または中止する場合がございます。

白鳥王子アイスアリーナ(提供:株式会社レッドイーグルス北海道)白鳥王子アイスアリーナ(提供:株式会社レッドイーグルス北海道)

■今後の展望
 今回の分析データや実証実験を検証し、今後はこれらのデータを活用した地域健康社会の創出を目指してまいります。

■『INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD』について
 「INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD」は、スポーツの力とあらゆる産業の共創で、地域の社会課題を解決しながら、新たなビジネス・価値の創出を目指すプロジェクトです。
 各地域のスポーツチーム/団体は地域に根付いているからこそ、地域で抱える社会課題や、地域として目指す未来・ビジョンをより明確に把握しています。事業アイデアの中から書類選考で選ばれたパートナー企業は、スポーツチーム/団体と共に2日間のBUSINESS BUILDでディスカッション・ビジネスプランのブラッシュアップを実施し、新たな事業の骨組みを創り上げました。
 その中から採択されたパートナー企業はインキュベーション期間に入り、地場企業や団体、全国のサポーター企業、スポーツビジネス・各業界に精通したメンターの協力のもと、共創ビジネスアイデアの社会実装・事業化を目指しています。
 今年度は、北海道・関西・中国・沖縄が舞台。スポーツを核とした地域活性化を実現し、各地域から、日本全土へ、そして世界へと、「スポーツの成長産業化」を目指します。

 北海道地域では、同地域にゆかりのあるレッドイーグルス北海道(アイスホッケー)とレバンガ北海道(バスケットボール)が参加し、共創によるビジネスアイデアを募集。全53件の応募の中から、厳正な選考によって選ばれた6社が一堂に会し、2021年11月12日(金)・13日(土)に『INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD HOKKAIDO』を開催。2日間の集中ブラッシュアップとプレゼンテーションを行い、厳正なる審査の結果、各社共創アイデアを選出いたしました。

□レッドイーグルス北海道の募集テーマ
「伝統あるスポーツを革新、未開拓マーケットへ浸透させる」

□株式会社タザワによる提案タイトル
「モバイルテクノロジー活用×来場体験価値向上」

■参考情報
□『INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD HOKKAIDO』
https://eiicon.net/about/innovation-league-sportsbb2021-hokkaido/
□『INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD』
https://eiicon.net/about/innovation-league-sportsbb2021/
□株式会社レッドイーグルス北海道
https://redeagles.co.jp/
□株式会社タザワ
https://tazawanet.co.jp/
□「INNOVATION LEAGUE SPORTS BUSINESS BUILD HOKKAIDO」にて北海道地域のスポーツチームとタッグを組む2社のテーマを採択!(2021年11月15日プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000037194.html

■eiicon company 概要
eiicon companyは、「オープンイノベーション※」にチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施しています。
1)「AUBA」:  https://auba.eiicon.net/ 「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、オープンイノベーションのパートナーを探すことができる、ビジネスマッチングプラットフォーム。登録数22,000社。課題・事業成長に必要なリソースなど自社情報を登録、相互に発信し、企業の新たなつながりを実現します。
2)「TOMORUBA」: https://tomoruba.eiicon.net/ 事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信しています。
3)「SHABERUBA」: 「AUBA」が提供する、会員専用コミュニティ。バーチャルコワーキングスペースで会員同士の会話や商談、各種イベント参加やコミュニティ支援実施まで、オフラインでの活動をオンライン上で実現しています。
4)「event」: ビジネスパートナー企業との出会いの場をリアルに創出します。
5)「Sourcing Support」: 専門コンサルタントがオープンイノベーションチャレンジを支援します。
以上5つの軸で、日本に新規事業創出手法「オープンイノベーション」を根付かせるサービスを提供しています。
名 称:    eiicon company (エイコンカンパニー)  https://corp.eiicon.net/
代 表:    中村 亜由子
所 在 地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
事業内容:
オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど
電話番号:03-6370-8360(代表)
メールアドレス:info@eiicon.net

■運営会社
社名:パーソルイノベーション株式会社
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
資本金:5,500万円
代表者:代表取締役社長 長井 利仁
事業内容:
新規事業創造・オープンイノベーション推進、グループ会社の経営計画・管理並びにそれに付帯する業務

※SOIP:
スポーツの価値が社会に貢献する新たな財・サービスの創出を促進する場や仕組み。スポーツ庁は、SOIPを推進することで、スポーツ界と他産業界が連携することで新たなサービスが創出される社会の実現を目指す。

※オープンイノベーション:
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。

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