UNIVAS、設立当初より検証・検討している学業基準の指針「運動部学生の学修支援となる単位数めやす」を公表!

一般社団法人大学スポーツ協会のプレスリリース

一般社団法人大学スポーツ協会(東京都千代田区、会長:福原紀彦、以下 UNIVAS)は、設立当初より学業基準の検証・検討を進めてまいりましたが、運動部学生における学業と運動部活動の両立をさらに進めることを目的に、卒業所要単位数を計画的に取得することを導く手法のひとつとして「運動部学生の学修支援となる単位数めやす」を策定しました。

 

競技に邁進する運動部学生は、ともすれば授業が疎かになり、進級や卒業に必要な単位数の取得が困難になる場合も見受けられています。大学は、社会へ進出する最終の学びの場であり、各人がどのようなキャリア形成を行っていくか重要な時期となります。
UNIVASは、運動部学生が競技だけに終始することなく、学業への意識を持ち、卓越性を有する人材として社会へ出ていくため、学修へ意欲を持って臨んでいただきたいと考えています。本めやすは、学修支援が必要な学生を大学が把握し、大学が学修支援を行うためのものであり、一律に導入を課している内容ではありません。「運動部学生の学修支援となる単位数めやす」を参考に導入の検討をされている大学に対しては、先行大学の事例の情報提供や加盟大学、競技団体の理解を深めていただくための説明会を実施し支援してまいります。

◆人材育成に向けたUNIVASの考え方
設立理念にある「卓越性を有する人材」を輩出するため、運動部学生に対して身体面・精神面・
学業面での学びの実践を支援していきます。
1. 運動部学生が入学前より学業に取り組める環境を整えるための「入学前教育プログラム」の支援
2. 運動部学生が学業とスポーツを両立させるための支援
   運動部学生のデュアルキャリア形成を支援するため、学びの重要性を説くサービスの提供を実施
3. 運動部学生への支援が推奨される参考指標として「運動部学生の学修支援となる単位数めやす」を策定し、大学が本めやすを導入・運用時の参考にできる事例等を提供

◆運動部学生の学修支援となる単位数めやす

 

*設立準備委員会が検討するにあたり11大学の運動部学生(2-4年生) 約1900名の2019年度単位取得数をもとに算出

◆UNIVASの支援について
1. 検討・意思決定プロセスにおける支援
・他大学の事例など、導入検討の際に必要な情報の収集および提供
・意思決定のために開催される会議や学内担当者への概要説明の実施
2. 導入準備プロセスにおける支援
・導入にあたって必要な通知文書などの雛形や事例の収集および提供
・学内説明会などの説明員の派遣
3.    実行・運用プロセスにおける支援
・導入後に想定される学業基準未達成学生のフォローアップに関する事例の収集および提供
・導入における各種運用フロー、事例の収集および提供
・運動部や関係各所からの問い合わせ事例の収集および提供
・他大学との情報交換会の実施

◆加盟大学、加盟団体への説明会
「運動部学生の学修支援となる単位数めやす」の理解を深めて頂くために説明会を実施します。
日時:1月21日(金)14:00-15:00
開催方法:オンライン(ZOOM))

■『UNIVAS』に関して
URL:https://univas.jp/
一般社団法人大学スポーツ協会は、文武両道の奨励の他、大学スポーツ界全体の統括と振興を目的に2019年3月に発足。学修環境の充実、安全・安心して競技に取り組める環境整備と共に、大学スポーツ全体の価値向上にむけて活動しています。
 

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