カタール、FIFAワールドカップ™の会場となる新スタジアムでFIFAアラブカップ™ 初戦開催

2022年サッカーW杯カタール大会伝送と遺産の最高委員会 日本PR事務局のプレスリリース

FIFAアラブカップ™の開幕初日、FIFAワールドカップ™の第1試合目が開催される、アル・ベイト・スタジアムが初めて公開されました。湾岸地域の遊牧民が古来使用してきたテントを模して設計された6万人収容のこの会場で開催された試合は、カタールがバーレーンに1-0で勝利を収めるなど、16のチームによるトーナメントはエキサイティングな幕開けとなりました。

(本プレスリリースは12月1日発表された英語版の抄訳です)

アル・ベイト・スタジアムのオープニングセレモニーには、シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ・カタール国首長殿下(the Amir of Qatar, His Highness Sheikh Tamim Bin Hamad Al Thani)が出席、トーナメントの開始を公式に発表し、次のように述べられました。「神の名において、そして神の祝福をもって、すべての代表チームが成功することを願い、FIFAアラブカップ2021の開幕を宣言します。すべてのアラブ地域の方々をドーハへの御来訪を歓迎します」

アル・ベイト・スタジアムでの試合の直後には、輸送用コンテナを主な建設資材として造られた4万人収容のスタジアム974でアラブ首長国連邦(UAE)対シリア戦が行われ、UAEが2-1で勝利を収めました。スタジアム974はFIFAワールドカップ™ の歴史で初めての、完全に解体可能なスタジアムであり、建設に使用された輸送用コンテナの数と、国際電話でのカタールの国番号にちなんで974と名付けられました。初日には他会場でも試合が行われ、アフメド・ビン・アリー・スタジアムではチュニジアがモーリタニアに5-1で勝利し、アル・ジャヌーブ・スタジアムではイラクとオマーンが1-1で引き分けました。

英語で“ホーム”を意味するアル・ベイトでは、試合に先立ちFIFAアラブカップ™ の開会式が開催され、ラーマ・リヤド(Rahma Riad) やアブドゥラジズ・ルイス(Adbulaziz Louis)、シェブ・ハレド(Cheb Khaled)によるパフォーマンスが行われました。予選および本戦に参加する23カ国の国歌のメドレーが素晴らしい振り付けや魅惑的な花火とともに披露されました。

Supreme Committee for Delivery & Legacy(伝送と遺産の最高委員会)のH.E.ハッサン・アル・タワディ(H.E. Hassan Al Thawadi)事務局長は、次のように述べています。「FIFAアラブカップは、白熱した4つの試合と来年のFIFAワールドカップで使用される2つのスタジアムのお披露目で好調なスタートを切りました。この2つのスタジアムは私たちの大きな誇りです。アル・ベイト・スタジアムはカタール文化、アラブ文化への敬意の表れであり、スタジアム974はイノベーションとサステナビリティの導き手です。世界中のファンの皆様には、アラブカップそして来年のワールドカップ期間中にこれらの最新鋭の会場を訪れることを楽しんでいただけると確信しています」

FIFAのジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は、次のように述べています。「アル・ベイトは、すべての人々が団結し、集まるためのホームであり、これはワールドカップが象るシンボルです。アラブカップは今日、来年のワールドカップで人々が集まり、世界中の人々の団結が表すことを表現しています。このような美しいスタジアム、このような象徴的なスタジアムで試合を開催することは、私たちが大切にするべきことであり、ワールドカップの成功に不可欠です」

最高委員会の運営オフィス委員長兼テクニカルデリバリーオフィス副委員長であるヤシール・アル・ジャマル(Yasir Al Jamal)氏は、次のように述べています。「FIFAアラブカップ初日にアル・ベイト・スタジアムおよびスタジアム974で試合が行われるのを目の当たりにするのは、サッカーファンそしてFIFAワールドカップの準備に携わってきた誰しもにとって、心躍ることです。来年のワールドカップの試合会場8カ所はすべて完成しており、これからより多くの試合を実施することを楽しみにしています。さまざまなプロジェクトチームや信頼するステークホルダーの皆様をはじめ、これらのスタジアムの建設実現に関わってくださったすべての方々にお礼を申し上げます」

FIFAワールドカップカタール2022 LLCのナセル・アル・ハテル(Nasser Al Khater)CEOは、次のように述べています。「開会式および試合全体を通して、アル・ベイト・スタジアムの雰囲気は驚くべきものでした。この重要な機会において、サッカーに対するこれほどまでの情熱を目の当たりにできたのは素晴らしいことであり、またそれによって私たちがホストとなる2022年のワールドカップの様子を垣間見ることもできました。FIFAアラブカップは幸先のよいスタートを切りましたが、私たちは今から12月18日の決勝戦までの間に繰り広げられるエキサイティングな試合の数々を楽しみにしています」

北部の都市アル・ホールにあるアル・ベイト・スタジアムでは、来年のFIFAワールドカップ™の期間中、11月21日の開幕戦を含む9試合が行われます。また、FIFAアラブカップ™では12月18日の決勝戦を含む5試合の会場となる予定です。

スタジアム974はラス・アブー・アブードにあり、ハマド国際空港から4kmの距離に位置しています。このスタジアムからは、壮観なウエストベイのスカイラインを眺めることができます。カタール2022ではラウンド16までの7試合が開催されます。スタジアム974ではFIFAアラブカップ™の期間中、3位決定戦を含む6試合が行われます。

カタールのFIFAワールドカップ2022™ で使用される8会場は、すべて完成しています。アル・ベイト・スタジアムおよびスタジアム974のお披露目により、来年のFIFAワールドカップ™ 決勝戦の会場であるルサイル・スタジアムがベールを脱ぐのを待つだけとなりました。ルサイル・スタジアムの主要な工事は最近完了し、最高委員会はワールドカップのちょうど1年前にすべてのスタジアムの準備が整ったと発表しています。

FIFAアラブカップ™ の残りのすべての試合は、現在もfifa.com/ticketsよりチケットが入手可能です。価格が25カタール・リヤルのカテゴリー4チケット(カタール在住者のみ購入可能)は、準決勝戦および決勝戦を除くすべての試合で多数購入可能です。すべてのチケット所有者は、fac21.qaから発行されるHay’ya Card(ファンID)の申請が義務付けられています。

【2022年サッカーW杯カタール大会伝送と遺産の最高委員会について】
2011年にカタール国によって設立されたSupreme Committee for Delivery&Legacy(伝送と遺産の最高委員会)は、同国がFIFAワールドカップ2022を主催するために必要なインフラストラクチャと開催国としての計画と運用の提供を担当しています。国の開発目標の達成に向けて、カタールおよび中東、アジア、そして世界に永続的な遺産を生み出します。また、当委員会とステークスホルダーが提供するスタジアムおよびその他のインフラは、サステイナビリティとアクセシビリティを中核にする、コンパクトでコネクトされたFIFAワールドカップに貢献します。大会後、スタジアムとその周辺施設は、地域コミュニティの活気に満ちたハブとなる予定で、構築を目指す遺産の不可欠な要素となります。当委員会は、Qatar 2022 Local Organising Committee (LOC)と緊密に連携し、世界中からカタールを訪れるサッカーファンの方々に、熱狂に包まれたエクスペリエンスとホスピタリティをお届けします。Generation Amazing、Challenge 22、Workers’ Welfare、Community Engagement、Josoor Institute設立など数々のプログラムを通じて、当委員会はサッカーの力によりカタール国内およびアジア地域のコミュニティの人と人とのつながりと、社会的、経済的、環境的発展を促します。

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