ＮＳＧグループのプレスリリース
ＮＳＧグループの全日本ウィンタースポーツ専門学校のウィンタースポーツ専攻科2年生 冨田るき選手が、2021年12月11日にアメリカ コロラド州にあるカッパーマウンテンで開催されるFISワールドカップ スノーボード2021-2022ハーフパイプ競技に日本代表として出場いたします。本大会は冬季オリンピックの代表選考も兼ねています。
写真：SAJ令和4承認第00190号
■冨田るき選手について
幼少期からスノーボードを始め、現在全日本スキー連盟強化指定選手として活動しています。2017年4月 スノーボードハーフパイプ競技 平野歩夢選手など数々のスノーボーダーを輩出している開志国際高校に入学、その後2020年4月 全日本ウィンタースポーツ専門学校へ入学しました。2022年北京で行われる五輪出場を目指し、4月～10月は学校でトレーニングを行い、現在は12月にアメリカ・カッパーマウンテンで行われるワールドカップ第一戦に向けて、スイス、オーストリア、アメリカで練習を行っています。
講師には板の開発や多くのプロを輩出してきた、新潟県スキー連盟スノーボードフリースタイルのコーチも務めた滝沢光プロがメインコーチで指導にあたります。
■全国でも類を見ない環境と施設、設備
全日本ウィンタースポーツ専門学校(以下、JWSC)は、1999年4月、新潟県妙高市に「日本初の本格的なスキー・スノーボードの専門学校」として開校し、多くのウィンタースポーツアスリートを輩出してきました。
JWSCでは、ウィンタースポーツを学ぶための最適な環境と施設のもと、年間6か月以上の長期にわたる雪上実習を盛り込んだ実技中心のカリキュラム、優れた実績を有する講師陣による指導等の専門特化した教育を実施しています。
校内施設
学校から車で30分圏内に7ヶ所もスキー場がある全国に類を見ない立地です。多彩なコース・パークで思いっきり滑ることができます。 年間最大6カ月のオンシーズンを可能にする雪に恵まれた環境が整っています。
トレーニングに関しては、スノーボードの滑走技術向上のためのスケートボード、トランポリンも授業の一環で行ないます。オフシーズンのトレーニングとして欠かせないスケートボードは、スノーボードに近い動きや体重移動など、フリーライディング(滑走)能力を向上させる目的として全学年週１〜２回行われています。
雪のない時期の練習施設として、国内最大級の全天候型屋内スケートパーク「JW－PARK」があります。R系トレーニングに最適な4連コンビプール「バタフライボール」や空中動作トレーニングの為の「ドリームジャンプ」を設置しています。また、基礎心肺能力向上のための有酸素運動を専門に行う有酸素トレーニングルームもあり、競技に集中できる環境が整っています。雪上でのトレーニングができない時期にしっかりと基礎をつけて来たるオンシーズンに発揮できるよう、取り組んでいます。
校内施設
■冨田るき選手プロフィール
父の影響で3歳からスノーボードをはじめ、保育園年中のとき、はじめてハーフパイプの大会に出場し、競技の道を歩み始める。
小学校6年でプロ資格を取得し2017年に全日本スキー連盟強化指定選手となる。
姉には同種目強化指定選手の冨田せながいる。（JWSC卒業生）
雪国に生まれた冨田姉妹は、幼少期、池の平(妙高)、杉ノ原(妙高)な地元を拠点に練習し、ハーフパイプなどの専門的な練習があった場合は高鷲スノーパーク(岐阜)、石打丸山(新潟・湯沢)X-JAM高井富士(長野)などで練習を行っていた。
写真：SAJ令和4承認第00189号
生年月日：2001年12月28日
出身地：新潟県妙高市
出身校：開志国際高等学校→全日本ウィンタースポーツ専門学校
種目：スノーボード ハーフパイプ
Sponsor：YONEX、SMITH、Columbia、CALLAfactory、SUPERfeet、SEVスポーツ、畑歯科医院
■リザルト
2020年3月 BURTON US OPEN 3位
2021年１月 LAAX OPEN 2021 8位
2021年2月 X-GAMES ASPEN 6位
2021年4月 第27回全日本スキー選手権大会 スノーボード競技 種目ハーフパイプ 3位
■冨田るき選手 コメント
大会期間中で怪我をせずシーズンを戦い切り、大会１つ１つを楽しんで自分のベストを出せればいいなと思っています。ワールドカップ以外の大きな大会である、BURTON US OPEN、X-GAMES、DEWTOUR、そしてオリンピック出場が目標で、この４つの大会は選ばれないと出られない大会なので、この４つに出場する事も目標のひとつです。現在はDEWTOUR、五輪の出場経験はありませんが、出られる可能性もあるため出場できるように頑張りたい。オリンピックについては、スノーボードをやっていない人を含め多くの人に見てもらえる機会だと思っていて、オリンピックに出場して自分の滑りも見てもらいたいし、それを見てスノーボードを始めてくれるひとが増えたら嬉しい。姉のせなとも一緒に出られるチャンスだし、ずっと共に戦ってきた相手(姉)だから一緒に出たいという気持ちもあるし、せな（姉）より順位が高くなりたい気持ちもある。
ソチ五輪の時は、ワールド回っていたけれど、オリンピックってここまで注目されて、改めてかっこいいと思って。平野歩夢くんや平岡卓くんが表彰台に上がっているのを覚えていて、五輪を少し意識し始めました。平昌五輪をみて気持ちが強くなった。せな（姉）の応援で現地にいてすごくむずむずしたのを覚えていて．．．競技者なのになんでこっち(応援席)に座っているんだろうって感じて。年齢的には出れる歳だったけど、技術がそこまでのレベルになくて．．．でも競技をやってるからこそ、観客席やだなーって思って(笑)スタート台に立ちたい、選手としての景色として見たかったなーって思いました。
五輪も含めてだけど、高校生の時に目標の４大会に出られる可能性があるなんて思ってなくて、2021年のXGAMESも、出られるとしてももっと先だと思っていて、出場できた時はビックリしました(笑)XGAMESは世界で8人しか出られなかった大会なので、このタイミングで出られてすごく楽しかったです。
■JWSC全日本ウィンタースポーツ専門学校 実績
・JWSCが輩出した有名選手
１) 藤森由香(BURTON)４大会五輪出場 所属：チームアルビレックス新潟
トリノ、バンクーバー、ソチ→スノーボードクロス 平昌→ビックエアースロープスタイル
２) 広野あさみ(OGASAKA) 平昌五輪出場 ビックエアー、スロープスタイル
所属：チームアルビレックス新潟
全日本ウィンタースポーツ専門学校
学校法人国際総合学園
所在地：新潟県妙高市原通76
学校長：関川 弘夫
URL：https://jwsc-snow.com/
