トルコ共和国大使館・文化広報参事官室のプレスリリース
トルコ共和国・文化観光省とトルコ観光広報・開発庁（TGA）は、本年10月8日から10日までの3日間、イスタンブル・パークサーキット内において『Formula 1 Rolex Turkish Grand Prix 2021（フォーミュラ 1 ・ロレックス・トルコ・グランプリ）』（トルコGP）を開催しました。昨年9年ぶりにトルコで開催された本イベントは、新型コロナウィルスを受けてカナダとシンガポールでの開催が中止になったことにより、再びモータースポー ツ界における世界最大のイベントを2年連続実現することができました。
「Formula 1 Rolex Turkish Grand Prix 2021」のSNS用宣伝動画の様子
トルコGPは、10月8日のフリー走行に続いて、9日15時～16時に予選が行われ、決勝は10日15時～17 時に世界で最も人気のある観光都市のひとつであり、2020年には1500万人の観光客をお迎えしたトルコの最大都市イスタンブルで、再び開催されました。終始霧雨が降り続くというウェットなコンディションの中、ドライバーたちは全長5.4kmのイスタンブル・パークのサーキットを58回周りました。
2005年に建設された反時計回りの本サーキットは、総工費3億ドル（約342憶円）と言われており、驚異的な「ターン8」を含む14のコーナーを備えています。ドイツ人建築家でありF1サーキットのデザイナーとして知られているヘルマン・ティルケ氏が設計した現代のサーキットの中でも最高傑作と言われているイスタンブル・パークでは、2005年から2011年までの7年間、トルコGPが開催されました。2005年から2007年にかけて3連覇を達成したフェリペ・マッサ選手は、トルコで複数回以上の勝利を収めた唯一のドライバーです。
今シーズンの16戦の予選では7度のF1王者ルイス・ハミルトン選手がトップタイムを記録しましたが、タイミングの悪いエンジン部品の交換により、トルコGPで5位となりました。チームメイトのバルテリ・ボッタス選手はこれにより、レースを勝利に導き、2020年のロシアGP以来の優勝を果たしました。2位にはマックス・フェルスタッペン選手が入り、3位にはセルジオ・ペレス選手がランクインしました。
本年4月28日、カナダGPの中止が発表され、トルコGPがその代替レースとしてF1カレンダーに戻りました。しかし、5月14日、トルコの渡航制限が続いていたため、開催前に再びレースがキャンセルされ、カレンダーの入れ替えが行われました。最後にシンガポールGPのキャンセルを受けて、トルコGPがその枠に代わってカレンダーに再び復活することが決まりました。
トルコ観光広報・開発庁（TGA）のSNSで配信されていた「Formula 1 Rolex Turkish Grand Prix 2021」の宣伝動画は本庁の公式インスタグラム（https://www.instagram.com/p/CUxcsXRh8gx/）でご覧いただけます。
トルコについて
地中海沿岸に位置し、有名なボスポラス海峡が隔てるアジアとヨーロッパを結ぶトルコは、多様な気候と文化交流の中心地であることにより、何世紀にもわたる多様な文明が反映された歴史、自然や美食を有し、一昨年には約5,000万人の観光客をお迎えしました。文化が交差するこの国は、伝統とモダンが融合した芸術やファッションに大変寛容で、またダイナミックなショッピングとエンターテイメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。トルコの詳細は公式ウェブサイト（http://www.tourismturkey.jp/）または以下のSNSをご覧ください。
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トルコ観光広報・開発庁（TGA）について
トルコ観光広報・開発庁（TGA）は、トルコの有形・無形の自然・文化・生物学的遺産、人工の所産をプロモーションすることで、国内外の観光においてのトルコのブランディングを確立させ、トルコ経済における観光投資へのシェアを高め、観光のサービスの質を向上させるために、短期・中期・長期のコミュニケーション・マーケティング活動を行っています。TGAは、現在の観光資源を世界に向けて宣伝・マーケティングを行い、トルコの観光目標を達成し、かつ潜在的な観光資源を発見・開発・活用するために文化観光省の観光戦略・政策に沿ってあらゆる宣伝、マーケティング、コミュニケーション活動を担っています。
