東京2020パラリンピック競泳日本代表の木村敬一が半生を振り返った初の自伝『闇を泳ぐ〜全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。〜』8月20日(金)発売

東京ガス株式会社のプレスリリース

2021年8月20日(金)、東京2020パラリンピック競技大会・競泳に出場予定の木村敬一選手(東京ガス株式会社所属)が初の自伝書籍『闇を泳ぐ~全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。~』を出版します。

 

木村敬一著『闇を泳ぐ~全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。~』帯付きカバー

『闇を泳ぐ~全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。~』
http://www.miraikanai.com/books/yamiwo-oyogu.html
 

  • 本書の概要

東京2020パラリンピックでの金メダル獲得が期待される競泳選手の木村敬一(東京ガス所属)が半生を振り返った初の自伝。

6歳から寮生活、12歳で上京、27歳で単身渡米−−。物心つく前に全盲となった木村は、母の機転で習い始めた水泳を武器に、自らの人生を切り開いてきた。温かく見守る両親に、盲学校で出会った個性豊かな友人たち。世界の舞台で共に戦うライバルや仲間、そして恩師。前例のないアメリカ行きをバックアップしてくれた所属企業。水泳の実力はさることながら、天真爛漫で誰からも愛されるその人柄もまた、木村にとって大きな武器となった。そんな木村は、いかにしてパラリンピック競泳界屈指のトップスイマーとなったのか。

競技者だけでなく、障害をもつ子やその家族、そして自分の置かれた環境に悩む全ての人へ。木村が歩んだこの半生の記録は、自分らしく生きていくことのすばらしさに気づかせてくれるだろう。

自著を持つ木村敬一

<目次>
◆第1章 幼少期・小学生時代 ~見えない自分と向き合った日々~
【コラム1】見えない人へのサポートについて
 道を歩く視覚障害者に対して、どんな時に、どんな手助けをすると有効なのか?どんな声かけすると怖がらないで済むのか。
◆第2章 中学・高校生時代 ~波乱万丈な東京での新生活~
【コラム2】便利になればなるほど、不便なもの
 エレベーターのボタンなど、液晶化によって位置がわからなくなる。自販機の釣り銭切れがわからないなど、健常者にとって便利でも視覚障害者には困った事態があること。一方、テクノロジーの進化で今やここまでできてしまう。
◆第3章 大学生時代 ~メダリストになった僕~
【コラム3】街の探索
 一人暮らしを始め、単身で街を歩いた話。エレベーターを降りたら、料理店じゃなかったエピソードなど。
◆第4章 社会人・大学院時代 ~続く試練、見出した希望~
【コラム4】僕の前を通り過ぎて行った、財布たち
 数々の紛失エピソードを開陳。どうして財布に縁がないのか? 今後の対策は?
◆第5章 アメリカへ ~新天地での再スタート~
【コラム5】障害者の暮らしを日米比較
 障害がある人たちの暮らしやすさは?展示や施設について日本とアメリカをくらべてみた
◆母より
◆あとがき
 

  • 著者プロフィール

木村 敬一

パラリンピック競泳選手 木村 敬一(きむら けいいち)
クラス:視覚障害 S11、SB11、SM11
所属:東京ガス株式会社 (2013年7月~)
生年月日:1990年9月11日
出身地:滋賀県    
出身校:日本大学大学院

2歳の時に病気のため視力を失う。
小学4年生から水泳を始め、単身上京した筑波大附属盲学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)で水泳部に所属し、着実に力をつけ頭角を現す。
パラリンピックは、北京2008大会、ロンドン2012大会、リオ2016大会の3大会に出場。ロンドンでは銀・銅1つずつ、リオでは銀・銅2つずつの日本人最多となる4つのメダルを獲得。
2018年から単身渡米。
東京2020大会では鍛え上げられた肉体、力強い泳ぎで自身初の悲願の金メダルを狙う。
パラ水泳(視覚障害S11クラス)50m平泳ぎ、50mバタフライ、200mバタフライの世界記録保持者。
 

  • 書籍情報

タイトル:闇を泳ぐ~全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。~
著者:木村 敬一(きむら けいいち)
発行/発売:ミライカナイ
発売日:2021年8月20日(金)
判型/仕様/ページ数:四六判/ソフトカバー/272頁
定価:1,650円(税込み)
商品URL:http://www.miraikanai.com/books/yamiwo-oyogu.html
電子版も8月下旬配信開始予定です。

※この内容は、東京ガスホームページの企業情報>ニュース>「お知らせ」にも掲載します。
https://www.tokyo-gas.co.jp/news/index.html

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