2年ぶりに「HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW PEACE MATCH」が開催!

株式会社エスエスケイのプレスリリース

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)がエキップメントパートナーを務めた「HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW PEACE MATCH」が、8月7日、広島広域公園第一球技場・補助競技場で行われた。

◾️8月6日と8月9日

2年ぶりの開催となった今年もコロナ禍の影響を受け、長崎県選抜が直前に参加できなくなったが、広島県選抜U-15とサンフレッチェ広島ジュニアユースによるピースマッチとなった。

試合前にはセレモニーが行われ、ピースマッチの発起人でもある松井一實広島市長は、「大会のタイトルにありますようにプレイフォーピース、平和を祈るということ。その気持ちで試合に臨んでいただきたい。この世界のどこかで紛争が今も続いている。平和があるということの尊さ、多くの方がつくりあげているということを頭に入れながらプレーしてもらえればと思います」と選手に語りかけた。

その後、選手と同じ中学生の田口結梨さんと的場康志郎さんは、ふたりで考え、夏休みも学校で練習を行った平和宣言を朗読。「命が簡単に奪われた原子爆弾の悲劇を二度と起こさないために、1945年8月6日午前8時15分、8月9日午前11時2分の時を忘れてはならいのです」と訴えた。

◾️サッカーができることに感謝

広島県選抜U-15の江島洋平監督は、「ちょうどオリンピックが開催されていますが、今まで5回中止になったことがあります。それは全部戦争が原因でした。76年前の昨日、8月6日に原子爆弾が落ちました。今、あなたたちはその対極にいて、安心安全にサッカーができる。サッカーができることや表現できることに感謝して、試合では勝負にこだわってプレーしてほしい」と当たり前の平和を再度実感してもらいたいと選手に語りかけた。

ヒュンメルがデザインしたユニフォームは、広島県選抜U-15だけが着用することになったが、広島選抜が着用したユニフォームの前面には原爆ドーム、背面には平和祈念像をプリント。共に平和を祈るユニフォームで、広島県選抜の選手たちは、不在となった長崎県選抜の選手の祈りを背負ってプレーした。

試合は前後半各35分で行われ、前後半に1点ずつを決めたサンフレッチェ広島ジュニアユースが2-0で広島県選抜U-15に勝利した。

■ヒュンメルについて
デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、世界で初めてスタッド付きスパイクを開発し、1923年に誕生。革靴でサッカーをしていた当時、真っ平らな靴底にスタッドを付け、グリップ力の飛躍的向上をもたらし、今までできなかったプレーを可能にしました。そこで重過ぎるために理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、ブランドネーム&ロゴに採用。90年の歴史を経て、現在は“Change the World Through Sport.” (スポーツを通して世界を変える)をミッションに、独自のブランドストーリーを展開。新しいチャレンジを続けています。
 【OFFICIAL WEBSITE】http://hummel.co.jp
 
 

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